Linux研修会社おすすめ10選|選び方のポイントも解説

Linuxは汎用性が高く、世界中で広く利用されているため「ぜひ自社の社員にも習得させたい」と考える方も多いでしょう。

社内で研修を実施する選択肢もありますが、講師に適した人材がいなかったり時間を確保できない場合には、外部の研修機関に依頼するのがおすすめです。

そこで、本記事では「Linux研修を選ぶ際のポイント」や「おすすめの研修会社」をご紹介します。

研修会社ごとに特徴や強みは異なるため、ポイントを押さえて自社に適した研修会社を選びましょう。

Linux研修の選び方のポイント

Linux研修を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

  • 研修形式が自社に合っているか
  • 講師の指導力の高さ
  • 人材開発支援助成金を活用できるか

ポイントを押さえて研修会社を選ぶことで、より効果的な研修が実施できます。

研修形式が自社に合っているか

Linux研修に限らず、多くの研修では研修スタイルが2種類あります。

具体的には「オンライン」と「オフライン」であり、それぞれの特徴は以下の通りです。

研修方法特徴
オフライン(対面)・講師や他の受講者とコミュニケーションが取りやすい
・グループワークや実践演習が容易に行える
・集中力やモチベーションを維持しやすい
オンライン・主にZoomなどを使用した講義とeラーニングを用いたものの2種類がある
・受講者が時間や場所に制限なく学べる
・会場費や交通費などのコストが削減できる

近年では、オンライン型でメタバースを活用することで、双方向のコミュニケーションが取りやすくなりました。

どちらの研修形式にするか迷う場合は、実施のしやすさや社員の学習の進めやすさを基準に選ぶと良いでしょう。

以下の記事では「オンライン研修」や「メタバース研修」についてさらに詳しく解説しています。

Linux研修の実施を検討している企業の方は、こちらも参考にしてみてください。

講師の指導力の高さ

講師の説明の分かりやすさは、受講者の知識の定着率や研修の成果に大きく影響します。

研修の依頼先によって講師の質は異なるため、企業ホームページなどで事前に講師の経歴や実績などをチェックしておきましょう。

また、企業向け研修の実績も確認しておくことで、研修の質の高さを測ることができます。

研修実績を調べる際は「実施した件数や利用した企業名が公表されているか」「どのような企業に向けて研修を行っているか」にも着目すると良いでしょう。

人材開発支助成金を活用できるか

人材開発支援助成金は、企業が従業員の職業能力向上を目的として実施した研修に対して、国が助成金を交付する制度です。

研修企業を選ぶ際は「人材開発支援助成金を活用できるか」を判断基準の1つとするのも良いでしょう。

弊社UZUZが提供している研修サービス「ウズカレBiz」は、人材開発助成金の対象で、最大805,000円の研修コストを削減できます。

以下の記事では、おすすめのIT研修会社を紹介していますので、こちらも参考にしてください。

なお、人材開発支援助成金についての詳しい情報は、厚生労働省のサイトからご覧ください。

参考:厚生労働省「人材開発支援助成金

Linux研修のおすすめ企業一覧

ここからは、Linux研修におすすめの研修企業をご紹介します。

特徴や実績、サービス内容など詳しく解説しますので、比較検討にお役立てください。

研修(サービス)名料金研修期間研修形式人材開発支援助成金制度の有無
ウズカレBiz一人あたりの受講料は4.8万円~
(※助成金利用時)
・1ヶ月
・2ヶ月
オンライン
CTC教育サービス研修毎に異なる研修毎に異なる・対面
・オンライン
トレノケート研修毎に異なる研修毎に異なる・対面
・オンライン
アシスト受講形式によって異なる3日間オンライン×
NECビジネスインテリジェンス研修毎に異なる研修毎に異なるオンライン
インソース不明3日間・対面
・オンライン
日本ヒューレット・パッカード研修毎に異なる研修毎に異なる・対面
・オンライン
×
富士通ラーニングメディア研修毎に異なる研修毎に異なる・対面
・オンライン
リスキル研修毎に異なる研修毎に異なる・対面
・オンライン
アイ・ラーニング110,000円(税込)2日間オンライン

