「よく聞く”IT系の仕事”って何?」と疑問に思うことはありませんか?
「IT系の仕事」と聞くとエンジニアをイメージする人が多いかもしれません。
しかし、一言で「IT系」といっても、エンジニアや営業など、分野や職種ごとに仕事内容は多岐にわたります。
また、似ているようですが「IT業界・IT企業で働いている」のと「IT関連の職種で働いている」のも全く異なるものです。
本記事では「IT系の仕事」と呼ばれる仕事について、具体的な業務内容や、未経験からIT系の仕事を目指す方法について詳しくお伝えします。
さらに「IT業界とはどのような業界か?」解説もしています。
ぜひ最後まで読み「IT系の仕事」について知っていただき、IT系の仕事を目指す際の参考にしていただけたら幸いです。
監修者:岩田 修一 ITリスキリングサービス「ウズウズカレッジ」を運営。同志社大学卒業後、大手進学塾で最難関校受験クラスを担当。ウズウズカレッジでは教材制作に加え企業研修講師としても活躍中。制作した教材はUdemyで販売され、5段階評価中4.6を獲得。 |
冒頭でもお伝えしたように「IT系の仕事」と聞くとエンジニアをイメージする人が多いかもしれませんが、一言でIT系の仕事といっても、分野によって仕事内容は様々です。
代表的なITの仕事を、以下の6つの分野に分けて紹介します。
分野ごとに、それぞれ代表的な職種についても解説しています。
「IT系」と聞いて、多くの人がイメージするのがエンジニアです。エンジニアにも、複数の職種があります。
ここでは、以下の8つの「エンジニア」を紹介します。
システムエンジニアは「システムの要件定義・設計・開発」を担当します。
ここでいう「システム」とは「ITを活用した業務効率化のための仕組み」のことです。
例えば、店舗の在庫管理のために使用するツールの作成などがあります。
システムエンジニアが要件定義・設計を行い、作成した仕様書をもとにプログラマーが開発を担当するのが一般的です。
ただし企業やプロジェクトによって、システムエンジニアが開発を担うこともあります。
以下の表はシステムエンジニアの適性をまとめたものです。
向いている人 |
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必要なスキル |
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おすすめの資格 |
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アプリケーションエンジニアの仕事は「ソフトウェアの要件定義・設計・開発」です。
「アプリケーション」とは、決められた環境で動作するソフトウェアのことで、スマホのアプリもそうですが、Web(インターネット)上ではYouTubeやTwitterなども実はアプリケーションです。
先ほど紹介したシステムエンジニアと業務内容は似ていますが、開発するものが異なります。
主にシステムエンジニアは「システム」、アプリケーションエンジニアは「アプリケーション」です。
先程紹介したシステムエンジニアが業務効率化のための仕組みを作り、アプリケーションエンジニアがシステムの中身であるアプリケーションを作るという流れです。
ただし、企業によってはシステムエンジニアと同じ意味で用いられ、アプリケーションエンジニアがシステムの開発を担当する場合もあります。
以下の表に、アプリケーションエンジニアの適性をまとめました。
向いている人 |
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必要なスキル |
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おすすめの資格 |
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プログラマーの仕事内容は「システムやソフトウェアの開発」です。
システムエンジニアやアプリケーションエンジニアが作成した仕様書をもとに、プログラムコードを書くことが業務です。
開発を担当するのはシステムやアプリケーションなど様々で、開発するものによって使用するプログラミング言語は異なります。
例えば、業務システムの開発ではJavaやC言語、Webシステムの開発はHTML/CSSやJavaScriptなどです。
お伝えしたように、企業やプロジェクトによっては、システムエンジニアやアプリケーションエンジニアがプログラマーを兼任することもあります。
以下の表はプログラマーの適性をまとめたものです。
向いている人 |
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必要なスキル |
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おすすめの資格 |
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組み込み系エンジニアは「組み込みソフトウェアの設計・開発」が仕事です。
組み込み系ソフトウェアとは「コンピューターを制御するソフトウェア」を指しており、自動車や家電製品などの電子機器に組み込まれています。
機器のリモコンやスイッチを押した通りに動くのは、組み込みソフトウェアによるものです。
以下の表に、組み込み系エンジニアの適性をまとめました。
向いている人 |
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必要なスキル |
