インフラエンジニアになるためにスクールに通うかどうか、迷っていませんか?
スクールについては賛否両論ありますが、未経験からインフラエンジニアを目指すなら通う価値はあります。本記事ではスクールに通う意味や、スクールの選び方について解説しているので、これからインフラエンジニアになりたい方は、ぜひ参考にしてください。
インフラエンジニアとは「ITインフラ」と呼ばれるサーバーやネットワークを設計・構築・運用・保守する仕事です。さらに、分野ごとに「ネットワークエンジニア」「サーバーエンジニア」と呼ばれる職種に分かれています。
「ネットワークやサーバーがいまいちよく分からない」という方に向けて、それぞれの定義をお伝えします。
インフラエンジニアはIT業界の中でも、未経験からなる人が多い職種です。そのため「スクールに通う必要があるのか?」とよく議論の的になっています。
そこで本記事では、未経験からインフラエンジニアを目指す人がスクールに通う意味と、どんな観点でスクールを選べばいいのかについて解説しました。
これからインフラエンジニアを目指したい人は、ぜひ参考にしてください。
監修者:川畑 翔太郎 ITリスキリングサービス「ウズウズカレッジ」を運営する「UZUZ」の専務取締役。九州大学卒業後、現LIXILに入社。その後UZUZに参画し、2,000人以上のキャリア支援を行う。現在はウズウズカレッジ事業の責任者を担当。 |
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よく話題となる「インフラエンジニアにスクールは必要なのか?」という議題ですが、結論、通った方がメリットが大きいでしょう。その理由は以下の3つです。
以下、それぞれの理由について解説していきます。
スクールに通うことで、スキルを短期間で学べます。
たしかに、インフラエンジニアの学習内容は「独学でも学べる分野である」ことは間違いありません。
しかし、スクールと独学では、知識やスキルの習得スピードが大きく異なります。
例えば「独学だと6か月かかるが、50万円のスクールに通えば3か月で習得できる」といった場合、スクールに通う価値はあるでしょう。なぜなら、スクール代を支払ったとしても3か月早くインフラエンジニアとして就職できるため、3か月間の給料でスクール代を回収できるからです。
さらに、独学でスキルを習得して就職する人よりも3か月多く実務経験が積めます。
これらの観点で考えると、スクールに通って早くスキルを習得するのは、大きな意味があるでしょう。
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スクール内で資格に関連する知識が身につくため、実務に活かせる資格を習得しやすい点もメリットです。
インフラエンジニアに関連する代表的な資格は「CCNA」「LinuC」「AWS」の3つです。以下、それぞれの資格の概要をまとめました。
これらは未経験からインフラエンジニアを目指す際に、ぜひ習得したい3大資格といえるでしょう。
スクールに通うと、インフラエンジニアの就職活動にも有利にはたらきます。なぜなら、スクールでは実習もできるからです。
インフラエンジニアをはじめとするIT系職種は、アピールできる実績がある人ほど就職活動が有利です。スクールでの学習内容をポートフォリオとして実績を提示できるのは大きな強みになるでしょう。
また、スクールに通っていれば、講師にキャリア相談もできます。求人の選び方についても経験豊富な講師からアドバイスをもらえるので、失敗しない就職先選びができるのも有利な点です。
中には転職サポートまで行っているスクールもあるので、就職活動が不安な方はこういったサポートがあるかもチェックしてみてください。
先ほど「インフラエンジニアを目指すなら、スクールに通うのがおすすめ」とお伝えしました。
一方で「インフラエンジニアを目指すのにスクールは不要」といった声もあり、そういわれる理由は以下の2つです。
それぞれの理由を解説していきます。
インフラエンジニアの求人は「未経験者歓迎」のものが多いため「わざわざスクールに通う必要がない」と言われがちです。
インフラエンジニアに未経験者歓迎の求人が多いのは、以下の理由があります。
これらの理由により、インフラエンジニアは完全未経験から就職する人も多く、その結果「スクールは不要」と言われがちです。
現在インフラエンジニアとして活躍している人の中にも「スクールに通わなかった」という人は一定数います。
というのも、インフラエンジニアの学習内容は、プログラミングのように基礎段階でつまずくと全く先に進めない分野ではありません。そのため、未経験からでも働ける「監視・ヘルプデスク」や「運用・保守」の業務で経験を積み、終業後や休日に独学でスキルを学び、働きながら徐々にスキルアップする人もいます。
これが「インフラエンジニアはスクールに通う必要がない」といわれる大きな理由です。