ウズカレBiz

ウズカレBiz
画像引用元:ウズカレBiz

弊社UZUZが提供するウズカレBizでは、主に新入社員を対象とした「インフラエンジニア育成コース」をご用意しています。

このコースでは、Linuxに関するスキルはもちろん、ネットワークの基礎やセキュリティ、ビジネススキルなど幅広い知識を習得できます。

UZUZは元々人材紹介会社として創業し、これまで多くの未経験者をインフラエンジニアへ育成してきました。

その「教育ノウハウ」や「指導力」を活かした研修は、社員のスキルアップを促すだけでなく、就業後の離職率低下にも繋がっています。

特徴・実績

  • 12年間で合計2,440人の無資格・未経験の人をインフラエンジニアとして就業決定させた実績あり
  • 1名でも受講料は、48,000円~
料金一人あたりの受講料は4.8万円~
(※助成金利用時)
研修期間・1ヶ月
・2ヶ月
研修形式オンライン
研修可能な定員数1名から可能
人材開発支援助成金制度の有無

CTC教育サービス 

CTC教育サービス
画像引用元:CTC教育サービス 公式

CTC教育サービスが最も得意とする分野が、Linux研修です。

同社ではLinuxの基礎知識から応用まで、社員のスキルレベルに適した研修を選択できます。

また、集合型の対面研修とLiveオンライン研修を掛け合わせた「ハイブリット研修」を実施しているため、自社の教育方針や社員の都合に合わせて受講形態を決められます。

座学だけでなく最新の演習機材を使用した実践演習も行うため、技術の上達が早く、知識の定着率も高いです。

受講者の試験結果や出欠、技術力などを可視化したレポートは、受講者の理解度を把握するのに役立つでしょう。

特徴・実績

  • 自社ニーズに合わせて研修内容や受講スタイルを選択可能
  • 研修の効果測定を実施し、可視化できる
  • 演習用の機材が揃っており、実践的な学習に取り組みやすい
料金研修毎に異なる
研修期間研修毎に異なる
研修形式・対面
・オンライン
研修可能な定員数不明
人材開発支援助成金制度の有無

トレノケート

トレノケート
画像引用元:トレノケート 公式

トレノケートのLinux研修は種類豊富で、入門レベルから応用的な内容まで、幅広いコースを用意しています。

そのため、新入社員や中堅社員、管理職など、社員のレベルに合わせて研修内容を選択できます。

研修期間はコースによって様々ですが、2〜4日間程度の講座が多く、短期間で人材育成できるのが特徴です。

また「グローバルIT人材育成のリーディングカンパニー」として、世界15の国と地域に拠点を展開しています。

特徴・実績

  • 研修対象者のレベルに合わせてカリキュラムを選べる
  • 世界で最も優れたITトレーニング企業20社に選出
  • 実務に活かせるトレーニング内容
料金研修毎に異なる
研修期間研修毎に異なる
研修形式・対面
・オンライン
研修可能な定員数1名から可能
人材開発支援助成金制度の有無

アシスト

アシスト
画像引用元:アシスト 公式

アシストは、Linuxをこれから学ぶ人に向けて、必要な技術を厳選したオリジナルカリキュラムを提供しています。

Linux未経験者であっても、Linuxの基本概念からシステム運用の基本コマンドまでを、体系立てて効率よく学べます。

また、クラウド上の仮想環境に用意された実機を操作しながら学習できるため、実践的なスキルを身に付けられるだけでなく、Linuxに対する理解を深めやすいでしょう。

研修修了後のサポートも行っており、受講後1ヶ月間は講師への質問も可能です。

特徴・実績

  • 初心者でも安心して受講できる
  • 実機を使用した豊富な演習で、実践的なスキルが身に付く
  • 受講後の知識定着をサポート
料金受講形式によって異なる
研修期間3日間
研修形式オンライン
研修可能な定員数1名から可能
人材開発支援助成金制度の有無×