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おすすめの資格 |
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フロントエンドエンジニアは「ユーザーが操作するフロント部分(画面上に表れる部分)の設計・開発」を行います。
Webデザイナーが作成したデザインをもとに、プログラムコードを使って設計・開発をします。
フロントエンジニアの適性を以下の表にまとめました。
向いている人 |
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必要なスキル |
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おすすめの資格 |
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バックエンドエンジニアの仕事内容は「ユーザーの操作に応じるサーバー側の設計・開発」です。
先ほど紹介したフロントエンジニアがWebサイトのデザインを作るのに対し、バックエンドエンジニアはユーザーからは見えない部分を作っています。
例えば、ユーザーが要求する情報をデータベースから取り出す仕組みや、ユーザーの閲覧・購入履歴から興味がありそうな分野を探し出す仕組みなどを構築します。
以下の表に、バックエンドエンジニアの適性をまとめました。
向いている人 |
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必要なスキル |
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おすすめの資格 |
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ネットワークエンジニアは「ネットワークの設計・構築・運用保守」が仕事です。
システム全体のネットワークを設定したり、ルーターやスイッチなどの専用機器の設定を担当します。
以下の表はネットワークエンジニアの適性をまとめたものです。
向いている人 |
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必要なスキル |
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おすすめの資格 |
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サーバーエンジニアは「サーバーや仮想環境の設計・構築・運用保守」を行います。
サーバーとは、利用者のリクエストに応じてデータを提供するコンピュータのことを指し、ITインフラの中で重要なものです。
サーバーエンジニアは、メールサーバーやWebサーバーなど様々な種類を扱っており、開発や修正対応など、サーバーに関する業務全般を担当します。
以下の表に、サーバーエンジニアの適性をまとめました。
向いている人 |
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必要なスキル |
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おすすめの資格 |
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合わせて読みたい
IT系の仕事の中で、営業・コンサルタントを担当する職種は「セールスエンジニア」と「ITコンサルタント」です。
以下、それぞれ詳しく解説します。
セールスエンジニアは「自社サービスやソフトウェアの営業」を担当します。
名前の通り「セールス(営業)」と「エンジニア(技術者)」を兼ねた職種です。
主にシステム開発を企画から運用保守まで請け負うSIer系企業(富士通、NTTデータなど)やソフトウェア系企業(日本オラクルなど)などに置かれている職業です。
クライアントが抱えている課題を解決できる自社サービス・製品を提案し、導入後のフォローも行います。
以下の表はセールスエンジニアの適性をまとめたものです。
向いている人 |
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おすすめの資格 |
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ITコンサルタントの仕事は「自社やクライアントの経営課題に対してITツールを用いた解決策を立案する」ことです。
課題解決の際に使用するITツールによって、呼び方が変わる場合もあります。
例えば、ERP(企業内のすべての業務を一元的に管理するシステム)を活用する「ERP」、SAP社(ERPを取り扱う企業)の製品を利用する「SAPコンサルタント」などです。
企業によって細かい業務内容は異なりますが、コストについての調査、買収先企業のIT資産価値の分析など、多岐にわたる業務を担当します。
以下の表にITコンサルタントの適性をまとめました。
向いている人 |
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IT系の仕事でマネジメント分野を担当する職種は以下の3つです。
どの職種もエンジニアの分野での実務経験があるのが望ましいため、未経験よりもキャリアアップとして目指すのがおすすめです。
それぞれ詳しく解説します。
プロジェクトリーダーの仕事内容は「現場でのチームの総括」です。