余談ですが、独学でスキルを習得する人がやっている勉強方法が「動画学習」です。以下のような「動画教材」があれば、独学でも比較的スムーズにスキルの習得が進むでしょう。
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インフラエンジニアのスクールに関する両方の意見を紹介しました。
それでも「着実にスキルを身に着け、自信を持って就職したい」と考える人は、スクールに通うことをおすすめします。
インフラエンジニアに関するスクールは、無料のものと有料のものに分かれますが、ここではそれぞれの特徴、メリットとデメリットについて紹介します。
無料のスクールのメリットは、何と言っても「お金をかけずにスキルを習得できること」でしょう。本来お金を払わないと学べないスクールが多い中、これは大きなメリットです。
反対に、以下のようなデメリットもあるので注意しておきましょう。
1番知っておきたいポイントは「無料のスクールはどこで収益を得ているのか」という点です。無料スクールの経営は、就職先となる企業を紹介し、企業から紹介料をもらうことで成り立っています。
つまり、紹介したい企業が求めるスキルをカリキュラムに入れるため「こちらが希望するスキルが学べない」といった意見をよく聞きます。また、卒業生が提携先の企業に就職しないと収益が発生しないため「紹介した企業以外に就職した場合は違約金が請求される」スクールもあります。
無料スクールの中でも条件は様々なので、よく確認してから選ぶようにしましょう。
有料スクールのデメリットは、文字通り「有料であること」です。基本的には数十万円単位のお金が発生するので、慎重に選ばなければなりません。
反対に有料スクールには、以下のようなメリットもあります。
まず、お金を払って学ぶ教材なので、教材開発担当により常に改善が成されており、品質が高いという特徴があります。
サポート面でも大きな差があり、有料スクールでは無料スクール以上に手厚い個別での学習サポートが用意されています。
そして、何と言っても最大のメリットは「就職先が自由に選べる」という点でしょう。インフラエンジニアとしてのキャリア形成を考えた時に、どんな環境で働くかは最も重要です。自分の将来から逆算した就職先選びをしていきましょう。
ここまでの内容を踏まえて、特徴別におすすめのスクールを3つ紹介します。
以下、各スクールの特徴を解説していくので、スクール選びに迷っている方は参考にしてください。
最初に紹介するのは、インフラエンジニアを目指す方におすすめな弊社の「ウズウズカレッジ」です。「CCNAコース」と「LinuCコース」がインフラエンジニア向けのコースとなっており、どちらもインフラエンジニアにとって必須資格を取得できます。
講座はすべて動画になっているので、全国どこからでも、自分のペースで学習を進められます。
最大の強みは「1on1での担任講師」がつき、オリジナルのカリキュラムにてサポートすることです。これは未経験からインフラエンジニアを目指す人にとっては、心強い制度といえるでしょう。
さらには、IT専門エージェントによる就業サポートも行っており、就職に関する不安を減らせるのも大きな魅力です。
「GEEK JOB」は、無料で学びたい方におすすめのスクールです。
無料スクールとは思えないほど、高い実績を誇っています。また、サーバー・ネットワーク・クラウドとインフラエンジニアに必要な知識を幅広く学べる点も魅力です。
ただし、以下3つの注意点もあります。
無料スクールの条件かつ上記3つの条件を満たせる方には、おすすめできるスクールです。
次に紹介するのは、サーバーエンジニアを目指す方におすすめできる「KENスクール」です。
KENスクール1番のおすすめポイントは「より実務に基づいたカリキュラム」という点です。実際の現場に限りなく近い実機環境で学べるため、卒業後も安心して就職できます。
最も身近なコースは「ネットワーク速習コース(速習CCNA+Linuxレベル1取得コース)」で、受講期間は6か月、料金は408,100円です。決して安くない金額ですが、有料ならではのメリットを最大限活かせるスクールといえるでしょう。
以上、インフラエンジニア向けのスクールに通う意味とスクールの選び方について解説しました。
さまざまな意見があるものの、これからインフラエンジニアを目指す人にとって、スクールに通うことは大きな意味があります。
自分に合うスクール選びさえできれば、費用面もデメリットになりません。
先ほど紹介した通り、弊社UZUZも「ウズウズカレッジ」というインフラエンジニア向けのスクールを提供しています。
ネットワーク分野の専門資格「CCNA」取得を目指すコース
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受講するかどうかは、無料カウンセリングを受けてから判断することもできるので、少しでも気になった方は一度お気軽にお問い合わせください。
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