この人にインタビュー
AKKODiSコンサルティング株式会社
コンプライアンス推進部障がい者採用推進グループ
三瓶百合子様
「日本企業を、世界企業へ、現場変革から。」というビジョンを掲げ、現場変革の力により、生産性向上とデジタル技術を駆使したビジネストランスフォーメーションの支援を行う。
幅広い分野のエンジニアを擁しており、従業員は約10,000人に上る。
https://www.akkodis.co.jp/
ご利用いただいたサービス
ご利用いただいたサービスについて教えてください。
- 三瓶様
- 入社後にITスキルの基礎知識を身に着けるため、ITグループ研修サービスをスポットで利用させていただいています。
2023年は未経験のインフラエンジニア189人、2024年5〜6月には障がい者採用枠で入社した未経験のエンジニア3人に対して、教育研修をお願いしました。期間はいずれも1ヶ月間でした。
サービス導入前の課題
ITグループ研修サービスを利用される前、どんな課題がありましたか?
- 三瓶様
- 通常は社員の教育研修すべてを自社で行っていますが、新卒社員が集中して入社する春の期間、特に4〜6月にかけては、教育研修チームは新卒入社研修の対応に追われています。
そのタイミングでキャリア採用や障がい者採用の入社が決まることも当然ありますが、そういった場合にどう対応するかが当社の課題でした。
教育研修ができない場合は入社日の調整が必要になるため、信頼できるITスキルの教育研修企業を探しました。
サービス導入の決め手
ウズカレのサービスを導入した決め手は何でしたか?
- 三瓶様
- 2023年に一般雇用の未経験者189人に研修していただいた際、窓口担当の方がとても親身に調整や相談に対応いただいていたので、今回もお願いしようという話になりました。
そして何より、ウズカレのITグループ研修サービスは「質のいい研修をスポットで利用できる」ということが大きな魅力です。
春の繁忙期のみ人手が足りない当社にとって、とてもありがたいサービスでした。おかげで入社日を調整することなく、順調にスキル習得を進められたので本当に助かりました。
他に使いやすかった点はありますか?
- 三瓶様
- 私は障がい者採用の部門の担当ですが、少人数でも研修可能だった点も決め手でしたね。ウズカレには、複数の企業から新入社員が参加する集合研修もあったので、受講者が1人でも参加することができました。
おかげで、スムーズにITスキルの基礎を身に着けることができました。
導入後に実感している効果
サービスを利用されて、どんな効果を感じましたか?
- 三瓶様
- 当社が障がい者枠で採用しているのは精神面に特性がある方がほとんど。ITスキル研修では、サーバー周りやネットワーク周りの基礎知識を学びますが、それぞれの理解度を確認しながら進めてもらえたので良かったなと思います。
ウズカレに依頼した教育研修は1ヶ月間だったのですが、3人のうち1人は研修後にLinuxの資格を取得しました。そして全員がスキル習得につまずくことなく、スムーズにお客様企業に配属されたので、教育研修の効果には非常に満足しています。
今後の方針・目標
採用や育成に関して、今後の方針はありますか?
- 三瓶様
- 当社は、エンジニア枠での障がい者採用を始めて3年になります。当初は全社的に「どのような対応が適切なのか分からない」という雰囲気もあったのですが、障がいへの理解を促す社内研修も行った結果、今では障がいの有無に関わらず働きやすい職場になってきたと感じます。
これからも、積極的に障がい者雇用枠でのエンジニア採用に取り組んでいく予定ですが、「障がいがあるからこそ手に職をつけてほしい」というのが本音です。というのも、
今もこれからも、エンジニアは「いないと困る専門職」「必要とされる専門職」です。とても将来性がある仕事です。だから、障がいがある方こそエンジニアを目指していただきたいですし、そのために当社は未経験でもエンジニアにチャレンジできる環境を用意しています。
現在エンジニアとして働いている障がい者の方の様子はどうですか?
- 三瓶様
- 皆さん、とても生き生きと働いていらっしゃいます。未経験からエンジニアになれた喜びを感じるとともに、しっかり勉強していることにより、プロフェッショナルな領域で貢献できていることが自己肯定感につながっているようです。
みなさんとても向上心をお持ちで取り組んでいるので、社内でこれからもしっかりサポートしたいと思います。
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