現場でチームをまとめながら、プロジェクトを遂行させる役割を担います。
次に紹介する「プロジェクトマネージャー」の責任のもとで、チームメンバーが最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、進捗管理や品質担保を行います。
以下の表に、プロジェクトリーダーの適性をまとめました。
向いている人 |
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プロジェクトマネージャーの仕事は「要件定義・設計・テスト・運用保守」です。
企業によっては、プロジェクトリーダーとプロジェクトマネージャーは同じ意味でつかわれることもあります。
また、任せられる業務や権限も企業やプロジェクトによって様々です。
以下の表は、プロジェクトマネージャーの適性をまとめたものです。
向いている人 |
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おすすめの資格 |
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ディレクターは、主に「システム開発におけるディレクション業務」を行います。
クライアントとエンジニアやプログラマーの間に入り、システムの企画や交渉など、プロジェクトの進行管理が仕事内容です。
仕事内容はプロジェクトリーダーと似ていますが、ディレクターはプロジェクトリーダーよりも現場に近い立場で業務を行います。
ただし、どの範囲のディレクション業務を行うかは、企業や現場によって様々です。
ディレクターの適性を以下の表にまとめました。
向いている人 |
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必要なスキル |
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おすすめの資格 |
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IT系の仕事の中には、クリエイティブの分野の職種もあります。
「Webデザイナー」と「UI/UXデザイナー」がクリエイティブの分野の仕事です。
以下、2つの職種を詳しく解説します。
Webデザイナーは名前の通り、Webサイトのデザインが仕事内容です。
クライアントからヒアリングを行い、デザインや機能性などを考え、コーディングを行う役割を担っています。(コーディングは別の担当者がつくケースもあります)
Webデザイナーが担当する「コーディング」は、HTMLやCSSなどのプログラミング言語(正確にはHTMLは「マークアップ言語」、CSSは「スタイルシート言語」といいます)を使ってコードを記述する作業のことです。
Webデザイナーが作成したデザインをもとに、フロントエンドエンジニアがプログラミングをしてデザインを完成させます。
以下の表にWebデザイナーの適性をまとめました。
向いている人 |
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おすすめの資格 |
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UI/UXデザイナーは、ユーザーにとって使い心地の良いシステム・ビジュアルを通じて顧客体験をデザインする仕事です。
UIは「ユーザーインターフェース」の略で、ユーザーとサービスや製品の接点のことを指します。
UIデザイナーはユーザーが「使いやすい」と感じるデザインを作るのが役目です。
UXとは「ユーザーエクスペリエンス」の略で、ユーザーがサービスや製品を使った際に得られる体験のことを指します。
UXデザイナーはユーザーが「使っていて心地よい」と感じるデザインを作ります。
UI/UXデザイナーとWebデザイナーの違いは、デザインする対象です。
UI/UXデザイナーは顧客体験そのものをデザインするのに対し、WebデザイナーはWebサイトに特化したデザイナーです。
「顧客が”使いやすい””楽しい”と感じるデザインを作り、体感してもらう」までがUI/UXデザイナーの役割になっています。
以下の表にUI/UXデザイナーの適性をまとめました。
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IT系の仕事でマーケティングの分野の職種は以下の3つです。
それぞれ詳しく紹介します。
デジタルマーケターの仕事内容は名前の通り「デジタルを活用したマーケティング」です。
SNSやWebサイトなど、デジタル環境で利用できる、あらゆるマーケティング施策を担当します。
Webサイトなどから取得したデータを蓄積・分析し、分析結果をもとに施策を立案・実行する役割を担っています。
以下の表にデータサイエンティストの適性をまとめました。
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データアナリストは「収集した情報を分析し、課題解決策を提案する」のが主な仕事内容です。
大量のユーザーデータや業務システムなどの実績を集計・分析し、ユーザーの行動や将来のニーズの予測を行います。
データアナリストと混同されやすい職業として、次に紹介する「データサイエンティスト」があります。
データアナリストは、データの分析結果から課題の解決方法を導き出して提案する役割です。一方、データサイエンティストは、ビッグデータから必要な情報を抽出し、分析を行います。
以下の表は、データアナリストの適性をまとめたものです。
