CCNAイージスは、CCNAのWeb教科書のことです。
オンラインで誰でも利用できるサイトで、試験範囲の技術が全て解説されています。
CCNAとは、ネットワークエンジニアを目指す人の多くが受験する試験で、ネットワーク技術に関する基礎知識を身につけられるものです。
「ネットワークエンジニアとして働きたい」と考えている人は、取得を目指していただきたい試験です。
本記事では、実際にCCNAに合格した人からも定評があるCCNAイージスの活用方法をお伝えします。
また、CCNAイージス以外におすすめできる教材も紹介しています。
本記事で紹介する教材や勉強方法を活用して、ぜひCCNAの合格を目指してください。
なお、こちらの記事ではCCNAの試験について詳しく解説しています。
「そもそもCCNAって?」「CCNAがどんな資格か知りたい」という方は、ご覧ください。
「CCNA」「LinuC」の学習を始めるか、悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。 そんな方の後押しができればと思い、LINE登録してくださった方限定で、2,000枚超えのスライドを無料でプレゼントいたします! 豪華特典を受け取り、一緒に勉強を始めましょう!
CCNAイージスとは、CCNAのWeb教科書のことで、オンラインで誰でも利用できます。
大きな特徴は、CCNA(200-301)の試験範囲全ての技術解説があることです。
CCNAイージスだけで試験の合格を目指せるといわれているほど、充実した教材です。
加えて、ネットワークエンジニアの仕事で必要な技術の解説もあるため、実際の業務にも役立つスキルを学ぶことができます。
参考:CCNAイージス「CCNA(200-301)Web教科書」
2023年現在、CCNAイージスは第1〜30章に分かれています。
章 | 章名 | 章 | 章名 |
1 | ネットワーク基礎とOSI参照モデル | 16 | VLANの技術 |
2 | TCP/IPプロトコル | 17 | STPの基礎 |
3 | Ethernet LAN | 18 | EtherChannel |
4 | IPアドレスとサブネットマスク | 19 | First Hop Redundancy Protocols |
5 | Ciscoデバイスの操作方法 | 20 | WANテクノロジー |
6 | Ciscoデバイスの管理 | 21 | ネットワークデバイスの管理 |
7 | Ciscoルータの基本設定 | 22 | QoS(Quality Service) |
8 | ルーティングの基礎 | 23 | ネットワークセキュリティ |
9 | OSPF | 24 | IPSec |
10 | ACL(アクセスコントロールリスト) | 25 | Layer2セキュリティ |
11 | DHCP | 26 | AAA |
12 | NAT/PAT | 27 | IPv6アドレス |
13 | Catalystスイッチの基本設定 | 28 | 無線LAN(Wireless LAN) |
14 | VLANの基礎、VLANルーティング | 29 | Cisco Wireless LAN |
15 | スパニングツリープロトコル | 30 | 仮想化、SDN、ネットワーク自動化 |
引用:CCNAイージス「CCNA(200-301)Web教科書」
各章はさらに細かく分けられており、参考書に当たるようなページと練習問題が載せられています。
CCNAイージスのトップページを開き、下にスクロールすると「CCNA (200-301) 試験範囲のネットワーク技術解説 」で全ての章を見ることができます。
各章の紹介からさらに下がると「CCNAイージスの注意事項の部分」が載っています。
2023年現在では5項目の注意が記載されています。
細かく注意事項が載っていますので、詳しく知りたい方はCCNAイージスのサイトをご覧ください。
CCNAイージスは最新の試験に対応できるよう更新されており、試験を受ける際には最新の情報を知っておく必要があります。
注意事項もこまめに確認しておきましょう。
CCNAイージスのサイトには、CCNAを取得した後のことについても記載されています。
CCNAを取得できたら自分のネットワーク技術力に自信を持ちましょう。ネットワークエンジニアの経験がない場合でも、ここに書かれている膨大な内容を読み一定の理解をしている訳ですから、かなりの知識が身についていることを意味します。CCNAはまさに一定のネットワーク技術力の証明になっています。そのため転職の募集要項で CCNA取得者歓迎というフレーズがあるわけです。また、努力して結果を得たということは目標達成能力の証明にもなっています。そして、CCNAを取得できたら自分にご褒美をあげましょう。休息もとても大切です。 |
