LinuCは、ITエンジニアとして活躍するために取得しておいて損のない資格です。
しかし、LinuC試験を受けるにあたって、学習教材や勉強方法に迷っている方も少なくないでしょう。
本記事では、おすすめの問題集や勉強方法、学習を進める際のポイントなどをご紹介します。
書籍版とオンラインの問題集の違いなど、教材によって特徴やメリットが異なるため、最適な活用方法を知ることで効率的に学習を進められます。
自分に合った学習ツールと勉強方法を見つけて、LinuC合格を目指しましょう。
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まずは、書籍版のおすすめ問題集をご紹介します。
LinuC試験のレベルによっておすすめの問題集は異なるため、自身の受ける試験に合わせて選択してください。
『Linux教科書LinuCレベル1スピードマスター問題集』は、最新の試験内容を徹底的に分析し作られた問題集です。
LinuC試験の主催者であるLPI-Japanが、厳正な審査により認定したテキストであり、内容に信頼性や安心感を持って学習を進められるでしょう。
解説が丁寧なことが特徴で、問題数は472問と多数収録されています。
さらに、101試験と102試験の模擬試験も付いているため、多くの問題をこなせるだけでなく、実際の試験に向けた練習もできる学習教材です。
参考:Amazon「Linux教科書 LinuC レベル1 スピードマスター問題集」
こちらは、LinuC試験レベル2に対応している問題集で、前述したレベル1のものと同じシリーズです。
最新試験の内容が書き下ろされている点や、LPI-Japanの認定テキストであることは先ほどと変わりません。
201試験と202試験の出題範囲が網羅されており、模擬試験も付いているため、この問題集をこなすことで落ち着いて本番に挑めるでしょう。
実際に活用した人たちからは「解説が丁寧でしっかりしている」や「他の学習教材では出題されなかった問題があり助かった」など、高く評価されています。
参考:Amazon「Linux教科書 LPIC レベル2 スピードマスター問題集」
こちらは、LinuCではなくLPIC対策用の参考書です。
LinuCレベル3になると問題集が少なくなるため、試験内容の似ているLPICの参考書も活用して勉強しましょう。
『徹底攻略LPIC level3』は、実践問題や解説、模擬試験などが全てセットになっており、1冊で試験対策が可能です。
著者はエンジニアとして活躍した後、システム開発や技術教育を専門とする会社を立ち上げ、現在では企業研修の講師などを行っている方のため、内容の信頼性も高いです。
合格のための必須要素が凝縮された問題集で、効率よく学習を進められます。
参考:Amazon「徹底攻略LPIC level3」
ここからは、オンライン版のおすすめ問題集をご紹介します。
書籍版とは違った魅力があるため、併用して勉強することをおすすめします。
ウズカレテストは、会員登録不要で演習問題に取り組めるサイトで、LinuCだけでなく、CCNAやITパスポートなど様々なIT系資格に向けた学習ができます。
対象レベル | 料金 |
---|---|
レベル1 | 無料 |
誰でも無料で利用でき、LinuC試験はレベル1にのみ対応しています。
回答方法は選択式で、1問解く毎に解説が表示される仕組みのため、間違えてもすぐに正しい知識を確認できるというメリットがあります。
さらに、会員登録をすれば学習履歴や正答率の管理が可能です。
自分の苦手分野をすぐに把握できるため、学習効率が上がるでしょう。
参考:UZUZ COLLEGE「ウズカレテスト」
LPI-JAPANは、LinuCを主催している公式団体であり、例題解説を公開しています。
以下の表に記載したように、LinuC全レベルに対応しています。
対象レベル | 料金 |
---|---|
レベル1~3、LinuCシステムアーキテクト | 無料 |
問題文と選択肢が表示された画面を下へスクロールすると、解答と詳細な解説を表示するためのボタンがあります。
一つ一つの問題に対して細かく解説しており、問題を解く度に理解が深まっていくでしょう。