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データサイエンティストは、ビッグデータを分析し、企業の課題解決をサポートするのが主な仕事内容です。
課題の洗い出し・優先順位付け、課題設定や目標の明確化など、課題解決に関わる業務を担当します。
以下の表にデータサイエンティストの適性をまとめました。
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IT業界での事務作業を行う職種は「ヘルプデスク」です。「テクニカルサポート」と呼ばれることもあります。
IT製品の操作方法や故障などに関する問い合わせに対して、電話やメール、チャットなどで解決のサポートを行います。
ヘルプデスクは、ユーザーからの問合せに対する一次対応や、製品への疑問・ヒアリングなどが主な業務です。
一方、テクニカルサポートはより専門的なITの知識を必要とする問合せを中心に対応します。
企業によっては、ヘルプデスクとテクニカルサポートが同じ意味で使われていることもあります。
以下の表はヘルプデスクの適性をまとめたものです。
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ITとは「Information Technology」の略で、IT業界は情報通信産業のことを指します。
一言で「IT業界」と言っても、大きく以下の5つに分けられます。
それぞれ特徴や代表的な企業なども紹介します。
インターネット/Web業界とは、インターネットやWebのビジネスやサービスを提供している業界のことです。
以下の3つがインターネット/Web業界の職種にあたります。
ネットショッピングサービスやSNSなど、インターネット/Web業界のサービスは現代ではなくてはならないものなので、需要も高くなっています。
インターネット/Web業界を代表するサービスは以下の3つです。
代表的なインターネット/Web業界の企業は以下の5社です。
通信業界とは、携帯電話やWi-Fiなどの通信サービスに関する仕事をする業界です。
「セールスエンジニア」や「ネットワークエンジニア」などの職種があります。
通信業界は、インターネットを使っている限り必要な業界なので、今後も需要がなくなることはないといえるでしょう。
以下のようなサービスがあります。
通信業界を代表する企業は以下の3社です。
ソフトウェア業界とは、コンピューター上で利用するソフトウェアを開発・販売している業界です。
ソフトウェア業界には「アプリケーションエンジニア」や「セールスエンジニア」のような職種があります。
以下のようなサービスを提供しています。
クラウド化やテレワーク導入など、ソフトウェア業界はIT業界の中でも、変化が大きく、成長度も高いといえるでしょう。
代表的な企業は以下の4社です。
ハードウェア業界は、電子機器などの機械全般を開発する業界です。
「組み込み系エンジニア」などがハードウェア業界の職種にあたります。
ハードウェア業界の製品は世の中に浸透しているため、市場として安定している業界ともいえるでしょう。
電子機器に関する以下の仕事を行います。
ハードウェア業界の代表的な企業は以下の4社です。
情報処理サービス業界は、企業の独自のシステム開発を企画から運用までを請け負う仕事を担当します。
自社開発において人材が不足している企業も多く、情報処理サービス業界は欠かせない存在です。
情報処理サービス業界の職種は「ディレクター」や「プロジェクトマネージャー」などです。
主に、以下の業務を行います。
情報処理サービス業界の企業は「SIer」と呼ばれ、以下のような会社があります。
未経験でも可能なIT系の仕事は、大きく以下の3つがあります。
中でも、未経験からIT系の仕事につくなら「インフラ系」を中心に就職活動をするのがおすすめです。
インフラエンジニアは業務内容が幅広く、未経験でも担当できる仕事があるため、未経験向けの求人も多いです。
また、業務系の開発エンジニアもおすすめできます。
開発エンジニアの中でも、特にプログラマーは未経験向けの採用枠も一定数あるため、就職しやすいといえるでしょう。
一方、Web系の開発エンジニアはあまりおすすめではありません。
必要になるスキルはそれほど高度なものではなく、未経験からでも学ぶことができます。
しかし、Web系の開発エンジニアはそもそも求人数が少なく、そのうえ求人の多くが経験者向けなので、未経験からの就職は難しいといえます。
インフラエンジニアは未経験でも可能とはいっても、専門的な知識やスキルは必要です。
そのため、インフラ系の仕事をするうえで欠かせない知識・技術が学べる資格の1つである「CCNA」の取得がおすすめです。
CCNAはコンピュータネットワーク機器を扱う大手企業「シスコシステムズ合同会社」が認定している資格で、インフラエンジニアの登竜門といわれています。
弊社ウズウズカレッジでは、未経験からインフラエンジニアを目指す方に向けて、CCNAの試験勉強の手段の1つとして「CCNAコース」を提供しています。
「eラーニング型」と「担任制」の2つを取り入れているため、自分のペースでも、挫折せずに学習が可能です。
気になる方は、こちらから詳細もご覧ください。
「CCNA」「LinuC」の学習を始めるか、悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。 そんな方の後押しができればと思い、LINE登録してくださった方限定で、2,000枚超えのスライドを無料でプレゼントいたします! 豪華特典を受け取り、一緒に勉強を始めましょう!