引用:CCNAイージス「CCNA(200-301)Web教科書」
CCNAは、ネットワーク技術の基礎を学べる資格です。
そのため、CCNAに合格したらある程度の技術力を持っていると証明でき、ネットワークエンジニアとして歓迎されるということになります。
そして、資格を取得するのは決して簡単なことではなく、時間も労力も使った結果、業務に臨める知識や技術力を習得したということです。
就活・転職活動や業務に自信を持って取り組みましょう。
実際に、CCNAイージスはCCNAを受験する人の多くが利用しています。
ここでは、CCNAイージスがおすすめな理由と、実際に利用した人からの評価をお伝えします。
自分が試験勉強に使う教材に何を求めるのか、どのような教材を使いたいか考える際の参考にしてください。
CCNAの試験勉強にCCNAイージスをおすすめする理由は以下の4つです。
自分にとってメリットとなるポイントがあれば、CCNAイージスを活用することも考えてみましょう。
最新情報に更新される
CCNAイージスは常に最新の状態に更新されているのが1つの魅力です。
IT業界は変化し続けているため、それに対応して、CCNAの試験内容も更新されます。
CCNAイージスは、新試験にも対応できるよう、試験範囲に変更があれば、技術解説の新規作成、更新、削除を行っています。
常に新しい内容を学べるのは、大きなメリットといえるでしょう。
いつでも学習できる
CCNAイージスは、スマホやパソコンからどこでも見ることができます。
そのため、時間や場所を選ばずに勉強に取り組むことが可能です。
特に、大学に通っていたり、すでに就職している人の中には、まとまった時間を確保するのが難しい人もいるでしょう。
電車の待ち時間などの隙間時間を活用できるので、効率よく勉強を進められます。
無料で使える
CCNAイージスは、市販のCCNA対策の参考書と変わらないレベルといわれています。
そのような教材を無料で活用できるのは大きなメリットです。
CCNAイージスのサイトには、CCNAイージスと併用がすすめられている教材も紹介されています。
CCNAイージス自体は無料で使えるので、それ以外の教材にお金を使い、より試験勉強を充実させるのも1つの手といえます。
練習問題もある
試験勉強において、学んだことが実際に定着しているか、練習問題を解くことが欠かせません。
また、様々な問題を解くことによって、問題慣れでき、試験当日も慌てず回答することができるでしょう。
CCNAイージスでは技術解説に加えて、各分野の練習問題を使用することもできます。
CCNAの試験対策において、大きな助けとなるでしょう。
ここでは、実際にCCNAイージスを利用した方の2名から寄せられた評判の中から、一部を抜粋して紹介します。
CCNA合格体験記:Ping-t+CCNAイージスだけで大丈夫 【何回目の受験か】1回目 【学習期間】2.5ヶ月ほど 【使用テキスト】なし 【参考にしたサイト】CCNAイージスPing-t 最初にCCNAイージスをさらっと流し読みします。次に、ping-tの問題を解き、間違ったor分からなかった問題の解説をじっくり読みます。そのときCCNAイージスの解説も読み返します。すべての問題をすべて正解するまで問題を解きます。あとは、模試を繰り返し行います。 最初にCCNAイージスを読み込もうとすると、だんだん疲れてやる気がなくなってきますので、ping-tの問題を解きながら、分からないところを解説とCCNAイージスで勉強するというスタイルが良いように思いました。 【受験者へのアドバイス】CCNAの合格だけならPing-tとCCNAイージスで全く問題ないと思います。 |
参考:Ping-t「合格体験記」
【使用した書籍】シスコ技術者認定教科書 CCNA完全合格テキスト&問題集200-301徹底攻略Cisco CCNA問題集[200-301 CCNA]対応 【使用したサイト】CCNAイージスPing-t 【学習方法】前提として、情報系学部出身で、ネットワークの基礎は学んできた ・白本を読み進めると同時に実機等(PT・GN3含む)を使用してコマンド実行後の動作確認・白本(1週目)読破後、付属の問題集(60分の方)を解き、理解の浅い部分を確認・再度、白本(2週目)を逆の章から読む・黒本で問題演習を行い、理解をさらに深める・間違えた内容を白本とCCNAイージスで再確認・Ping-tで問題演習(全約800問)・白本の模擬問題を解く(Full version)・Cisco語について把握調査(変に直訳された英語などのことをいう)・Ping-tで模擬問題を解く・Ping-tを使って演習ができなかった内容を何度も解く 【試験の感想】問題文と選択肢での日本語以外で難しいとはまったく思いませんでした。Cisco語もよく読めば意図は伝わるが、問題文だけでなく選択肢もCisco語であるため大変でした。CCNAの範囲ではないのでは?というものが何問かありましたが、消去法とCCNAイージスで学んだ部分もあったため、回答ができました。 【受験者へのアドバイス】・Cisco語を舐めるなやはり一番のアドバイスはこれです。・暗記ではなく本質での理解が必要・なるべく手を動かそうCCNAを学ぶ上で暗記だけでは基本的な機器操作技術が身につきません。 |
