プログラミングは独学で習得できる?未経験から始める6ステップと勉強のコツを解説

「プログラミングは独学でも習得できるの?」と不安に感じている人もいるでしょう。

結論からいうと、未経験からでもプログラミングを独学で習得することは可能です。

ただし、何から学べばよいか迷ったり、学習中の疑問を解消できずに途中で挫折してしまったりすることもあります。

本記事では、独学を進めるための6つのステップやおすすめの教材、挫折しないためのコツを解説します。

これから学習を始める方は、教材選びや学習計画の参考にしてください。

プログラミングは独学でも習得できる

プログラミングは、未経験からでも独学で習得を目指せます。

なぜなら、初心者向けの学習サイトや動画教材、書籍などが充実しており、自分のレベルに合った教材で基礎から学べるからです。

最初から複雑なシステムを作る必要はなく、まずは基本的な文法や仕組みを学び、簡単なコードを書いて実際に動かしてみましょう。

また、パソコン操作に自信がない人も、タイピングやファイル操作などを覚えながら、少しずつプログラミングを学ぶことができます。

プログラミングの学習では、最初から全ての知識を暗記する必要はありません。

分からないことがあったり、書いたコードが思い通りに動かなかったりしたときは、その都度必要な情報を調べ、実際に試しながら学習を進めていくことが大切です。

こうした経験を積み重ねることで、自分で問題を解決する力も身についていくでしょう。

独学におすすめのプログラミング教材

プログラミングを独学で学ぶ際は、自分の理解度や学習スタイルに合った教材を選ぶことが大切です。

ここでは、オンライン学習サイトや動画講座、書籍の特徴とおすすめの教材を紹介します。

1. オンライン学習サイト

オンライン学習サイトは、プログラミングの基礎知識やコードの書き方を学ぶのに適した教材です。

ブラウザ上で実際にコードを書きながら学べるサービスもあるため、初めてプログラミングに触れる人でも取り組みやすいといえます。

ただし、用意された課題を終えることだけを目標にせず、学んだ内容を活かして、自分でコードを書けるようになることを目指しましょう。

初心者におすすめのオンライン学習サイトは、次のとおりです。

  • Progate:HTML・CSS、JavaScript、Python、Javaなど、様々な言語・技術の基礎を学べるサービス。イラスト中心のスライドで学んだ内容をブラウザ上で演習できるため、プログラミングの基本を順番に身につけたい人に向いている。
  • ドットインストール:HTML・CSS、JavaScript、PHP、Pythonに加え、Web制作や開発環境の構築についても学べるサービス。1本3分以内の動画で操作手順を確認できるため、隙間時間を使って少しずつ学びたい人に向いている。

2. 動画講座

動画講座は、解説を聞きながら実際の画面操作を確認できる学習方法です。

文章だけでは分かりにくいコードの書き方やツールの操作手順も映像で確認できるため、学習内容を具体的にイメージしやすいでしょう。

初心者におすすめの動画講座やサービスは、次のとおりです。

  • Udemy:プログラミングやWeb開発、AI、データ分析など、幅広いテーマの動画講座を購入して学べるサービス。基礎から実践まで体系的に学べる講座もあり、1つのテーマをじっくり学びたい人に向いている。
  • ウズカレ動画:未経験からITエンジニアを目指す人向けに、プログラミングやITインフラなどを学べる動画教材。講師に質問できる仕組みもあり、学習中の疑問を解消しながら基礎知識を身につけたい人に向いている。
  • YouTube:プログラミングの解説動画を無料で視聴できるサービス。基本的な文法からエラーへの対処方法、ツールの使い方まで幅広い動画が公開されており、学習中に分からないことを調べたり、知識を補ったりする際に役立つ。

3. 書籍

書籍は、プログラミングの知識を体系的に学びたい場合や、必要な内容を後から見直したい場合に向いています。

ただし、プログラミング関連の情報は更新されることがあるため、購入する際は出版年や改訂版の有無を確認しましょう。

また、書籍を読むだけでなく、オンライン学習サイトや動画講座と組み合わせ、実際にコードを書きながら学習を進めることも大切です。

初心者におすすめの書籍は、次のとおりです。

  • 『スッキリわかるJava入門 第5版』:Javaの基本文法からオブジェクト指向までを体系的に学べる入門書。図解や具体例を交えながら理解を深められるため、Javaを初めて学ぶ人に向いている。
  • 『スッキリわかるPython入門 第2版』:Pythonの基本文法や条件分岐、繰り返し処理、関数、オブジェクトなどを学べる入門書。Pythonを初めて学ぶ人はもちろん、将来的にWeb開発やAI、データ分析などに挑戦したい人にも向いている。

