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お笑い芸人から未経験プログラマーへ転身!?23歳既卒が決めた“覚悟”とは
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プロフィール
お名前:O.Tさん
生年月日:1992年生まれ 25歳
経歴:大阪出身。コンビ「ダウンタウン」の影響でお笑いが好きになったそう。
※2018年時点の情報のため現在のサービスとは異なる点が含まれます
なんでもOさんは芸人を目指されていたとのことですが……!
そうなんです。
大学4年の10月頃から大手プロダクションの養成所に入って芸人を目指してました。
元々地元が大阪で、小さい頃からお笑いに触れる機会が多かったんです。
なのでぼんやりではありますが、小学生くらいから「お笑いって面白いな」「自分も人に楽しんでもらえるようなことがやりたいな」と思っていました。
その想いは常に心のどこかにあって、本格的に就活を始める大学4年生になっても消えることはなかったんです。
周りと一緒に就活すべきか、それともお笑いの道に進むべきか。
すごく迷ったんですが、このまま就職してしまうと絶対に後悔するなと思いました。
だったらまずは後悔することのないよう、自分の夢だった“お笑い”の道に全力を出すべきだと思いオーディションを受けて養成所に入りました。
ということは新卒の頃に就活はしていなかったんでしょうか?
やってはいました。
でも就活の目的が周りとは違っていましたね。
自分の目的は就活を“お笑いに活かす”ことと、“トークのネタにする”ことだったので。
だからSPIのような筆記試験から始まるところではなく、一次選考から面接を受けられる会社に絞って選考を受けてましたね。
……本当はこういう受け方をしてしまうのはあんまりよくないと思うんですけど(笑)。
芸人としてどんな活動をしていたんですか?
ネタを書いて養成所のライブに出ていました。
ピンもやりましたけど、誰かとコンビを組むことが多かったですね。
養成所にはライブ出演者が3人以上のお客さんを連れてくるノルマが課せられていたので、お客さんを見つけてライブに出る生活を半年くらいやっていました。
ちなみに自分はツッコミを担当することが多かったです。
ニコ生で生主をやっている人が相方だった時期もあったので、そのことに焦点を当てたネタを書いたこともありましたね。
なぜ芸人を辞めようと思ったのですか?
“仕事”として芸人を続けていく覚悟が持てませんでした。
もちろん芸人、というかお笑いはとても好きなんですが、その“好き”という気持ちだけが先行していたことに気付いたんです。
芸人として生きる人の中には、30歳、40歳になってもアルバイトで生計を立てている人もいます。
いざその現実を目の当たりにした時、正直「怖いな」と思ってしまいました。
とはいえ芸人をやったことに後悔はないです。
「覚悟が足りない自分にこの仕事は向いてないな」とは思いましたが、「やり切ったな」と思うことができています。
だから未練もありません。
芸人をやめた後は何をしていたのでしょう?
自分が入っていた養成所は所属期間が1年間と決められていたので、そこを出た後はアルバイトをしていました。
ネタ作りやライブが忙しくなかなかアルバイトができなかったので、ひとまず当面の生活費を工面する必要があったんです。
就活するにも結局お金がかかりますしね。
「貯金額100万円」を目標にしてしばらくアルバイトを続け、無事に貯まったのち就活をスタートさせました。
![uzuz_interview_ot_02](/wp/wp-content/uploads/2018/06/30ok_02.png)
ウズウズカレッジを選んだきっかけは?
何をしたらいいか曖昧な状態だったので、初心者でも色々学べるところがいいなと思っていました。
ただぼんやりと「自分でモノを作りたい」という気持ちはあったので、プログラミングには興味を持っていましたね。
お笑いのネタ作りと通じるところでもあるんですが、一から自分で何かを作り上げていくのが昔から好きだったんです。
そんな気持ちもあり、ウズウズカレッジのプログラマーコースに入って研修を受けていくことになりました。
プログラマーコースに参加した率直な感想を聞かせてください。
最初はしんどかったです(笑)。
何せ知らないことだらけでしたし。
でも講師の方がいましたし、自分の同期に優秀な人もいたので、分からないことをとにかく聞くようにしたらちょっとずつ理解できるようになりました。
しんどかったですけど、勉強そのものに抵抗はなかったですね。
プログラミングってプラモデル作りに似てるなと思うんです。
細かい部品作りからスタートし、それらパーツをつなぎ合わせて一つのモノを組み立てていく。
それを全て自分の手で作っていけるのは面白いなと思いました。
ウズウズカレッジで一番印象に残っていることはなんですか?
「成果物発表会」です。
自分の制作物を全体に向けて発表するんですけど、その発表会は印象に残っていますね。
自分は「ラーメン二郎」が好きだったので、店舗ごとのレビューや写真を投稿できるサイトを作りました。
とはいえ画像投稿機能など授業ではやっていない機能も加えたので、全体的に大変でした。
分からないところは自分で調べたり、やり方を先輩や講師の方に聞きながら試行錯誤して作り上げたのを覚えています。
![uzuz_interview_ot_03](/wp/wp-content/uploads/2018/06/30ok_03.png)
エンジニアとして就職する上で一番苦労した点はどこですか?
選考で「技術面」を見られることが多かった点ですかね。
面接にはそこまで苦労しなかったものの、技術面では苦戦しました。
未経験を理由にするわけではないんですが、知識不足が原因で不採用になることもありましたね。
自分はインターネット上で勉強するより、直接本を読んだほうが頭に入るタイプだったので隙間時間に本を読んで知識を入れていました。
あと、ウズウズカレッジにはどんどん新しい人が入ってくるんですが、その人たちに教えることで自分自身の復習にもなりました。
分からないところは一緒に調べればお互いに知識をつけられますし、一石二鳥ですよね。
内定を獲得した会社について教えてください!
入社する会社はとにかく研修が充実しています。
入ってから3ヶ月間はプログラミングに関する研修以外に、社会人としての基礎、ITインフラの知識などなどたくさんのことを教えてくれるそうです。
業務で主に使用する言語が「Python(パイソン)」という言語なので、ウズウズカレッジで学んでいた「Java」とは異なるのですが、新しい知識を身につけていくのは好きなので今から楽しみです。
また、業務の規模が大きい会社なので、実力が伴えばいろんなことをやらせてもらえるんじゃないかと期待しています。
スタートの実装業務だけでなく、将来的には上流工程に進んで設計などもやってみたいですね。
未経験からウズウズカレッジに参加する後輩に向けて、一言お願いします。
過去の振り返りを行うといいと思います。
自分は一体何が好きで、これまでにどのような行動を取ってきたのか。
それらを理解しておくと就活でも活かせるんじゃないでしょうか。
自分もはじめは分からなかったんですが、キャリアカウンセラーの方と話しながら過去の整理を行った結果「ものづくり」の道で進む自信を持てました。
ウズウズカレッジは物理的にも精神的にも距離が近く、困っていると誰かしらが助けてくれます。
自分にとってはとても居心地の良い空間だったので、これから利用する人も周りを頼りながら頑張って欲しいなと思います!
![uzuz_interview_ot_04](/wp/wp-content/uploads/2018/06/30ok_04.png)
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