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メタバース研修とは?メリットや具体的な活用事例を解説

2024年06月19日

メタバース研修とは?メリットや具体的な活用事例を解説

近年、ビジネスの世界では「メタバース研修」に注目が集まっています。

メタバース研修とは、オンライン上の仮想空間を利用して行う研修のことです。

メタバースと人材教育の相性が良いことから、社内研修にメタバースを活用する企業は増えています。

本記事では、メタバース研修の概要や、メタバースを研修に活用するメリット・活用例などをご紹介します。

これから解説する内容をしっかりと理解し、自社の研修目的と比較して、メタバースを有効活用した研修を行いましょう。

この記事の監修者

川畑専務

川畑 翔太郎SHOTARO KAWABATA

株式会社UZUZ COLLEGE代表取締役

九州大学卒業後、現LIXILに入社したのち株式会社UZUZに参画。2,000人以上のキャリア支援に携わり、現在はITスクール運営やリスキリング転職支援を行う「UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)」の代表を務める。「誰もがウズウズ学びながら働ける世の中をつくる」ことをミッションに、様々な事業を展開。

メタバース研修とは 

メタバース空間を活用した研修のことを「メタバース研修」と呼び、新しい学習体験を提供する有力なツールとして注目を集めています。

そもそもメタバースとは、現実世界と仮想世界が融合した「3次元の仮想空間」のことです。

メタバースには、VRゴーグルを装着する形式だけでなく、PCやスマホを使用して3D映像を閲覧したり、アバターを介してコミュニケーションを図るものも含まれます。

以下は、メタバース研修の具体的なイメージ画像です。

メタバース 研修 記事内画像

研修対象の社員と担当の講師が「アバター」と呼ばれる自分の分身を使用し、実際のオフィスのようなメタバース空間に入って研修を行います。

これまで主にゲーム業界で用いられていたメタバースの技術が、社内研修としてビジネスの世界にも用いられるようになったのには、次のような理由があります。

  • アバターを通した体験型の学習が可能
  • 参加者同士がアバターを介して交流できる
  • 場所を選ばず参加できるため、交通費がかからない

従来のオンライン研修と比較して、没入感のある体験学習が可能なことから、受講者の集中力が持続しやすい点もメタバース研修の特徴です。

研修へのメタバースの活用が注目される背景

社内研修へのメタバース活用が注目されている背景には、メタバースと教育分野の相性の良さがあります。

もともと、メタバースの元である「VR」は、パイロットのフライトシュミレーターなど、教育を行う場所を想定して開発された技術です。

3D空間であれば、テキスト教材から得られる情報以外のものも直感的に伝えやすく、受講者の高い学習効果が期待できます。

また、アバターを通してリアルな体験を伴う学習が行えることから、企業研修でのメタバース活用に大きな可能性が見出されているのです。

メタバースを研修に活用するメリット

ここからは、メタバースを研修に活用するメリットについて解説します。

  • 講師や受講者との交流がしやすく主体的に学べる
  • 没頭しやすく受講者が飽きない
  • 学んだ内容の定着率が高い

近年注目が高まっているメタバースは、社内研修に多くのメリットをもたらします。

講師や受講者との交流がしやすく主体的に学べる

メタバース研修では、オンライン研修の課題である「受け身の受講」を回避できる点が、大きなメリットといえます。

また、メタバースを活用することで、シームレスで効果の高いグループワークの実施が可能です。

WEB会議でのグループワークは、グループ分けに手間がかかったり、リソース共有が制限されるなどのデメリットがあります。

しかし、メタバース上なら離れた場所にいる人と容易にグループを組め、ツールの切り替えもスムーズに行えるため、集中してグループワークに取り組めます。

アバターを介したコミュニケーションでは、心理的な安全性が保たれ、活発な意見交換や交流がしやすくなるでしょう。

メタバース研修は、能動的かつ双方向の学習が促進され、結果として学習効果が高まることが期待できます。

メタバース 画像

以下の記事では、オンライン研修の種類やそれぞれのメリットなどについて解説しています。

メタバース研修の実施を検討している企業の方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

没頭しやすく受講者が飽きない

メタバース研修は、仮想空間に入り込んで受講するため、ゲーム感覚で楽しみながら学習に取り組めます。

従来のオンライン研修では「単に画面を見るだけ」となってしまうことも多く、集中力やモチベーションが維持しづらいという課題がありました。