参考:Qiita「CCNA 合格体験記」
CCNAイージスで学んだことは試験でも活かせることがわかります。
CCNAイージスは試験範囲のすべての技術解説をしているだけあって、評判が良いようです。
私たちウズウズカレッジがおすすめするCCNAイージスを使った勉強の進め方を紹介します。
実際にCCNAイージスを使用した方の声も含め「Ping-tを併用する」と「『CCNA完全合格テキスト&問題集』で問題慣れをする」の2つの進め方をお伝えします。
試験勉強の進め方を迷っている方は、参考にしてください。
こちらは、CCNAイージスにておすすめされている方法の1つです。
実際にCCNAイージスを使用した方からもおすすめされていました。
後ほど詳しく紹介しますが、Ping-tは問題集を解きながら知識の定着をさせるのに役立つサイトです。
まずはCCNAで試験範囲のインプットをして、その後、Ping-tで問題を解いていきます。
問題を解いて、分からなかったり間違えた部分はPing-tの解説を読み、合わせてCCNAイージスで復習をすると知識が定着しやすいです。
こちらも、CCNAイージスにておすすめされている方法です。
後ほど参考書の紹介もしますが、1つの教材だけではなく、複数のものを活用して学習することが大切です。
いくつかの問題パターンに慣れておけば、試験問題が例年と違うパターンだったり、知らないタイプの問題が出ても、冷静に対処できるでしょう。
また、多くの問題を解くことで、試験当日に似たような問題が出る可能性が高くなります。
ここでは、CCNAイージス以外におすすめの勉強サイトや動画、参考書を紹介します。
人によって、使いたい教材は違うので、より自分に合った教材を見つけて、勉強を続けましょう。
なお、こちらの記事にはCCNAイージスの活用だけに限らず、CCNAの勉強方法を解説しています。
本記事では紹介していないおすすめの教材や受験についても詳しくお伝えしますので、CCNAの受験を考えている方は、ぜひこちらもお読みください。
合わせて読みたい
勉強サイト
勉強サイトでおすすめなのは以下の3つです。
Ping-t
Ping-tは問題を解きながら、知識を定着させていく勉強サイトです。
900問以上の問題が掲載されており、常に最新の試験に対応した問題になるように更新されています。
解説もわかりやすいため、つまずかずに学習を進められるでしょう。
無料・有料版がありますが、有料版では無料版で解けない問題を解くことができるので、本格的にCCNAの勉強をしたいという方には有料版をおすすめします。
Udemy
Udemyはオンライン学習プラットフォームで、様々な講座を受けられます。
有料サイトではありますが、他のユーザーによる評価やコメントを比較しながら選択できるため、より自分に合う教材を選ぶことが可能です。
後ほど紹介しますが、ウズウズカレッジの教材「【完全版(前編+後編)】未経験から合格!Cisco CCNA試験対策講座」もUdemyにて提供していますので、利用を検討していただけると幸いです。
ウズカレテスト
ウズカレテストは、弊社ウズウズカレッジが提供している問題演習型の勉強サイトです。
分野ごとに問題が分かれており、苦手分野や重点的に対策したい分野など、その時々の状況に合わせて活用できます。
会員登録しなくても利用できますが、学習記録を残したい場合は会員登録をしないといけません。
学習記録は正答率や取組時間などを記録できるため、効率的に学習を進めたい方にはおすすめできます。
ぜひ会員登録をしてご利用ください。
おすすめの動画教材は「ウズウズカレッジYouTube動画」と「【完全版(前編+後編)】未経験から合格!Cisco CCNA試験対策講座」です。
イラストや図などを使ってわかりやすく解説している動画も増えているため「まだ知識が少ない」という方でも学習しやすいです。
人から解説してもらう方が理解しやすいという人は使用するとよいでしょう。
ウズウズカレッジYouTube動画
ウズウズカレッジYouTube動画は、弊社ウズウズカレッジが提供している無料動画です。
CCNAの解説をしている動画は以下の2種類です。
イラストや分かりやすい例えを盛り込んで解説しているので、初心者でも理解しやすくなっています。
CCNA対策の動画はもちろん、ITに関する知識全般を解説している動画もあるので、未経験の方は他の動画も活用できるでしょう。
ある程度の基礎知識がついていれば、他の参考書を読んだ時の理解度が変わります。
CCNAの学習の第一歩として使用するのをおすすめします。
