CCNAは、ネットワークエンジニアを目指す人にとって重要な資格です。
合格するためには、十分な勉強時間を確保することはもちろん、CCNA試験の概要を理解しておくことが大切です。
本記事では、CCNA試験の日程や申し込み方法、試験日当日の流れなどについて、詳しく解説します。
加えて、試験日設定のポイントや注意点も紹介しますので、CCNA試験の受験を検討している方は、参考にしてください。
合格に向けた準備をしっかりと整え、自信を持って試験に臨みましょう。
なお「CCNAはどのような資格なのか」を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
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CCNAは、基本的にいつでも受験可能なため、自分のスケジュールに合わせて、好きなタイミングで試験を受けられます。
試験会場は、自宅でのオンライン受験もしくは、ピアソンVUEの「テストセンターリスト」に掲載されている会場から選ぶことができます。
自宅でのオンライン受験を選ぶ場合は、24時間いつでも受験可能なため、より柔軟に試験日を設定できるでしょう。
ただし、オンライン受験の際は環境などに条件があるため、必ず確認してから申し込みましょう。
一方、テストセンターで受験する場合は、会場によって実施時間に制限があったり、土日は予約が埋まりやすくなるため、早めの予約が必要です。
これらの点を考慮して、自身にとって最適な受験方法を選びましょう。
参考：ピアソンVUE「テストセンターリスト」
CCNAの試験申し込みは、試験前日まで可能です。
この柔軟なスケジュールは、多忙なスケジュールを抱える受験者にとって大きなメリットといえます。
ただし、特定の試験センターやオンライン受験の枠がすぐに埋まってしまうこともあるため、希望する日時や試験会場がある場合は、早めに申し込みを行いましょう。
試験日前日に申し込む場合であっても、パソコンのシステムメンテナンスや手続き上のトラブルが発生する可能性も考慮し、余裕を持って準備を進めることが重要です。
CCNAの試験日時の予約方法には、3つのステップがあります。
段階を踏んで適切な手続きを行うことで、希望する日時と場所で円滑に受験することが可能です。
以下にそれぞれの詳細を解説しますので、CCNAの受験を考えている方は、参考にしてください。
CCNA試験を受験するには、まずCiscoのWebサイトでアカウントを作成する必要があります。
（※アカウント作成済みの方は、このフローをスキップしてください。）
具体的な手順は、以下の通りです。
CCNA資格取得への道のりは、アカウント作成から始まります。
適切かつ迅速に完了し、次のステップへと進みましょう。
Ciscoアカウントの作成が済んだら、Cisco認定追跡システムへ紐付けします。
これは、認定試験の登録や認定証のダウンロードのために欠かせない作業です。
先程と同様に、Ciscoの「ログインページ」へアクセスし「ログイン」より必要情報を登録します。
全ての情報を入力し、Ciscoのぺージが表示されたら紐付け完了です。
なお、住所情報は英語表記での入力となるため、分からない方は以下を参照してください。
参考：ENGLISH CLUB「英語【住所の書き方】県市区町村・番地等の順番と郵便番号は?」
その他、ログイン時に質問の多い「Cisco IDとCisco.com IDの違い」については、こちらを参照してください。
参考：Cisco「CSCO ID と Cisco.com ID の違いがよくわかりません。」「Cisco Certification Tracking System ユーザー ガイド」
試験の予約は、ピアソンVUEの「Cisco専用ページ」から行いますが、試験会場や試験日を選択するページへ辿り着くまでが分かりにくいです。
そこでここからは、試験予約の流れを画像つきで説明します。
①ピアソンVUEの「Cisco専用ページ」にアクセスし、ログインをクリック
②入力画面が表示されるので、住所などの必要情報を登録する
③登録が完了したら画面が切り替わるので「Schedule an Exam（試験スケジュールを立てる）」をクリック
④女性のイラストの「Schedule Now」をクリック
⑤試験選択の画面に遷移するので「監督付き試験」を選択し「CCNA」をクリック
⑥その後は表示される画面にそって試験会場・試験日・受験料の支払いを済ませる
試験会場や試験日の選択については、以下のピアソンVUEページも参考にしてください。
参考：ピアソンVEU「試験の予約、変更、キャンセル」
また、以下の記事ではCCNA試験の申し込みについて、詳しく解説しています。
CCNAを受験しようと考えている方は、こちらもご覧ください。
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CCNAに合格するには、自身に必要な勉強時間を把握した上で、適切な学習スケジュールを立てることが重要です。