NECビジネスインテリジェンス

NECビジネスインテリジェンス
画像引用元:NECビジネスインテリジェンス 公式

NECビジネスインテリジェンスでは、Linuxを初めて操作する人から、サーバー構築・設定を行う人まで、様々なスキルレベルに応じた研修を取り揃えています。

受講形式はオンラインで、遠隔ライブかeトレーニングのいずれかを選択可能です。

また「eトレーニング定額制受け放題プラン」を利用することで、受講者の主体的な学びを促すだけでなく、常に最新の情報を学べます。

定額制なので研修コストを気にすることなく、必要な内容を繰り返し受講できる点がメリットです。

特徴・実績

  • 企業の課題に合わせた人材育成プランを提案
  • 人材開発支援助成金を利用可能
  • 「eトレーニング定額受け放題プラン」で研修コストを削減
料金研修毎に異なる
研修期間研修毎に異なる
研修形式オンライン
研修可能な定員数1名から可能
人材開発支援助成金制度の有無

インソース

インソース
画像引用元:インソース 公式

インソースのLinux研修は初心者向けの内容となっており、研修期間は3日間です。

講義とワークを併用した研修カリキュラムによって、早期の知識定着と実践的なスキル形成を図ります。

決められた研修日程で受講できそうな日時がない」「研修の日数を増やして欲しい」などと悩んだ際は「研修リクエスト」を利用しましょう。

研修リクエストとは、受講者の希望日程、内容、会場で1名からインソースの公開講座を受けられるサービスです。

このようなサービスに加え、短期集中型の研修カリキュラムであることから、忙しい社員でも負担となりにくく、モチベーションを維持したまま学習を進められるでしょう。

特徴・実績

  • 短期間でLinuxの基礎的なスキルを習得できる
  • 自社のニーズに合わせて研修日数や内容を変更可能
  • Linux初心者でも安心して受講できる
料金不明
研修期間3日間
研修形式・対面
・オンライン
研修可能な定員数1名から可能
人材開発支援助成金制度の有無

日本ヒューレット・パッカード

日本ヒューレット・パッカード
画像引用元:日本ヒューレット・パッカード 公式

日本ヒューレット・パッカードは、米国のパソコンメーカーであるヒューレット・パッカード社(英:Hewlett-Packard Company)の日本法人です。

大手ベンダーである同社は、Linuxの最新動向やトレンドの技術を的確に捉えているため、研修を通して新しい情報を入手することができるでしょう。

研修カリキュラムは幅広く、Linuxの基礎知識や資格取得に特化した内容のものもあります。

大手ベンダーならではの高い技術力と実践的な研修内容が期待できるため、Linuxのスキルアップや最新動向の把握に役立つと考えられます。

特徴・実績

  • ヒューレット・パッカードという米国会社の日本法人
  • 最新技術を習得できる可能性が高い
  • 「世の中から求められるスキル」が身に付く
料金研修毎に異なる
研修期間研修毎に異なる
研修形式・対面
・オンライン
研修可能な定員数不明
人材開発支援助成金制度の有無×

富士通ラーニングメディア

富士通ラーニングメディア
画像引用元:富士通ラーニングメディア 公式

富士通ラーニングメディアは、官公庁から製造、金融、流通など、様々な業種の企業研修実績があります。

Linuxに関する研修の種類は豊富で、その中の多くが数日間の短期集中カリキュラムとなっています。

座学だけでなく演習も行うため、知識の定着率が高く、実践的なスキルアップを期待できるでしょう。

同社はLinux研修の他にも多様な研修を取り揃えており、そのどれもが「限られた時間で最大限の効果を上げられる」ように考えられています。

特徴・実績

  • 年間企業利用数3,000社超えの実績
  • 質の高いコースと講師陣
  • 多彩な研修カリキュラム
料金研修毎に異なる
研修期間研修毎に異なる
研修形式・対面
・オンライン
研修可能な定員数不明
人材開発支援助成金制度の有無