参考:YouTube「ウズウズカレッジ l デジタル(IT・DX)分野のリスキリング就職」
【完全版(前編+後編)】未経験から合格!Cisco CCNA試験対策講座
こちらも、弊社ウズウズカレッジが提供しているCCNAの試験対策講座です。
タイトルにもあるように、未経験から合格を目指している方へおすすめできます。
丁寧に図解しており、難しい内容でも理解しやすいでしょう。
加えて、現役の講師にいつでも質問できるので、分からないことなどがあっても、その都度解決しながら学習できます。
購入を検討しているという方に向けて、無料の導入編も用意していますので、ぜひ一度試してみてください。
参考:Udemy「【完全版(前編+後編)】未経験から合格!Cisco CCNA試験対策講座」
参考書でおすすめなのは以下の3つです。
独学で勉強する場合は、参考書は必ず使用するので、自分に合ったものを選びましょう。
ただし、分からないことがあった時に解決が容易ではない場合もあるため、モチベーションの維持には注意が必要です。
1週間でCCNAの基礎が学べる本
「1週間でCCNAの基礎が学べる本」は、未経験の人にまず読んでいただきたい参考書といえます。
「ネットワークについて学習したことはないけど、CCNAの合格を目指したい」という人におすすめの1冊です。
未経験の方でも理解しやすいよう、イラストを豊富に使って解説しているのが特徴です。
「ネットワークとは何か」というような基礎的な知識から解説されているため、挫折することなく勉強を進められます。
基礎からわかる!CCNA最短合格講義
「基礎からわかる!CCNA最短合格講義」は2023年9月26日に発売したばかりの、最新の参考書です。
CCNAの学習を始めたばかりの人でも、試験直前の追い込みの人にも、おすすめできる、短期攻略可能な問題集になっています。
「ITに関してあまり詳しくない」「知識が少ないから不安」といった人でも勉強できるよう、つまずきやすいポイントは動画で解説しています。
実は、こちらの参考書は弊社ウズウズカレッジの河合が執筆したものです。
河合は社会科の教諭をしていた経験もあり、分かりやすい解説には定評があります。
ぜひ活用を検討してください。
CCNA完全合格テキスト&問題集
「CCNA完全合格テキスト&問題集」IT技術専門スクールの講師が書いている参考書です。
章ごとの確認問題、2回分の模擬試験など、なるべく実際の試験に近づけた参考書といえます。
そのため、まずは先程紹介した「1週間でCCNAの基礎が学べる本」「基礎からわかる!CCNA最短合格講義」などで基礎知識を学習しましょう。
その上で、知識の定着を図るために活用するのがおすすめです。
本記事では、CCNAイージスの活用方法を解説しました。
CCNAイージスは、実際に活用した方からも定評があるように、CCNA対策には有効な教材といえるでしょう。
CCNAはネットワークエンジニアにとっては登竜門といわれる試験であり、働く上で必要な知識を身につけることができるものです。
ぜひ、CCNAイージスをはじめ、本記事で紹介した教材や勉強方法を活用して、CCNAの合格を目指してください。
ちなみに弊社ではITスクール「CCNAコース」を提供しています。
完全eラーニング型を取り入れながら、1人ひとりに担任講師がつくので、自分のペースであっても挫折せずに学習に取り組めます。
また、IT専門エージェントによる就職サポートを受けることも可能です。
「CCNAを取得して、転職を考えている」「学習と就活を並行してがんばりたい」という方にはぴったりなサービスといえるでしょう。
ぜひご活用ください。
「CCNA」「LinuC」の学習を始めるか、悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。 そんな方の後押しができればと思い、LINE登録してくださった方限定で、2,000枚超えのスライドを無料でプレゼントいたします! 豪華特典を受け取り、一緒に勉強を始めましょう!
UZUZ COLLEGE教材開発部門事業責任者。1989年生まれ、岐阜県出身。元中学校社会科教諭。教諭時代にExcel VBAを独学し業務を自動化する。中学校教諭を辞めた後は学習塾を立ち上げる。その後、大学の同級生であったUZUZ社員に誘われ、UZUZの業務を手伝うようになる。ウズウズカレッジでは法人研修や教材、社内システムの開発を担当するようになる。学習者の学力を把握することに長けており、知識がゼロの学習者でも無理なく学習を修了できるようなカリキュラムを設計している。CCNAの映像講義は発売後すぐにベストセラーとなる。受講生の評価は常に90%以上を維持し、CCNA教材の累計受講者数は1万人を超えている。学習支援の対象分野はCCNA、Google App Script、Excel VBA、C言語など。