「サーバーエンジニアはやめとけ」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。
サーバーエンジニアは責任が重い業務もあり、大変な仕事であることは確かです。
しかし、大きなやりがいと成長の機会が得られる、魅力的な仕事でもあります。
本記事では、なぜ「やめとけ」と言われるのか、詳しく解説します。
また、仕事の魅力や向いている方の特徴についても紹介しますので、サーバーエンジニアを目指している方は、ぜひ参考にしてください。
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サーバーエンジニアは「忙しそう」「大変そう」というイメージを持っている方もいるでしょう。
具体的にどのような理由で「やめとけ」と言われるのか、6つの理由を詳しく解説します。
理由を知ることで、サーバーエンジニアの仕事への理解を深めましょう。
未経験からサーバーエンジニアになる場合、初年度の年収が低いことがあります。
最初はサーバーの稼働状況を確認する監視・運用業務や、コールセンターのようなITオペレーター業務などから始めることが多いです。
これらの業務は高い専門性を必要とすることがなく、比較的低めの年収になります。
しかし、経験を積んでスキルが向上することで、上流工程の構築や設計などの仕事に従事できるようになり、それに応じて年収も上がります。
初年度の年収が250〜300万円であったとしても、中堅の人材レベルになると600万円以上、リーダーレベルともなると700万円程度は期待できるでしょう。
サーバーは24時間365日稼働しています。
特に、駆け出しの頃は監視や運用の夜勤が増え、生活リズムが崩れやすいです。
また、定期的なメンテナンス作業は、企業活動やシステムの稼働への影響を避けるため、夜間に実施されることが多いです。
しかし、夜勤は辛いだけではなく、問い合わせが少なく落ち着いて仕事ができたり、空き時間には資格勉強ができたりします。
一方で、上流工程の構築や設計、要件定義などの業務は、平日の日勤業務が中心です。
知識やスキルを身につけることで、上流工程などのより良い勤務条件を目指せます。
上流工程で働くことを考え、夜間はどのように監視し、どのようなインシデントが起きやすいかを経験しておきましょう。
サーバーエンジニアはシフト制で休みが不定期になりがちなため、必ず土日休みを確保したい方には不向きな仕事です。
しかし、例として土日に友人の結婚式がある場合、事前に休みの希望を伝えることで、有給を消化することなく希望通りに休めるケースもあります。
また、サーバーエンジニアの休日数は、他の職業と比べて少ないというわけではありません。
土日休みにこだわらない方であれば、予定に合わせてシフトの希望を伝えられる環境といえます。
サーバーは全てのシステムの土台であり、組織を支える基盤です。
仕事にやりがいがある一方で、トラブルが起こるとアプリケーションの実行やネットワーク通信など、多くの業務が遂行できなくなります。
システム障害が起こった時のプレッシャーは大きく、特に自社開発企業である場合の責任の重さは顕著です。
常に、いつ障害が起こるか分からないという不安があり、精神的な負担がかかりやすいです。
なお、SES系の場合は、シフト制などによる責任分担が明確で、サーバーエンジニアへ大きな負担がかからないような体制が整っていることもあります。
サーバーエンジニアの世界は技術の進化が早く、常に自己学習で最新の知識を身につけ続けることが必要です。
また、資格が評価されやすく、企業によってはスキルや知識を証明する手段として、資格取得を求められることもあります。
常に自己学習や資格取得が求められるため、学び続けることが大変だと感じる方も少なくありません。
しかし、資格取得は時間と労力を要しますが、その費やしたものに見合うだけの評価と年収アップが期待できます。
常に放熱しているサーバーを守るために、サーバールームの室温が低く設定されています。
冬でもしっかりと冷房が効いており、年中寒い環境での作業が求められます。
寒さが苦手な方は、長時間の作業は辛いと感じやすいでしょう。
しかし、サーバールームでの作業は、サーバーの初期設定やハードウェアのメンテナンス時くらいで、日常的にサーバールーム内で作業するわけではありません。
なお、弊社のサービスを利用してインフラエンジニア（サーバーエンジニア）に転職した方に、仕事の実態についてインタビューしました。
「実際はどうなの？」と思う方は、ぜひご覧ください。
サーバーエンジニアは、企業のITインフラを支える重要な役割を担っています。
システムを安定的に稼働させることや、企業の成長に貢献できるため、やりがいを感じられるでしょう。
また、常に学び続ける姿勢は必要なものの、自分自身が成長できていると実感できる仕事です。
実際にサーバーエンジニアとして働いている人からは、魅力的な話を聞くことができます。
では、実際に弊社のサービスを通じてインフラエンジニア、もしくはサーバーエンジニアに転職された方の声を紹介します。
| 【リアルな声① 23歳男性／インフラエンジニア歴2年半】 保守業務でお客様ネットワークのトラブルを対処して感謝されたことです。 トラブルが起きないのが1番ですが、起きた時は誰かが対応しなければならないので。 |
| 【リアルな声② 27歳男性／インフラエンジニア歴2年】 日々成長出来る事です。出来ないことは調べたり、人に聞いたりしないと仕事が出来ないので、そういった中で少しずつ成長していることを感じられます。 |
さらに詳しく知りたい方は、こちらもぜひお読みください。
ここまで解説してきた大変さや魅力をふまえ、以下のような人にはサーバーエンジニアが向いているといえます。
サーバーエンジニアに向いているのは、新しい技術やツールを積極的に学び、プレッシャー下でも冷静に対応できる人です。
また、細かい作業も苦にならず、責任感を持って仕事に取り組める、探究心と安定性を併せ持つ人が活躍できます。
常に進化し続けるIT業界において、新しい知識を吸収し、システムの安定稼働に貢献したいという人には、やりがいのある仕事です。
サーバーエンジニアはきついだけではなく、やりがいと成長の機会が得られる魅力的な仕事です。
自分の性格も踏まえ、サーバーエンジニアになりたいかどうかを考えてみてください。
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UZUZ COLLEGE研修・学習サポート部門事業責任者。1989年生まれ、大阪府和泉市の大阪母子医療センター出身。ITエンジニアの父の影響から中学生のときに初めてパソコンを自作し、以降自分のパソコンはずっと自作するようになる（AMDが好き）。大阪の高校を卒業後、同志社大学文学部哲学科に進学。京都盆地の夏の暑さと冬の寒さに鍛えられる。関西を追われるように上京し、塾講師として文系科目（英・国・社）を指導する。受験前の48連勤や夏期講習の毎日10時間講義によって心身ともに鍛えられ、満を持して転職。UZUZ COLLEGEでは講師としてビジネスマナーからITの専門分野まで担当した後、現在は公共事業、法人研修、および学習サポートのマネジメント業務を主に担当。
