CCNAは、インフラエンジニアを目指す人にとって登竜門ともいえる資格です。
しかし、学習を進めるにあたって「無料で学習したい」「できるだけ学習コストを抑えたい」と考える人も多いのではないでしょうか?
実は、CCNAの学習には無料で活用できるリソースが豊富にあります。
本記事では、無料で利用できる教材やスクールの紹介とともに、学習コストを抑えてCCNA試験に合格するための方法を解説します。
CCNAの学習を進める上で、できるだけコストを抑えたいと考える人も多いでしょう。
実は、無料で学べる教材やITスクール、学習ツールが豊富にあります。
ここでは、CCNAの試験対策に役立つ学習リソースを紹介します。
画像引用元:CCNAイージス
CCNAイージスは、CCNA(200-301)の試験範囲を網羅した無料のWeb教科書です。
技術解説が充実しており、ネットワークの基礎から応用まで体系的に学べるため、独学でCCNAを目指す人に最適です。
試験対策としての品質は市販の参考書と同等で、スマホやタブレットでも閲覧できるため、通勤時間などを活用して学習できます。
資格取得にとどまらず、実務で必要な知識も学べる点が大きな特徴です。
無料で質の高い教材を探している人にとって、役立つ学習リソースです。
ウズカレのYouTubeチャンネルでは、CCNAの学習動画を一部無料で公開しています。
登録者5万人超の人気チャンネルで、ネットワークの基礎を学べるため、初心者でも安心して学習を進められます。
ただし、公開されているのはお試し版のため、全ての講義を視聴するには、有料の動画教材「ウズカレ動画」の購入が必要です。
ウズカレ動画は、累計10万人以上が利用し、大手企業の新入社員研修にも採用されるなど、高品質な教材として評価されています。
以下から無料で視聴できるので、ぜひご覧ください。
ウズカレITは、完全無料でCCNAを学べるオンラインのITスクールです。
入会金や違約金、受講料は一切かかりません。
CCNAを取得し、インフラエンジニアとしての就職を目指すためのカリキュラムが用意されており、IT未経験でも効率よく学習を進められます。
CCNAの合格点は公式には発表されていませんが、一般的に1000点満点中825点以上(正答率75%)とされ、合格率は推定20〜30%程度といわれる難関試験です。
独学では疑問点をすぐに解決できず、挫折する人も少なくありません。
しかし「ウズカレIT」なら無料でCCNAを学習でき、短期間でのスキルアップ、そしてインフラエンジニアとしての就職を目指せます。
無料カウンセリングも実施しているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
画像引用元:Cisco公式サイト
CCNA試験の運営元であるCiscoの公式サイトでは、一部の練習問題を無料で解くことができます。
公式の問題を解くことで、試験の出題傾向や問題形式を把握しやすくなり、本番に向けた対策として役立ちます。
ただし、提供されている問題数は限られており、これだけで試験対策を完結させるのは難しいです。
そのため、CCNA合格を目指すには、Cisco公式問題に加えて書籍や動画教材など、他の学習リソースと組み合わせて学習を進めることが重要です。
画像引用元:Ping-t 公式
Ping-tは、CCNAをはじめとするIT資格の問題集を提供している学習サイトです。
試験範囲の一部を無料で公開しており、登録すれば誰でも利用できます。
有料会員になると、全ての問題と簡易シミュレータが利用できるようになり、さらに深い学習が可能です。
問題演習を通じて知識を定着させたい人におすすめです。
有料会員の場合、利用期間に応じて料金が異なります。
【料金プラン】
利用期間 | 料金 |
---|---|
1ヶ月(30日) | 2,640円 |
2ヶ月(60日) | 3,300円 |
3ヶ月(90日) | 3,960円 |
6ヶ月(180日) | 4,950円 |
1年(365日) | 6,930円 |
2年(730日) | 9,900円 |
3年(1095日) | 12,870円 |
CCNAだけでなく、オラクルマスターやLinuCなど、様々なIT資格の問題も扱っており、幅広い資格対策にも活用できます。
引用:Ping-t「プレミアムプランの紹介」
ウズカレテストは、CCNAやLinuCなどのインフラ系資格に特化した、完全無料の問題集サイトです。
CCNA向けには400問以上の演習問題が収録されており、試験対策に役立ちます。
無料登録をすると、学習履歴や正答率などの学習データを確認でき、自分の苦手分野を把握して効率的に学習を進めることが可能です。
また、分野ごとに問題が分かれているので、どの分野でどれだけ学習が進んでいるのかが一目で分かります。
全ての問題が無料で利用できるため、コストをかけずに演習問題をこなしたい人にとって、おすすめの学習リソースです。
CCNA試験対策には、実践的な学習環境を整えることが重要です。
本来であれば、Ciscoのルーターやスイッチを使用して学習するのが理想ですが、中古機器を購入する場合でも5千円~2万円ほどのコストがかかります。
そのため、コストをかけずにネットワークの設定や動作を学びたい人には、Ciscoが提供する無料のシミュレーションツール「Packet Tracer」の活用がおすすめです。