初心者がプログラミングを独学する6ステップ

プログラミングを独学で習得するには、目的を明確にし、基礎学習から実践へと段階的に進めることが大切です。

ここでは、未経験からプログラミングを学ぶ人に向けて、独学で習得するための6つのステップを紹介します。

STEP1|学習する目的を決める

まずは、なぜプログラミングを学びたいのか、目的を明確にしましょう。

エンジニアに転職したい、副業で収入を得たい、アプリを作りたい、AIやデータ分析を学びたいなど、目指す方向によって必要な言語やスキルは異なります。

目的が曖昧なまま学習を進めると、後から自分のやりたいことに合っていないと気づき、学習をやり直すことにもなりかねません。

また「半年後までに簡単なWebアプリを作る」など、期限と具体的に達成したいことを目標として設定すると、学習計画も立てやすくなります。

STEP2|目的に合ったプログラミング言語を選ぶ

学習の目的が決まったら、それに合ったプログラミング言語を選びましょう。

プログラミング言語や技術にはそれぞれ得意分野があるため、初心者向けという理由だけで選ぶのではなく、自分が作りたいものや取り組みたい分野に合わせて選ぶことが大切です。

目的別に、主な言語・技術を以下の表にまとめました。

学習する目的主な言語・技術
Webサイトを作りたいHTML・CSS・JavaScript
Webサービスを開発したいJavaScript・PHP・Rubyなど
AI・データ分析をしたいPython
業務システムを開発したいJavaなど
iPhoneアプリを作りたいSwift
Androidアプリを作りたいKotlin

エンジニアへの転職を目指す場合は、希望する職種の求人情報を確認し、どのような言語や技術が求められているかを調べておくとよいでしょう。

また、最初から複数の言語や技術に手を広げると混乱しやすいため、まずは1つの分野に絞り、基礎から実践へと学習を進めることをおすすめします。

STEP3|基礎知識を学ぶ

学習する言語が決まったら、まずは基本的な文法や仕組みを学びましょう。

例えば、JavaScriptやPythonなどのプログラミング言語では、変数や条件分岐、繰り返し処理、関数などを学びます。

最初から全てを暗記する必要はなく、コードを見たときにどのような処理が行われているのかを大まかに理解できるようになることを目指しましょう。

学習には、初心者向けのオンライン学習サイトや動画講座、書籍などが役立ちます。

基礎知識を完璧に理解しようとすると、作品制作などの実践的な学習に進むまでに時間がかかってしまいます。

基本的な仕組みが理解できたら、次のステップで実際に作品を作りながら知識を深めていきましょう。

STEP4|実際にコードを書いて小さな作品を作ってみる

基礎を一通り学んだら、実際にコードを書いて、簡単なWebサイトやアプリなどを作ってみましょう。

最初からオリジナル作品を作る必要はなく、教材で紹介されているサンプルを参考にしながら制作を進めても問題ありません。

例えば、ToDoリストや電卓、プロフィールサイト、メモアプリなど、まずは機能を絞ったシンプルな作品から始めるのがおすすめです。

制作中に疑問やエラーが生じた場合は、検索や公式ドキュメント、生成AIなどを活用して解決方法を調べましょう。

小さな作品でも最後まで完成させることで、学んだ知識が実際の開発でどのように使われるのかを理解しやすくなります。

STEP5|オリジナル作品を作る

小さな作品を作れるようになったら、次は自分でテーマや機能を考えたオリジナル作品に挑戦しましょう。

教材の内容をそのまま再現するのではなく、どのような人の悩みや課題を解決したいのかを考え、必要な機能を決めてから制作を進めることがポイントです。

制作に必要な技術をその都度調べながら実装することで、学んだ知識を応用する力や、新しい知識を自ら習得する力が養われます。

また、完成した作品について、制作した理由や工夫した点、苦労したことなどを説明できるようにしておくと、学習成果を振り返る際にも役立ちます。

STEP6|ポートフォリオを作って転職活動を始める

エンジニアへの転職を目指す場合は、完成させた作品をポートフォリオとしてまとめ、自分のスキルや学習成果を企業に伝えられるようにしましょう。

GitHubなどでソースコードを公開し、作品の説明書にあたるREADMEに概要や使用した技術、主な機能、使い方などを記載しておくと、採用担当者にも制作内容が伝わりやすくなります。

