社員インタビュー|M.MATSUKI

UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)入社までの経歴について

会社への不信感とフラストレーション。その先で見つけた“UZUZ COLLEGE”という選択肢

僕の大学生活は勉強というより趣味一色の日々でして……。中学から習っていたドラムを活かしてバンド活動にのめり込んだり、車のメンテナンスにお金と時間をつぎ込んだり(笑)。

 

そんな状況でも、意外と授業は楽しく受けられていました。僕が在籍していた商学部の観光学ゼミでは、数字やデータを分析しながら観光地の問題点を洗い出したり、改善策を考えたりするんです。

 

これがなかなか面白く、講義を通して観光に携わる楽しさも学べたので、就職活動では公務員を目指し市役所の観光課のインターンにも参加しました。

 

ただ、結局公務員の道には進みませんでした。理由は転勤が多いことに加えて、配属希望もあまり考慮されない公務員の実態を知ったから。

 

もちろん悩んだのですが、“観光課以外で働く自分”を思い浮かべても、意欲的に業務に取り組む姿が想像できず不安になってしまったんです。なので、大学4年生の夏に一般企業への就職に切り替える決意をしました。

 

すでに就活のピークは過ぎ、ほとんどの企業がエントリーを締め切っている状態だったのですが、めげずにネットで求人を探す毎日。

 

人との会話が好きで、かつ論理的に考えることも割と得意だったので、応募を「法人営業」に絞り、最終的には老舗ゴム部品メーカーの営業として内定をもらうことができました。

 

入社後は長いお付き合いがあるお客様へのアプローチから、まだお取り引きのない企業様に新製品のテレアポ・飛び込み営業を行うなど、幅広い営業活動に従事。既存商品のセールスはもちろんのこと、自社で車のパーツなど細かい部品も作っていたので、技術を売り込んで部品開発を行う受注生産も手がけました。

 

残業やノルマもなく自由に働かせてもらっていたのですが、入社して1年ほどが経ったころ、2つの理由をきっかけに僕は転職を考えるようになります。

 

1つ目は「給与面」。当時の上司の給与を実際に見た時、その額に絶望してしまったんです。

 

1年間で昇給できる額があまりにも少なく「いくらキャリアを積んでも、ここではこれだけしかもらえないんだ」と愕然として、働くモチベーションを失ってしまいました。

 

2つ目の理由は「スキル面」。当時営業は僕を含めて8人在籍していたのですが、自分以外で新規企業を獲得したのは1人だけ。部署全体で既存のお客さんを回している状態でした。

 

既にある取引先に依存し、なかなか新しいスキルを磨けない環境に「たぶんここにいたらダメなんだろうな」と漠然と思うようになったんです。

 

将来への不安が日に日に膨らみ、結局1社目は2年弱で退社。同世代と切磋琢磨できる環境と給与アップを求め、その後はエンジニアの派遣会社に営業として転職しました。

 

その会社では、シェアが足りていない未開拓地域の担当に自ら立候補し、新規開拓営業に従事しました。

 

ネットや現地での情報収集を通して、受注していただけそうな企業を厳選。テレアポから始め、対面交渉で契約をさせていただいた後、エンジニアさんの派遣まで一括で行いました。

 

僕が担当した地域は未開拓だったこともあり前任者がおらず、自分がやればやるほど数字が出る環境だったので楽しかったですね。今振り返っても好きなようにやらせてもらえていたと思います。

 

それでも3年弱新規開拓に従事すると「もうこの業務は十分理解できたな」と思うようになり、ルーティーンワークが続く日々に少し退屈さを感じるようになってしまって。「新しい挑戦がしたい」と転職を考えるようになりました。

 

会社史上最高額の売上を叩き出したこともあったのですが、その際会社から「来年の給与がアップするかはわからない」と言われた点も転職のきっかけでしたね。良い結果を残しても認められない環境に、正直不信感を覚えてしまったんです。

 

そして2度目の転職活動では、給与の高さや将来性から始めはSaaS企業の営業を希望。ただ、20社受けても全く受からなくてですね……。友人のアドバイスを元に改めて自分のキャリアやスキルを整理してみると、SaaS業界とは全く合致していないことに気がつきました。

 

そこからは、人材というテーマには携わりつつも、人材紹介ではない形で携われるポジションを模索し、見つけたのが「UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)」です。

 

企業のIT研修を手がけるウズカレだったら、前職のITの知見や営業経験が活かせると思いました。

 

ウズカレが立ち上げのフェーズだったので率直に「面白そう!」と感じたことも大きかったのですが、何よりの決め手は「代表・川畑の存在」です。

 

面接で川畑と話した際、現状をしっかり見据えながら、ゴールから逆算して物事を考える姿勢に「こんな人もいるのか」と非常に心を動かされました。これまで会社の考え方にストレスや理不尽さを感じる瞬間が多かったからこそ、川畑と一緒に働いてみたいと思ったんです。

 

前職での僕の苦しさや悩みに川畑が共感してくれたことも決め手となり、ウズカレ初の営業専任者として新しい一歩を踏み出し始めました!

UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)での役割について

“自分事”として考えられる社員がいることが、ウズカレの強み

ウズカレでは、法人のお客様に対して研修・セミナー・eラーニング・ワークショップなどのIT教育サービスをご提案するのが僕の主な仕事です。

 

研修やセミナー運営は主に講師が行うのですが、ご提案から交渉、受注をいただくまでは僕が一括で担当します。

 

その他、公共事業においても幅広いサポート業務に携わっています。事業に対して提案書を提出したり、サブ講師を勤めたり、地域の就業支援事業では企業の方と連携するリクルーティングアドバイザー業務も行いました。

 

実際に働いてみて、会社全体の「決定やレスポンスが早い」ことはウズカレの強みの1つだと思います。

 

従業員人数の差もあるとは思うのですが、前職だと1~2週間かかる決定や変更が、ウズカレでは1日。早ければ電話1本で確認できてしまうんです。

 

決断や返答に時間がかかると連絡や交渉もストップしてしまうので、ウズカレにとっても他の企業さんにとっても大きなデメリットになります。

 

でもレスポンスが早いウズカレでは、必要以上にお待たせすることなくほぼリアルタイムに近い形で先方にお返事ができるので、営業としてはとてもありがたい環境だと感じています。

 

また、各社員が「問題意識を持っている」ことも特徴ですね。

 

創業期ということもあり、皆が日々“改善するべきポイント”を意識して業務に取り組んでいるので、いわゆる“事なかれ主義”の人がいないんです。「これ困っているんだよね」「今後これをやりたい」と伝えると「確かにそれは課題だね」「私も同じこと思っていた」と部署に関係なく、全員が自分事として考え意見を出してくれます。

 

早いレスポンスと問題意識、この2つの強みを伸ばしながらさらに技術力を上げていくことで、ウズカレはより成長していけると感じています。

仕事を通じて記憶に残っている印象的なコトについて

サービスも仕組みも会社も「根本」から考え続ける

「任せてもらえる仕事の深さ」は入社当初から印象に残っています。

 

入社して1~2ヶ月が経った頃、代表の川畑から「仕様もサービス内容もどんどん変えてもらっていい。ぜひ根本からサービスを考えてみてほしい」「今のサービスに対するフィードバックが欲しい」と言ってもらったことがあったんです。

 

その川畑からの言葉を聞いた瞬間「入社して数ヶ月の人間に、普通はここまでなかなか任せてくれないよな」と感じました。

 

そして同時に、任せてもらったこと・信頼してもらったことがとても嬉しかったんです。

 

前職ではルーティンワークが続く毎日に漠然と「仕事をやり切ってしまった」と感じてしまい、なかなか働くモチベーションを保つことができませんでした。

 

振り返ってみると「どんなに頑張っても会社や商材を根本的に変えられるわけではない」と、諦めに近い感情も持っていたかもしれません。

 

でも、ウズカレだったら社員の立場で商材をゼロから考えながら、会社を変えていくことができる。

 

サービスや仕組みを根本から考える難しさもありますが、より深く会社や仕事に関われるようになったことは、僕にとって印象的な出来事でした。

UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)の営業として大事にしているコト

僕の役割は“なぜ”を突き詰めること

僕は自分自身に「法人研修をウズカレの核にする」というミッションを課しているんです。ウズカレの今後を考えれば「売上見込みを立てられる組織になること」は非常に重要です。なので、そこに繋がる行動を取っていきたいなと。

 

そして、そのミッション達成のために取り組んでいるのが受注・失注の「要因を正しく分析」することです。

 

受注させていただいた際も、失注になってしまった場合も、必ずターニングポイントや理由はあると思うんです。だからこそそのポイントを明確化して、受注の再現性を持たせることでウズカレの事業を押し上げていけたらなと。

 

加えて、それぞれの要因をしっかりと把握して次に繋げていくために「とにかく先方の本音をお伺いすること」も意識しています。

 

営業の仕事をしていると、先方の思いを汲み取ってコミュニケーションを取る瞬間が多くあります。言わずもがな、営業職としては大事なスキルなのですが、要因を分析するとなるとそれではあと一歩足りないんです。

 

なぜウズカレにご依頼いただけたのか、ご依頼いただけなかったのか、そこをもう一歩踏み込んでお聞きすること、そしてその要因をしっかり会社にフィードバックすることが僕の今の役割だと考えています。

 

もちろん「ウズカレにお願いしたい!」と思っていただけるよう、誠心誠意働くことは大前提です。その上で、失注の機会も上手く糧にしてフォーマットを落とし込んでいけたら、会社や他の社員の売上にも貢献できると思っています。

働く上での意気込み

不幸になる企業や人を少しでも「減らす」ための働きがしたい

ウズカレ社内に向けては、法人研修を事業の核に押し上げるためにも、営業部署の「道筋」を作っていきたいと思っています。

 

道筋がきちんと明確化・言語化されていれば他の社員にノウハウや情報をシェアできますし、新しいメンバーが入ってきた時のフォロー材料としても活用できます。

 

加えて方向性が定まっているということは、ターゲット層やウズカレの強みもより深く理解できるということなので、事業も安定しマーケティングや広告といった方面にも幅広く活きるはずです。

 

また個人的には、IT教育が足りないことによって「不幸になる企業や人をなくしていきたい」です。

 

前職の経験やウズカレでの業務を通して、IT業界やIT教育って不透明で難しい部分があるなと感じていて。

 

前職でも未経験からの教育サポートが不足していることで苦しむエンジニアの方の姿や、教育・研修制度が要因で離職してしまうケースを数多く目の当たりにしてきたんです。

 

だからこそウズカレがより良いIT教育サービスを提供することで、教育制度がない会社をサポートしたり、教育システムが原因で離職してしまうエンジニアの方にソリューションを提供できたらなと。

 

IT教育の問題や課題を1つでも多く解決できるよう、尽力していけたらと思っています。

この記事を書いた人

UZUZ COLLEGE編集部 

UZUZ COLLEGE編集部です。就活情報やUZUZ COLLEGEの最新情報を定期的に発信していきます。