推奨される勉強時間は人によって異なりますが、以下が目安となります。
| 受験者 | 必要な勉強時間 |
|---|---|
| ITやネットワークの知識が全くない方 | 約200時間 |
| ・他のネットワーク資格保有者 ・ネットワークについて勉強したことがある方 | 約80〜100時間 |
いつでも好きなときに受験可能な点が、CCNA試験の魅力です。
そのため、問題集の模試試験で安定して9割以上の得点を取れるようになってから、試験日を設定することをおすすめします。
また、受験料も高額（税込42,900円）なので、経済的な負担を考慮し、一回で合格できるよう十分な準備を整えてから試験日に臨むことが大切です。
試験日を慎重に決めることで、学習を重ねて自信を持って試験に臨むことができ、合格の可能性を高めることができます。
CCNAの受験料や勉強方法などについては、以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
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ここからは、CCNAの試験日に関連する疑問について回答します。
試験前に疑問点を解消することで、不安や戸惑いを軽減し、受験のための準備や試験本番に向けてより集中力を高めることができるでしょう。
CCNA試験の日程変更は、試験の24時間前まで可能です。
日程変更を希望する場合は、申し込み後に送信される予約確認メールに「予約変更・キャンセルポリシー」が記載されているため、事前に確認しましょう。
期限を過ぎていた場合、予約の変更やキャンセルは一切できませんので、注意が必要です。
試験日の変更やキャンセルは、以下の手順で進めます。
試験の変更手続きが完了すると、新しい試験日が記載された確認メールが届きますので、必ず内容を確認してください。
なお、試験日変更やキャンセルに伴い、手数料が発生することもあるため、確認しておきましょう。
CCNA試験の日程変更やキャンセルについて、さらに詳しく知りたい方は、ピアソンVUEのサイトをご確認ください。
参考：ピアソンVUE「試験の予約・変更・キャンセル関連」
CCNA試験当日に必要なものは、本人確認書類の2点のみです。
具体的には、日本国政府発行の写真付き身分証明書と、第二の本人確認書類が必要となります。
（※詳細はピアソンVUEのサイトよりご確認ください。）
一方、CCNA試験では、試験室への持ち込みが禁止されているものも多いです。
基本的には、本人確認書類と事前申請により認められたもの、一部の医療器具、補助具、医薬品以外のものは、試験室へ持ち込むことが一切禁止されています。
筆記用具の持ち込みも不可なため、問題を解く際に必要な計算をメモをするためには、試験センターで貸し出される油性ペンとホワイトボードを利用しましょう。
ただし、書いた内容を腕などでこすると消えてしまうため、慎重に取り扱う必要があります。
また、ホワイトボードに書くスペースがなくなって交換してもらう場合には、1枚目のホワイトボードが回収されてしまうため、注意が必要です。
参考：ピアソンVUE「本人確認書類について」「例外的な環境での受験」
CCNA試験当日の具体的な流れは、以下の通りです。
試験の開始時間に15分以上遅刻した場合は、受験できなくなるためご注意ください。
また、テスト中にトイレなどの理由で席を離れることは可能ですが、試験時間は進み続ける点を頭に入れておきましょう。
全ての問題を解き終わり、アンケートの記入が済んだら、すぐに試験結果が表示されるので合否を確認します。
万が一、不合格だった場合は、試験日6日後から再受験が可能です。
試験当日は緊張しがちですが、流れや注意点を把握しておくことで、落ち着いて対応できるでしょう。
本記事では、以下の内容を解説しました。
CCNAの試験日は、自身の都合に合わせて選択可能です。
ただし、希望のテストセンターやオンライン受験の予約枠がすぐに埋まってしまう可能性もあるため、できるだけ迅速に試験予約を行いましょう。
一方でCCNA試験に合格するためには、試験日を設定する前に適切な学習スケジュールを立て、勉強することが大切です。
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UZUZ COLLEGE教材開発部門事業責任者。1989年生まれ、岐阜県出身。元中学校社会科教諭。教諭時代にExcel VBAを独学し業務を自動化する。中学校教諭を辞めた後は学習塾を立ち上げる。その後、大学の同級生であったUZUZ社員に誘われ、UZUZの業務を手伝うようになる。ウズウズカレッジでは法人研修や教材、社内システムの開発を担当するようになる。学習者の学力を把握することに長けており、知識がゼロの学習者でも無理なく学習を修了できるようなカリキュラムを設計している。CCNAの映像講義は発売後すぐにベストセラーとなる。受講生の評価は常に90%以上を維持し、CCNA教材の累計受講者数は1万人を超えている。学習支援の対象分野はCCNA、Google App Script、Excel VBA、C言語など。
