正社員になるための武器が欲しい。派遣の事務職から一転。3週間でエンジニアに！

大学卒業後はアルバイト、そして派遣社員として働いていたそうですね。大学時代に就活はされたんですか？

大学時代、就職活動はやっていませんでした。

似たような髪型、似たようなスーツで就活することにものすごい違和感があったんです。

なんだか工場のベルトコンベアで同じ品質の商品が出荷されていくような……そんな“気味の悪さ”を感じて、まったく就活する気になれませんでした。

代わりに中学生頃から続けている小説の執筆活動と、デパートでのアルバイトに励んでいました。

転職理由に「次は正社員として長く働きたい」と書かれていましたね。大学卒業後の働き方と気持ちの変化を教えてください。

大学卒業後は、友人が事務の仕事を紹介してくれるはずだったんです。

でもその話が白紙になってしまい、しばらくは単発のアルバイトで生活費を稼いでいました。

ですが次第に「このままアルバイトばかりしているのはまずいかもしれない」と焦りを感じるようになり、事務職として働けそうな派遣会社に登録することにしたんです。

そして派遣されたのが、ステンレスやパイプの金属加工を行う卸売企業でした。

伝票の処理、電話対応、営業の補助、来客対応、掃除などが主な仕事でしたが、正直業務量としては多くなくて。

ほかに何か手伝えることがないか尋ねても、返ってくるのは「特にない」という返事ばかり。

想像以上に仕事が少なかったので、余った時間はExcelでピポットテーブルの勉強をしていました（笑）。

ただ最終的には、経営不振を理由にわずか3ヶ月で契約打ち切り。結局、ピボットテーブルを使う機会はありませんでした。

実はこの企業で働いている時、すごくすごくモヤっとすることがあったんです！

この会社には新卒一年目の正社員がいたんですが、この方が遅刻の多い方でして……。

私はこの方のフォローも含めて日々やる気を持って働いていたんですが、結局契約は終了してしまいました。

この時、正社員と派遣社員の“待遇面の違い”をリアルに感じたんです。

正社員であれば遅刻しても働けるのに、派遣社員の自分は真面目に仕事しても契約を切られてしまう。

であれば次の会社では正社員として働きたい。そう思うようになったんです。

そこからどんな経緯でUZUZのことを知りましたか？

派遣社員としての契約を打ち切られた後、まずは一人で就活をスタートさせました。
でも履歴書やエントリーシートの時点ではじかれてしまい、自己流で進めることの厳しさを痛感。