リスキル

リスキル
画像引用元:リスキル 公式

リスキルは、研修管理システムによって、受講者の研修記録を徹底的に管理できます。

学習状況や出欠、理解度を把握できるだけでなく、研修修了後には効果測定を行ってレポートで提出するため、会社への結果報告に役立つでしょう。

研修スタイルも豊富で、対面の集合研修やオンライン、その両方を掛け合わせたハイブリット式から自由に選択可能です。

土曜日や夜間の講習も行っているため、業務と並行して学習を進められます。

特徴・実績

  • 研修に最適化されたオリジナル教材を使用
  • Linuxのプロ講師陣
  • 研修管理システムがあるため、受講者の管理が容易にできる
料金研修毎に異なる
研修期間研修毎に異なる
研修形式・対面
・オンライン
研修可能な定員数1名から可能
人材開発支援助成金制度の有無

アイ・ラーニング

アイ・ラーニング
画像引用元:アイ・ラーニング 公式

アイ・ラーニングは、企業のビジネス効果を高める人材育成を得意としているため、研修を通して事業競争力の向上を図れます。

Linuxに関する研修は初心者を対象としており、Linuxの概要やコマンド操作の基本などを学習します。

Linux研修以外にも多種多様な研修カリキュラムを用意しているため、自社のニーズに合った研修が見つかるでしょう。

講師陣は豊富な経験と実績を持っており、人材開発支援助成金の利用も可能なため、コストを抑えつつ、質の高い研修を受けられます。

特徴・実績

  • 企業研修の実績多数
  • 経験豊かな講師陣による分かりやすい指導
  • 人材開発支援助成金の活用が可能
料金110,000円(税込)
研修期間2日間
研修形式オンライン
研修可能な定員数不明
人材開発支援助成金制度の有無

Linux研修ならウズカレBizへご相談を!

Linuxは、世界で広く普及しているOSの1つです。

社員がLinuxに関するスキルを習得することで、業務の様々な場面において活躍を期待できるでしょう。

本記事では「Linux研修を選ぶ際のポイント」や「Linux研修におすすめの研修会社」をご紹介しました。

自社でLinux研修を行うことが難しい場合、研修会社に依頼するのも手段の1つです。

ただし、研修会社はそれぞれメリットや特徴が異なるため、自社のニーズに合った企業を選ぶことが大切です。

弊社UZUZが提供する「ウズカレBiz」は、主に新入社員を対象としたオンライン研修サービスです。

先ほどご紹介した「インフラエンジニア育成コース」の他にも「開発エンジニア育成コース」や「デジタル人材育成コース」の2つをご用意しています。

いずれのコースも人材開発支援助成金の利用が可能です。

また、研修後も繰り返し視聴できる講義動画があるため、復習に活用することで社員のさらなるスキルアップが望めるでしょう。

研修会社選びに迷っている企業の方は、ウズカレBizも選択肢の1つとしていただければ幸です。

この記事を監修した人

S.KAWABATA 株式会社UZUZ COLLEGE 代表取締役

UZUZ COLLEGE代表取締役社長、UZUZグループ専務取締役。1986年生まれ、鹿児島出身。高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。大学卒業後、住宅設備メーカーINAX(現・LIXIL)に入社。1年目からキッチン・洗面化粧台の商品開発に携わるも、3年目に製造部へ異動し、毎日ロボットと作業スピードを競い合う日々を送る。高校の同級生であったUZUZ創業者からの誘いと、自身のキャリアチェンジのため、「UZUZ」立ち上げに参画。第二新卒・既卒・フリーターといった20代若者への就業支援実績は累計2,000名を超える。2020年より教育研修事業を立ち上げ、2024年より「UZUZ COLLEGE」として分社化し、代表取締役社長に就任。