また、LinuC試験の主催団体が運営しているサイトなだけあり、本番の雰囲気を掴みやすいという特徴があります。
参考:LinuC「LinuC LPI-JAPAN」
Ping-tは、IT系の資格を目指す人たちに広く知られている学習サイトです。
LinuC試験レベル1の対策には以下2つの問題集がおすすめで、どちらもLPI-Japanの公認を得ています。
LinuC向け問題集の料金は、試験によって様々なため、以下の表を参考にしてください。
対象レベル | 料金 |
---|---|
レベル1の101試験 | 無料 |
レベル1の102試験、レベル2・3 | 税込2,400円/月※2ヶ月目以降は継続期間によって異なるためこちらをご確認ください。 |
参考:Ping-t「プレミアムコンテンツのご紹介」
Ping-tは、問題数が豊富であり、模擬演習モードを利用すれば本格的な試験対策が可能です。
また、自分自身の勉強速度や理解度を管理できたり、画面の大きさに合わせてボタンの配置が最適化されるため、使い勝手の良いサイトといえます。
参考:「Ping-t」
学習教材の知識を得たら、LinuCの問題演習を進める際のポイントを押さえましょう。
順序立てて勉強することで、効率的に資格取得を目指せます。
まずは、参考書で全体の流れを掴みましょう。
試験の概要や全体像を把握するところから始めると、その後の学習がスムーズに進みます。
LinuCの基礎知識がある状態とない状態では、実際に問題を解いた時の理解度が異なります。
また、知識が少ないままに問題演習に挑戦すると、単語などの意味が分からず挫折しかねません。
いきなり問題集を解かず、参考書でざっくりと試験の流れを把握することは、効率良く学習をするために重要なポイントといえます。
合わせて読みたい
問題集を繰り返し解くことで、知識が定着します。
ただ単に繰り返し解くのではなく、不正解の場合は解説を読んだり、インターネットなどで検索して徹底的に理解することが重要です。
正解した問題よりも、間違えた問題に注目することで、知識の向上スピードが早まります。
また、繰り返し問題を解くうちに試験形式や出題傾向に慣れるため、本番で焦らず解答できるでしょう。
その他にも、自分の知識が足りていない部分や、苦手とする箇所が分かるので、何を重点的に勉強すれば良いのかが明確になります。
試験当日に向けて、時間配分を意識して問題を解くようにしましょう。
LinuC試験は、問題数60問に対して試験時間が90分と短めです。
さらに、試験後に簡単なアンケートがあるため、その時間を考慮すると実質85分程で全ての問題を解かなければなりません。
ある程度勉強に慣れてきたら、しっかりと時間を計りながら演習問題にチャレンジすることをおすすめします。
勉強する中で、時間をかける問題とそうでない問題を見極められるようになれば、試験当日も焦らず余裕を持って解答できるでしょう。
本記事では、LinuC試験におすすめの問題集や勉強方法について、以下の通り解説しました。
問題集やオンラインサイトを利用した独学でも勉強は可能ですが、スクールを活用することで、挫折のリスク軽減や学習の効率アップへと繋がります。
弊社ウズウズカレッジはITスクールを運営しており、LinuC取得を目指す方向けに「LinuCコース」をご用意しています。
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UZUZ COLLEGE教材開発部門事業責任者。1989年生まれ、岐阜県出身。元中学校社会科教諭。教諭時代にExcel VBAを独学し業務を自動化する。中学校教諭を辞めた後は学習塾を立ち上げる。その後、大学の同級生であったUZUZ社員に誘われ、UZUZの業務を手伝うようになる。ウズウズカレッジでは法人研修や教材、社内システムの開発を担当するようになる。学習者の学力を把握することに長けており、知識がゼロの学習者でも無理なく学習を修了できるようなカリキュラムを設計している。CCNAの映像講義は発売後すぐにベストセラーとなる。受講生の評価は常に90%以上を維持し、CCNA教材の累計受講者数は1万人を超えている。学習支援の対象分野はCCNA、Google App Script、Excel VBA、C言語など。