そんな時、とある就活ブログでUZUZのことを知ったんです。

「転職エージェントもアリかも」と、UZUZともう一社のエージェントに就職相談してみることを決めました。

他社ではなくUZUZで転職活動をしようと決めたポイントは？

あまりキラキラしすぎないところが決め手でした（笑）。

もう一社は高層ビルの中にあり、デザインも最先端のオフィス。

登録のために訪問しただけで“眩しさ”を感じましたし、正直「頻繁に通うのにこのビルでは……」と気負いしてしまったんです。

その点、UZUZのオフィスはとてもアットホームな雰囲気。

「居心地が良い。しんどくない」と最初の訪問で感じました。

キラキラすぎないところが良いと（笑）。ではウズウズカレッジのインフラエンジニアコースを選んだ理由を教えてください。

前職で契約を打ち切られてしまった経験から、「世の中にニーズのある職種に就かないと長く働けない」という危機感が生まれていました。

そこで、UZUZのキャリアカウンセラーの方に「就職活動する上での武器が欲しい」と伝えてみたんです。

そしたら「ウズウズカレッジでインフラエンジニアになるための勉強を進めてみてはどうか？」と提案されまして。

当時、IT関連の職種に就くという発想が文系の私にはなかったので、正直驚きましたね。

ただ、インフラエンジニアは未経験でもチャレンジできて、ちゃんと勉強すれば知識も技術も身につく仕事だったので、その点はとても魅力的でした。

実際にインフラエンジニアの勉強をスタートしてみてどうでしたか？

インフラエンジニアの勉強は知らないことだらけでしたね。

ですがウズウズカレッジの講義は教え方も丁寧で、「そんなに身構えるほど難しいわけではないのかな」と少しずつ自信を持てるようになりました。

ある時、スマートフォンの電波の調子が悪い時があったんですが、ふと気付けばその裏側のシステムで何が起きているのか、なんとなく分かるようになってたんです。

「インフラエンジニアの仕事は自分の生活にも繋がっているんだな」と実感した出来事でした。

元々、知識欲が旺盛でコツコツ勉強することも好きだったので、この時からインフラエンジニアの勉強がさらに楽しくなりました。

就職活動では面接に苦戦したと聞きました。どのような面接対策をしましたか？

基本的にじっくり考えてから話したいタイプなので、瞬発力を求められる面接は本当に苦手で……。

最初の頃は、自分が話したことの記憶が断片的に飛んでしまうほどだったんです。

なのでまずは「面接で落ち着いて話せる工夫」をキャリアカウンセラーの方と考えるところから始めました。

例えば、面接官への挨拶。一番最初に「とても緊張しているので、お見苦しい点があるかもしれませんがよろしくお願いします」と正直に伝えるようにしました。

面接本番中も同様です。話している途中で言葉に詰まったとしても「すみません、ちょっと待っていただいてもいいですか？」と断りを入れて、深呼吸するようにしました。

そして面接の後は「面接対策ノート」を使っての振り返りも欠かしませんでした。

• 「ですます」で話を区切るようする
• 面接官と目を合わせて話す
• 表情が固まらないように気を付ける

「面接対策ノート」には上記メモのように、反省点や次の面接で活かせることを記入するのですが、カウンセラーの方がすぐにフィードバックをくれるので、とても心強かったです。

うう、涙ぐましい努力……。内定が出た企業にはどんなところを評価してもらったのでしょうか？

内定が出た企業には「ニコニコしている。勉強することが好きそう。前向きな印象」という評価をいただきました。

ほかの企業の面接ではガチガチに緊張していたのに、内定が出た企業では素の自分を出せたんです。

その企業の最終面接では「大学時代に学んだこと」を聞かれました。

私は大学で日本文化を学んだり、学生雑誌の編集・発行を行っていたんですが、自分なりに力を入れてきたことでもあったので、リラックスして話せたのがよかったのかもしれません。

人柄も見てもらえたと思いますし、その点でも嬉しかったですね。

インフラエンジニアとして働くにあたり目標や意気込みはありますか？

内定先の会社では資格を取ると奨励金が貰えるので、それを狙っています。

資格勉強のモチベーションは、好きな演劇の高いチケットを買うこと（笑）。

資格を取って基本給も上げて堅実に稼ぎ、そして長く働きたいです。

実は小説家になる夢も、変わらずに持ち続けています。

小説を書くことは私にとって大切な時間なので、会社員をしながらでも書き続けていきたいですね。

では最後にIT未経験からウズウズカレッジに参加する後輩に向けて、一言お願いします！

「正社員で働きたい！」と思った時、私は何から始めたらいいのか分かりませんでした。

しばらく一人でぐるぐる考えてみましたが、ただいたずらに時間が過ぎるだけでまったく前に進まず……。

正直、一人で頑張るのは無理ゲーでしたね。

私のように、自分のことをうまく表現できない人でも大丈夫です。

UZUZのカウンセラーの方は答えやすい質問を投げかけてくれるので、その質問から“自分の素直な気持ち”を掘り下げることができると思います。

こんなに熱量高くサポートしてくれる会社は、きっとUZUZくらいです。

「自分を変えたい！」「正社員で働きたい！」と決めたならば、遠慮せずにプロの力を借りることをおすすめします！

※リモートでインタビュー取材を受けてくれたTさん（左）

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