全ての知識を習得してから転職活動を始める必要はありません。

自分で作品を完成させ、コードの内容や制作意図を説明できるようになったら、求人への応募も検討してみましょう。

プログラミング独学で挫折しないためのコツ

プログラミングの独学では、分からないことを自力で解決できず、学習が思うように進まないこともあります。

途中で挫折しないためには、学習方法を工夫し、無理なく続けられる環境を整えることが大切です。

独学を継続するために意識したい4つのコツを紹介します。

インプットだけでなく実際にコードを書く

学習サイトや動画を見るだけでは内容を理解したつもりになりやすいため、学んだことは実際にアウトプットしながら確認しましょう。

例えば、新しい文法を学んだらサンプルコードの数値や文字列を変更したり、処理を追加したりして、動作がどのように変わるのかを試してみるのがおすすめです。

エラーが発生した際は、すぐに答えを見るのではなく、原因を調べて修正することも大切です。

こうした経験を積むことで、自分で問題を解決する力も養われます。

インプットとアウトプットを繰り返しながら、学んだ知識を作品制作にも活かしていきましょう。

分からないことを一人で抱え込まない

独学では、分からないことがあってもすぐに質問できる相手がいないため、1つの問題でつまずくと長時間止まってしまうことがあります。

まずはエラーメッセージを検索したり、公式ドキュメントを確認したりして、自分で解決方法を調べてみましょう。

それでも解決できない場合は、プログラミング学習コミュニティや質問サイト、詳しい知人などに相談するのも1つの方法です。

自分で調べる習慣をつけるとともに、必要なときには周囲に質問することで、独学でも学習を進めやすくなります。

最初から全て理解しようとしない

プログラミングの学習では、初めて触れる用語や考え方が多く、最初から全てを理解しようとすると、なかなか先に進めなくなることがあります。

一度学んでも理解できない内容は、実際にコードを書いて動作を確認したり、後から改めて学び直したりすることで理解が深まることもあります。

特に初心者のうちは、細かい仕組みの理解にこだわりすぎず、基本的な使い方を学びながら自分でコードを動かせるようになることを目指しましょう。

無理なく続けられる学習習慣を作る

プログラミングを学ぶ際は、短期間で多くの知識を詰め込むよりも、継続してコードに触れることが大切です。

無理な学習目標を設定すると、仕事や学校が忙しい日に予定どおり勉強できず、学習を続けることが負担になってしまう可能性があります。

例えば、平日は30分から1時間、休日は少し長めに学習するなど、自分の生活に合ったペースを決めるとよいでしょう。

また「毎日勉強する」といった漠然とした目標ではなく「教材を1ページ進める」「コードを10行書く」など、具体的で小さな目標を設定すると取り組みやすくなります。

独学とプログラミングスクールはどちらがいい?

