UZUZグループは、「ブルーカラー・施工管理職」に関する意識調査を行いました

6割以上が「就職先としてまったく考えられない」と回答

第二新卒・既卒・フリーター・新卒を中心とした20代若手に特化した就業支援事業を運営するUZUZグループ[本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 啓毅]は、Z世代の若者たちを対象に「ブルーカラー・施工管理職に関する意識調査」を実施いたしました。この実態調査は、定期的に自社ユーザーにアンケートを取ることでデータを収集し、公開しています。

調査の背景

AI(人工知能)が本格化する時代を迎え、AIでは代替が難しい「ブルーカラー」職種のニーズは将来に向けて非常に強いと予測されています。
 
中でも建設業における「施工管理職」は、現場の司令塔として20代で年収500万円以上も十分に狙える、高給・好条件を目指しやすい専門職の代表格です。

 

さらに近年は「2024年問題」を背景に、業界を挙げて残業削減や週休2日制の導入など、労働環境の改善がかつてないスピードで進められています。
 
しかし、こうした「将来性の高さ」や「労働環境のポジティブな変化」は、Z世代の求職者に届いているのでしょうか。
 

本調査では、深刻な人手不足が続くブルーカラー職種に対するZ世代のリアルな意識を浮き彫りにすべく、好条件を提示しやすい「施工管理職」をモデルケースとして取り上げ、就業意欲やイメージに関する実態調査を実施しました(有効回答数:457)。

調査結果サマリー

20代で年収500万円でも「施工管理職を希望する」は0%

  • ブルーカラー職種全般に対し、6割以上が「条件や職種を問わず、まったく考えられない」と回答しており、若者層における根強い敬遠傾向が明らかになった。
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  • 「施工管理職」の認知度は約7割に上るが、労働環境の改善等の「ポジティブな状況変化」を知っている割合は約2割にとどまった。
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  • 20代で年収500万円を目指せる条件であっても、施工管理職を「希望する」と答えたZ世代は0%だった。
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  • 本設問すべてにおいて男女間で回答に有意な差は見られず、性別を問わずZ世代全体でブルーカラー職種への根強い敬遠傾向があることが浮き彫りになった。

専門家コメント

年収500万でも希望0%。迫るインフラ崩壊の危機

AI時代において将来性が見込まれ、企業側も待遇改善を急いでいるブルーカラー職種ですが、Z世代の求職者には「労働環境が改善されている」という事実が十分に伝わっていません(21.9%しか認知していない)。

 

特に「20代で年収500万円」という比較的好条件を提示しても「希望する」が0%、「希望しない」が75.7%に上った事実は、単なる給与アップだけでは覆せない、若者たちの根強い心理的抵抗感があることを示しています。

 

もしこのまま若年層のブルーカラー・建設業離れが続けば、その影響は企業の「人手不足」にとどまりません。

 

道路や橋梁、水道といった生活インフラの老朽化に対応できず、災害時の復旧作業も遅れ、物流や一次産業を含めた日本社会の基盤そのものが維持できなくなる「インフラ崩壊の危機」に直面します。

 

近い将来、「予算はあるのに、現場で直してくれる人がいないためインフラが崩壊していく」という事態が現実のものになりかねません。

 

この最悪のシナリオを回避するためには、業界と企業側の抜本的な意識改革と発信が必要です。

 

給与や休日といった労働条件のホワイト化を急ピッチで進めるのは大前提としつつ、ドローンやAIを活用した「スマートな現場(テクノロジー化)」への移行をアピールし、従来の「3K(きつい・汚い・危険)」というネガティブイメージを払拭する必要があります。

 

さらに、社会を根底から支える「エッセンシャルワーカー」としての誇りや、現場ならではのダイナミックなやりがいを、若者の価値観に寄り添った形で強力に発信していくことが急務だと言えます。

横スライドで閲覧が可能です。

UZUZグループ 専務取締役/川畑 翔太郎
 
1986年生まれ、鹿児島出身。高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。

大学卒業後、住宅設備メーカーINAX(現:LIXIL)に入社。

2012年UZUZ立ち上げに参画。 第二新卒・既卒・フリーターの就活支援実績は累計2,000名を超える。

2024年2月より、株式会社UZUZ COLLEGE代表取締役。

現在、東洋経済オンラインにてキャリア・人材育成関連の連載を行う。

Q1. 「ブルーカラー」と呼ばれる職種についてどのような印象がありますか?【単一回答】

  • 条件や職種を問わず、就職先としてはまったく考えられない:294(64.3%)
  • 賃金や勤務時間など条件が良ければ検討したい:96(21.0%)
  • AIが進化しても当面人間にしかできない職種には将来性を感じる:53(11.6%)
  • 身体が元気な年代のうちは就職先の候補に入れたい:14(3.1%)

Q2. 建設業に「施工管理職」という専門職があることを知っていますか?【単一回答】

  • 知っている:322(70.5%)
  • 知らない:135(29.5%)

Q3. 施工管理職を取り巻く状況の変化(人材ニーズの向上、労働環境の改善)を知っていますか?【単一回答】

  • 知っている:100(21.9%)
  • 知らない:357(78.1%)

Q4. 「施工管理職」は建設現場のスケジュール管理や品質管理などの責任者です。20代で年収500万円を目指せるなら希望しますか?【単一回答】

  • 希望しない:346(75.7%)
  • 収入以外の条件も良いなら検討する:111(24.3%)
  • 希望する:0(0.0%)

「UZUZ(ウズウズ)グループ」について

「UZUZグループ」は、「100年先もウズウズはたらいている世の中をつくる」」をミッションに、第二新卒・既卒・フリーターを中心とした若者向けに就業支援事業、IT分野の教育研修事業、ITエンジニアのSES(派遣)事業を行っています。

 

「UZUZモデル」という、「株式会社」「奨学金制度」「学校法人」の3つの要素で成り立つエコシステムを実現することで、ミッション達成を目指しています。
 
UZUZグループ各社の利益を、奨学金として学校法人に寄付し、
 
「奨学金制度を利用して、学びたくても学べない若者たちが学びの機会を得る」
「学んだ若者たちが、社会に出てウズウズ働く」
 
そんなサイクルが回っていく世の中を目指しています。

UZUZグループ

代表者:代表取締役社長 岡本 啓毅

本社所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目11-20オフィススクエアビル新宿3階

設立:2012年2月

事業内容:事業内容:若手人材(第二新卒、既卒、フリーター、新卒)に特化した就業支援事業、IT/DX分野を中心とした教育研修事業、ITエンジニアのSES事業、就労移行支援サービス

この記事を書いた人

UZUZ COLLEGE広報部 

UZUZ COLLEGE広報部です。UZUZ COLLEGEの最新情報や重要な情報を定期的にお伝えします。