

大学は文学部のフランス文学科へと進学しました。
元々、英語に触れることや本を読むことが好きで。「せっかくなら新しい言語を学びたいな」とフランス文学を選びました。これだけ聞くとすごく真面目な学生のようですが、実際の大学生活はかなりマイペースなものでした(笑)。
今でも覚えているのが、入学式の翌日、初めての授業に向かった時のことです。
友達と自転車で大学に向かっていたのですが、上り坂を避けて迂回路を探しているうちに道に迷い、気づけば誰もいない公園に到着していて。「あ、もう授業には間に合わなさそうだね。じゃあ、今日はこの公園で過ごそうか」と、初日からそんな調子でした。
その後ものんびり構えていたら、目星を付けていたサークルに入りそびれたり……。代わりに飲み会がメインのフットサルサークルに参加しつつ、居酒屋のアルバイトに明け暮れては、バイト仲間と朝まで楽しく語り明かすような毎日を過ごしていました。
そんな調子だったので学業は常に進級ギリギリ。1年生から2年生に上がる最低必要単位「20単位」に対し、私の単位取得数は「21単位」と、本当に瀬戸際のところで留年を回避する学生生活でした。
大学3年生になり、周囲が一斉に就活を始める時期になっても、私は「卒業はまだ先だしなんとかなるだろう」と驚くほど危機感がありませんでした。
というより、当時は就活よりも「まずは無事に卒業する」という最優先課題に追われていまして……。単位を取るため必死になって講義へ通い詰めていたので、将来について具体的に考える余裕は正直1ミリもありませんでした。
その後なんとか無事に卒業が決まり、4月が目前に迫ったタイミングで、ようやく仕事が決まっていない現実に気づきました。
私の地元は栃木県で大学は東京。卒業と同時に、東京の賃貸マンションの家賃は自分で払わなければなりません。「働かなければ家がなくなる、マズい!」と猛烈な焦りを覚え、必死になってネットで「既卒 就職」と検索し始めました。
藁にもすがる思いで大手エージェントに登録したものの、事はそう簡単には進みませんでした。時期的なこともあり「うちは新卒がメイン。既卒の方にご紹介できる求人はほとんどないですね」と、非常にシビアな現実を突きつけられてしまったのです。
目の前が真っ暗になり、絶望しながら家でもう一度検索。そこで偶然引っかかったのが、当時設立されたばかりの「UZUZ(ウズウズ)」のサイトだったんです。
ホームページを見つけて会員登録をすると、すぐに電話がかかってきて面談の日程が決まりました。
そして迎えた面談当日。オフィスで待っていたのは、当時副社長だった岡本(現・UZUZ代表取締役社長)でした。私は自分の状況を自覚していたので、とにかく必死に想いをぶつけました。
すると、私の話をじっと聞いていた岡本が「ウチ、受けてみる?」と言ってくれて。二つ返事でありがたくお受けし、無事内定。UZUZへの入社を果たすことができました。
当時のUZUZは、創業2期目で社員がまだ5人しかいない超ベンチャー企業。右も左もわからない私を、岡本や川畑(現・UZUZ COLLEGE代表取締役社長)、当時のメンバーが熱心に指導してくれました。
特に印象に残っているのが、当時会社で行っていたブログの執筆に苦戦していた時のことです。岡本が私に「ブログを書くといった“日々の行動”は自分の意志でコツコツ続けられるよね。まずは今の自分にできる約束を、一つずつ守っていくことから始めてみよう」と、ビジネスパーソンとしての基本的な姿勢を真摯に説いてくれたんです。
どこか学生気分が抜けていなかったことを自覚し、その後はプロとしての責任感を少しずつ育みながら、会社メンバーからの期待になんとか応えようと毎日一生懸命業務に向き合いました。
そうやってキャリアアドバイザーとして2〜3年ほど経験を積んだ後、組織が本格化していく中で「新しいことに挑戦したい」と考えるようになり、思い切って立ち上げ期の「カスタマーサクセス部門」へ異動したんです。
そこで2年ほど業務を行い、さらにその後ゼロから「広報部門」の立ち上げを任されることになります。「広報って何をすればいいの?」というレベルからスタートし、当時上司だった川畑と二人三脚で泥臭くメディアへのアプローチを続けました。
その結果、日本経済新聞などの主要紙をはじめ、テレビ東京「WBS」やNHK「クローズアップ現代」といったテレビ番組、各種ニュースメディアなど、数多くのメディアに取り上げられるまでに。地道な発信が実を結び、段々と大きな取材を獲得できるようになっていきました。
そうして広報業務が軌道に乗ってきた2017年の春、突如夫のニューヨーク転勤が決定。さすがに辞めないとダメか……と川畑に相談したところ、なんと「向こうでできる仕事をリモートで続けよう!」と言ってもらえたんです。その結果退職せずに、資料作成などの事務作業を続けさせてもらえることになりました。
途中で育休などを取得しながら、5年間の海外生活を経て2023年に帰国・復職。その後、2人目の育休中に会社が分社化され「UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)」が設立されることになります。
育休中に分社化の話を聞いた際、移籍に対する不安は一切ありませんでした。