独学とプログラミングスクールでは、学習の進め方や費用、受けられるサポートが異なります。

それぞれの特徴を紹介するので、自分に合った学習方法を考える際の参考にしてください。

独学がおすすめな人

独学は、自分で学習計画を立て、主体的に学習を進められる人に向いています。

決まった時間に授業を受ける必要がないため、仕事や学校と両立しながら、自分のペースで学びたい人にもおすすめです。

また、無料のオンライン教材や書籍などを活用すれば、費用を抑えられるため、低コストで学習を始めたい人にも適しています。

一方で、独学では分からないことを自分で解決する場面が多いため、エラーの原因を調べたり、解決方法を試したりする姿勢が必要です。

プログラミングスクールがおすすめな人

プログラミングスクールは、何から学べばよいか分からず、自分だけで学習計画を立てることに不安がある人に向いています。

カリキュラムに沿って基礎から実践まで段階的に学べるため、学習内容や順番に迷いにくい点がメリットです。

また、講師に質問できる環境が整っているスクールなら、エラーの原因や理解できない部分を相談できるため、一人で悩む時間を減らせるでしょう。

転職支援のあるスクールであれば、ポートフォリオ制作や応募書類の添削、面接対策などのサポートを受けられる場合があります。

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プログラミングの独学に関するよくある質問

プログラミングの独学を始めるにあたって、事前に必要な知識や年齢による転職の難しさなど、不安を感じる人もいるでしょう。

ここでは、よくある質問を見ていきましょう。

文系やパソコン初心者でも独学できますか?

文系出身者やパソコン初心者でも、基礎から順番に学べばプログラミングを独学で習得することは可能です。

プログラミングは論理的に考える力が求められますが、全ての分野で高度な数学の知識が必要になるわけではありません。

パソコン操作に慣れていない場合は、基本的な操作から学び、学習サイトや書籍を活用しながら少しずつプログラミングの基礎を身につけていきましょう。

大切なのは、文系か理系かということよりも、分からないことを自分で調べたり、試行錯誤したりしながら学習を続ける姿勢です。

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30代・40代からでもエンジニアを目指せますか?

30代・40代からプログラミングを学び、エンジニアを目指すことは可能です。

ただし、未経験からの転職では、これまでの職務経験や学習成果に加えて、応募先企業が求めるスキルや人物像に合っているかどうかも重要になります。

そのため、プログラミングの学習を進めるだけでなく、これまでの経験を棚卸しておくことが必要になります。

仕事で培った業務知識やマネジメント経験、コミュニケーション能力などをエンジニアの仕事にどう活かせるか整理しておきましょう。

年齢だけで可能性を判断せず、自分の経験や強みを活かせる職種・企業を探しながら転職活動を進めることが大切です。

AIがあればプログラミングを覚えなくてもいいですか?

ChatGPTなどの生成AIを活用すれば、コードの作成や修正、エラーの原因調査などを効率化できますが、プログラミングの基礎知識が不要になるわけではありません。

生成AIが出力したコードは必ずしも正しいとは限らないため、目的に合った処理になっているか、セキュリティ上の問題がないかなどは人が判断する必要があります。

また、基礎知識がなければ、生成されたコードの意味を理解したり、エラーが発生した際に原因を特定したりすることも難しくなります。

生成AIに全てを任せるのではなく、コードの解説やエラーの原因調査など、学習を補助するツールとして活用しながら、自分でもコードを理解して修正できる力を身につけましょう。

プログラミングを習得してエンジニア転職を目指すならウズカレITへ

プログラミングは、未経験からでも独学で習得を目指せます。

大切なのは、学習する目的を明確にし、基礎知識を身につけながら実際にコードを書く経験を積み重ねることです。

一方で、独学では学習方法に迷ったり、エラーを解決できずにつまずいたりすることもあります。

「一人で学習を続けられるか不安」「未経験からエンジニアに転職したい」という方には、学習から転職までサポートするウズカレITがおすすめです。

ウズカレITでは、エンジニア講師による学習サポートに加え、応募書類の添削や面接対策など、転職活動に向けた支援も行っています。

独学の進め方や転職準備に悩んでいる方は、ウズカレITへの相談も検討してみてください。

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この記事を監修した人

S.KAWABATA  株式会社UZUZ COLLEGE 代表取締役

UZUZ COLLEGE代表取締役社長、UZUZグループ専務取締役。1986年生まれ、鹿児島出身。高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。大学卒業後、住宅設備メーカーINAX(現・LIXIL)に入社。1年目からキッチン・洗面化粧台の商品開発に携わるも、3年目に製造部へ異動し、毎日ロボットと作業スピードを競い合う日々を送る。高校の同級生であったUZUZ創業者からの誘いと、自身のキャリアチェンジのため、「UZUZ」立ち上げに参画。第二新卒・既卒・フリーターといった20代若者への就業支援実績は累計2,000名を超える。2020年より教育研修事業を立ち上げ、2024年より「UZUZ COLLEGE」として分社化し、代表取締役社長に就任。