しかし、メタバース研修であれば、まるでその場にいるかのようなリアルさを味わえるため、集中力が保ちやすい分、高い研修効果が期待できます。

メタバース研修は、新しい体験型学習であることから、受講者を研修に没頭させ飽きさせにくいというメリットがあるのです。

学んだ内容の定着率が高い

メタバース空間を使用した学習は能動的になりやすく、アクティブ・ラーニングとなることから学習内容の定着率が高まります。

従来のオンライン研修では、講師からの一方向的な知識伝達が中心でしたが、メタバース研修では、アバターを操作しながら疑似体験を重ねることが可能です。

講師や他の受講者とディスカッションを行ったり、グループワークを通じて自ら考え実践することで、自発的な学習を促せます。

メタバース空間内で実体験しながら学ぶことで、受動的な学習と比べて、知識の定着が早いといえます。

メタバース研修の活用例

メタバースを研修に活用するメリットを理解したところで、ここからは具体的な活用例を見てみましょう。

  • 接客マナー研修
  • 安全研修
  • エンジニア研修

社内研修の実施を検討している企業の方は、自社の研修目的に合わせてメタバースがどのように活用できるか考えながらご覧ください。

接客マナー研修

アパレル業界や小売店では、接客のトレーニングとしてメタバースを取り入れている企業も多いです。

例えば、メタバース空間に実際の店舗と同様のレイアウトを再現し、そこにアバターの客を出現させます。

受講者たちは店員役と顧客役とでアバターを使い分けながら、状況に応じた適切な接客を疑似体験します。

挨拶からレジ会計まで一連の接客演習を行うことで、接客やマナーの基礎を学ぶことが可能です。

また、顧客からの質問に対する受け答えやクレーム対応、外国人観光客への対応など、様々な状況・客層に合わせた対応力が身に付きます。

このように具体的なシチュエーションを想定した研修を行うことで、現場の緊張感や臨場感を味わえるだけでなく、実際に接客する際の心構えができるのです。

安全研修

メタバースは、安全研修にも活用されています。

その具体例として、航空業界ではメタバース空間で機内の緊急事態を再現し、訓練を行っています。

メタバースのVR技術を用いることで、現実では体験するのが難しい状況を再現できるため、機内火災や急減圧などの危機的状況を疑似体験することが可能です。

緊急事態をリアルに体感しながら研修を行うことで、実践的なスキルや対応方法を身に付けられます。

万が一、現実世界で非常事態に陥った時、冷静な判断と行動を取ることにつながるでしょう。

エンジニア研修

自社エンジニアの研修においても、メタバースの活用は有効です。

従来のエンジニア研修では、講義が中心となり受け身の学習になりがちでした。

しかしメタバースなら、アバターを介した双方向のコミュニケーションが可能であるため、研修への集中力が高まります。

また、アバターで個々の参加状況や理解度が把握できるため、受講者側は質問する講師を選べたり、講師側は受講者のレベルに合わせて適切な回答ができるでしょう。

さらにメタバースでは、講義を受講するだけでなく、仮想空間上でチームを組み実際にアプリ開発を行うことも可能です。

エンジニアはチームを組んで業務を進めることが多いため、メタバースで実践経験を積むことで、コミュニケーションスキルや問題解決能力の向上も期待できます。

以下の記事では、オンライン研修の種類やそれぞれのメリットなどについて解説しています。

エンジニア研修やメタバース研修の実施を検討している企業の方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

メタバースを活用したエンジニア研修ならウズカレBizへ!

メタバースは元々、ゲームやコミュニケーション分野での活躍が主流とされていましたが、現在では企業研修への活用も期待されています。

仮想空間という特徴を活かして、テキストだけでは理解しにくかったものを直感的に学べたり、アバターを通してリアルな業務を体験することで、実践的なスキルが身に付きます。

従来のオンライン研修では、受け身の学習になりがちでしたが、メタバースを取り入れた研修では、受講者の積極的な参加が期待できるでしょう。

弊社UZUZは、メタバースを活用したオンライン研修サービス「ウズカレBiz」を提供しています。

メタバース以外にも、ウズカレBizを利用するメリットは多く、具体的には以下が挙げられます。

  • YouTube高評価率95%の教材コンテンツを利用したeラーニングシステム
  • 未経験者の育成に特化した経験豊富な講師陣
  • 毎月開催しており1名からでも参加可能
  • 研修終了後も復習用に講義動画が閲覧可能
  • 助成金の活用によるコスト削減(実質負担額48,000円~)

自社の社員に「実践的なスキルを早期に習得して欲しい」「集中力を保ちながら能動的に学んで欲しい」と考える企業には、おすすめといえます。

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