未経験からIT系の仕事につくには、以下の3ステップで勧めていきましょう。
それぞれポイントがあるので、詳しく解説します。
まずは、応募する分野を絞りましょう。
IT系の仕事は分野・職種が様々で、それぞれ人気度や未経験から就職できる求人数も異なります。
応募する分野を絞る際のポイントは「未経験を多く採用している分野を選ぶ」ことです。
以下の表に、エンジニアの種類ごとに未経験者へのおすすめ度合いをまとめました。
開発エンジニア(業務系) | 開発エンジニア(Web系) | インフラエンジニア |
〇 | △ | ◎ |
参考「東洋経済ONLINE:コロナ禍で急増している「未経験IT就職」の実態」
先程「未経験でも可能なIT系の仕事」でも解説しましたが、未経験からITエンジニアを目指すなら「インフラエンジニア」として働くのがおすすめです。
「代表的なITの仕事(分野、職種)」で紹介した「サーバーエンジニア」と「ネットワークエンジニア」がインフラエンジニアにあたります。
次に、未経験でもアピールできる材料を増やすことも大切です。
ITエンジニアの就職活動において、最もアピールしたいのは知識の豊富さやスキルの高さです。
しかし、未経験では実務経験がなく、知識やスキルはアピールしにくいため、経験や実績以外でのアピールが大切になります。
具体的には、以下の3つがアピール材料になるでしょう。
特に大切なのが「専門資格の取得」です。
業務に関する専門資格を取っておくと、仕事をするうえで最低限必要な基礎知識を身に付けていることをアピールできるためです。
中には「資格まで取得しなくても、基礎学習だけでよいのでは?」と考える方もいるかもしれません。
基礎学習でも、業務に必要な基礎知識を習得することはできます。
しかし、資格によっては実務に活かせることを重視したものもあり、試験勉強を通じて、就職してすぐに業務に活かせるスキルを学ぶことができます。
試験勉強を通じて効率よく学習できるため、ただ基礎学習をするのではなく、ぜひ資格の取得にも挑戦してみましょう。
先程「専門資格の取得が大切である」とお伝えしましたが、資格を取得する際はその資格はニーズが高いかどうかを確認してください。
せっかく学習しても、学んだ範囲にニーズが低かったり、未経験を採用していない分野であると、就職にはつながらないためです。
繰り返しにはなりますが、未経験でも就職可能な仕事であるインフラエンジニアや業務系の開発エンジニア(特にプログラマー)に必要なITスキルを学ぶとよいでしょう。
ここまで「IT系の仕事って何?」と思っている方に向けて、以下の4点を解説しました。
未経験からIT系の仕事を目指す場合は、「未経験からIT系の仕事に就くには」で解説した3つのステップで就活を進めていきましょう。
弊社ウズウズカレッジでは、未経験からIT系の仕事を目指している方に向けて、学習・就業サポートを行っており、未経験からIT系の仕事に就いて活躍している方が多数います。
「未経験だから1人で就活するのは不安……」「分からないことがあった時に誰かに相談したい」という方は、ぜひこちらからウズウズカレッジのサイトをご覧ください。
また、未経験からIT系の仕事を目指している方の中には「独学で勉強したい」「まずは、学習してみたい」という方もいるでしょう。
弊社では未経験からIT系の仕事を目指す方に向けて「ウズカレ動画」を提供しています。
目指している職種や取得したい資格ごとにレベル別の動画があるため、自分にぴったりの教材を利用できます。
また、未経験からIT就職を目指す方向けに業界解説や面接対策に関する動画もあるので、就活の対策も可能です。
ぜひこちらの詳細ページもご覧ください。