Packet Tracerを使用すれば、仮想的なネットワーク環境を構築し、様々なシナリオを試すことが可能です。
実機を用意せずに学習できるので、コストを抑えながら効率的にCCNA対策を進められます。
CCNAの学習を無料で進めるには、学習サイトやサービスの選び方が重要です。
無料の教材は手軽に利用できますが、試験範囲を十分に網羅していなかったり、古い情報が含まれていたりすることがあります。
ここでは、無料の学習サイトやサービスを利用する際に、注意すべき具体的なポイントを解説します。
CCNAの試験対策として無料の学習サイトや教材を活用する場合、試験範囲を網羅しているか必ず確認しましょう。
無料の教材は手軽に利用できますが、内容によっては一部のトピックしか扱っていないこともあります。
特定の分野が欠けていると、試験本番で対応できない問題に直面する可能性があります。
Ciscoの公式サイトや試験ガイドと照らし合わせながら、全ての試験範囲をしっかり学べるか確認することが大切です。
CCNA試験は定期的に更新されるため、学習する教材が最新の情報を反映しているかを確認することが重要です。
2025年3月現在、CCNA試験は「CCNA(200-301)」が最新バージョンですが、過去の教材では旧バージョンの内容のままの場合があります。
試験範囲が変わると出題傾向も変わるため、古い情報を元に学習してしまうと、試験本番で通用しない可能性があります。
CCNAの試験範囲は頻繁に更新されるため、Ciscoの公式サイトや信頼できる学習サービスを活用し、常に最新の情報で学習を進めるようにしましょう。
CCNAの学習を無料で進める際には「動画」「学習サイト」「問題集」「実機演習」を組み合わせるのが効果的です。
以下のステップで学習を進めましょう。
実際に手を動かして学ぶことで、ネットワークに対する理解が深まり、試験本番でも自信を持って対応できるようになります。
問題演習サイトで安定して80%以上の正答率を維持できるレベルまで仕上げるのが、CCNA合格のコツです。
模擬試験を活用して本番に近い環境で学習し、時間配分にも慣れておきましょう。
CCNAの試験費用や学習コストについて、気になる人も多いのではないでしょうか。
「CCNAの試験は無料で受けられる?」
「無料でなくても安価に学ぶ方法は?」
ここでは、これらの疑問に答えていきます。
会社の補助などがない限り、完全に無料で受けることはできません。
2025年1月時点で、CCNAの受験料は42,900円(税込)と比較的高額です。
そのため、一度の受験で合格できるよう、慎重に学習計画を立てることが重要です。
無料の学習リソースも充実していますが、確実に合格を目指すなら、有料教材の活用も検討すると良いでしょう。
受験費用を無駄にしないためにも、しっかりと準備を進め、万全の状態で試験に臨むことが大切です。
CCNAを無料でなくても安価に学ぶ方法として、参考書を活用した独学が挙げられます。
以下の2冊は、特におすすめの問題集です。
特徴 | |
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Cisco試験対策Cisco CCNA問題集 | ・ポイント解説が分かりやすい ・模擬試験3回分付き |
徹底攻略Cisco CCNA問題集 | ・スマホ問題集付きでスキマ時間での学習が可能 ・問題を解きながら自然に理解できる |
また、参考書だけでなく動画学習も効果的です。
特に「ウズカレ動画」は無料で視聴でき、視覚的・聴覚的に学べるため、活字が苦手な人でも理解しやすいのが特徴です。
さらに、コマンド入力やネットワーク設定など、実際の操作画面を見ながら学習できるので、より実践的な知識が身につきます。
CCNAの学習を無料で進めるには、動画や学習サイトを活用して基礎知識を固め、問題集と実機演習を組み合わせるのが効果的です。
CCNA試験は、基本的に無料で受けることはできません。
しかし、適切な学習計画を立てて一発合格を目指せば、費用を最小限に抑えられます。
ここで紹介したリソースを参考にして、CCNA合格を目指しましょう。
UZUZ COLLEGEでは、CCNA対策ができる豊富な教材と、無料のスクールを提供しています。
さらに、学習後には就職支援も行っているので、CCNAの取得から就職まで一貫してサポートします。
CCNAを取得してインフラエンジニアを目指したい方は、UZUZ COLLEGEへご相談ください。
UZUZ COLLEGE教材開発部門事業責任者。1989年生まれ、岐阜県出身。元中学校社会科教諭。教諭時代にExcel VBAを独学し業務を自動化する。中学校教諭を辞めた後は学習塾を立ち上げる。その後、大学の同級生であったUZUZ社員に誘われ、UZUZの業務を手伝うようになる。ウズウズカレッジでは法人研修や教材、社内システムの開発を担当するようになる。学習者の学力を把握することに長けており、知識がゼロの学習者でも無理なく学習を修了できるようなカリキュラムを設計している。CCNAの映像講義は発売後すぐにベストセラーとなる。受講生の評価は常に90%以上を維持し、CCNA教材の累計受講者数は1万人を超えている。学習支援の対象分野はCCNA、Google App Script、Excel VBA、C言語など。