ずっと川畑の部下として働いてきたこともあり「また一緒に同じチームで仕事がしたい」と思っていたので、私にとってはごく自然な選択だったんです。
振り返ると大学時代の4年間、何もせずに温存され続けていた私のエネルギーが、UZUZという会社に出会ったことで一気に爆発したのだと思います。あの時、大手エージェントからの門前払いで心が折れ地元に帰っていたら、きっと別の道を歩んでいたでしょうし、今の私はいなかっただろうなと。
何もなかった私を拾い、ビジネスのいろはを教えてくれ、どんな時も並走してくれたUZUZグループの仲間たちには感謝の気持ちでいっぱいです。
現在は、分社化したUZUZ COLLEGEの「1人管理部」として、総務や経理、法務などを幅広く担当しています。
実は、管理部の仕事はまったくの未経験からのスタートだったんです。
私が育休から復帰するタイミングで、前任の方が急遽退職されることになりまして。たまたまポジションが空いたところに、バックアップとしてサポートに入ったのがきっかけでした。気づけばそのまま、UZUZ COLLEGE初の1人管理部になっていたので、私自身が一番びっくりしています(笑)。
1人で管理部を回すのは大変そうに見えるかもしれませんが、実はすごく心強い味方がたくさんいて。決算対応や契約書チェックなど専門性が高い作業は、UZUZホールディングスに在籍している管理部が、プロとして徹底的にバックアップしてくれているんです。
“管理部”というのは、会社を守るためにどうしても慎重になり、ブレーキをかけがちになるポジションだと思うんです。でも、UZUZ COLLEGEは十数名のベンチャー企業。だからこそ、スピード感を絶対に抑えたくないなと。
ホールディングスを頼りつつ、私自身はできるだけブレーキをかけずに現場に寄り添い、並走する。その絶妙なバランスを取ることを、いつも一番に意識して業務に臨んでいます。
一番記憶に残っているのは、UZUZ COLLEGEのメンバーみんなで行ったベトナムへの社員旅行です。
実は、ニューヨーク生活に加え2度の育児休暇を取得していた私にとって、なんと約10年ぶりの社員旅行でして!UZUZグループにい続けているとはいっても、今回は10年分の変化もあり感慨深さがとにかくすごかったです。
旅行では、業務が忙しく普段はなかなか話せないメンバーと、お酒を酌み交わしながら「いつもどんな想いで働いているのか」をじっくり語り合えたのが良かったですね。一人ひとりが高い目標を持って仕事に向き合っていることが改めて分かり、胸が熱くなる瞬間が何度もありました。
「この会社をもっと大きくするために管理部の私に何ができるだろう?」と、私自身の仕事へのモチベーションも確実に上がった最高の時間でした。
管理部として働く上で一番大事にしているのは、「スピード」と「慎重さ」のバランスです。
実はUZUZ COLLEGEの中で、私は唯一「売上に直接関わらない」ポジションでして。未経験で入った当初は「絶対にミスしちゃいけない!」と焦り、確認に時間をかけすぎた結果、周囲の工数を奪ってしまうという失敗もありました。
そんな時に考え方が変わったのが「ミスをゼロにするのは無理。それよりも被害が大きいミスを防ぐための優先順位をつけよう。次に同じ間違いを繰り返さなければ大丈夫」という、UZUZ COLLEGEのカルチャーでした。
それからは肩の力を抜き、致命的なリスクだけを徹底的に防ぐ割り切りと、ベンチャーならではのスピード感を両立できるよう意識しています。
また、私はUZUZ COLLEGEの中では新参者ですが、実は「UZUZ歴」で言うと川畑の次に長いんです。だからこそUZUZグループならではの熱さや魅力的なカルチャーを、この新しい組織にもしっかり受け継ぎ、繋いでいく役割を果たしたいなと思っています。
守るべきものは守りつつ、スピード感とUZUZグループらしさを繋いでいく。それが私の大切なミッションです!
今後の目標は、AIなどのテクノロジーの力を借りながら、ルーティンとなる事務作業をどんどん効率化していくことです。
そこで空いた時間を使って新しいことに挑戦し、その時々のUZUZ COLLEGEに本当に必要な業務を柔軟に巻き取っていきたいと考えています。
UZUZ COLLEGEには「できることを増やして、お金と思い出を増やす」という素敵なミッションがあります。私自身もできることを増やして、会社と一緒に大きく成長していきたいですね。
実は、これまでのキャリアを振り返っても「これがやりたい!」という明確な目標を持っていたことって、そう多くはなくて。ひたすら目の前の環境に飛び込み、たまたま巡り合えた仕事を全力で楽しんできたら、いつの間にかこの場所にいました。
そうして出会えたUZUZ COLLEGEが私は本当に大好きですし、一緒に働くみんなにも「この会社、やっぱり楽しいな」と感じてもらいたいなと思っています。
何でもやるスタンスで変化を楽しむ。UZUZ COLLEGEの温かい文化を守り、次の世代へと繋ぐ。そうやって管理部という枠だけに収まらない、会社に貢献できる存在であり続けたいです。

UZUZ COLLEGE編集部です。就活情報やUZUZ COLLEGEの最新情報を定期的に発信していきます。