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CCNAが勉強できるサイト一覧|有料・無料のおすすめサイトを紹介

ITエンジニアを目指す際の登竜門的な資格とされているのが、CCNAです。

基礎的な内容とはいえ、未経験者にとっては取得のハードルが高く感じられることもあります。

そのため参考書を用いて勉強を始める人が多いですが、実はWebサイトでも十分に学習が可能です。

本記事ではCCNAの学習に役立つ有料・無料のサイトを、それぞれの特徴もあわせて紹介します。

これからCCNAの勉強を始める方は、ぜひ教材選びの参考にしてください。

CCNA勉強サイト:基礎知識のインプットにおすすめ

CCNAの学習に役立つ、初心者にも分かりやすく解説している勉強サイトをまとめました。

図解を使った丁寧な解説や、実際の試験内容に基づいた問題演習が行えるサイトを活用し、効率よく学習を進めましょう。

基礎知識のインプットにおすすめのサイトは以下の7つです。

特徴料金
CCNAイージス・CCNA試験範囲が学べるWeb教科書
・全ての章に練習問題が用意されている
無料
ウズウズカレッジ・完全未経験者向けにCCNA試験を全網羅した動画教材を提供
・教材を購入すると質問ができる
9,800円
Udemy・世界一の動画学習プラットフォーム有料
(教材により異なる)
ShareWis・動画でCCNA試験範囲を学べる
・テキストのダウンロードも可能
一括受講:44,000円
月額受講:月額8,900円
3分間ネットワーキング・初歩的な内容から応用まで幅広く網羅
・会話帳のテキストが読みやすい
無料
Cisco Networking Academy・無料でITの基礎が学べる
・有料のコンテンツもある
無料
(一部有料)
YouTube・動画配信サイト
・無料のため自分に合った動画を気軽に探せる
無料

CCNAイージス(無料)

CCNAイージス公式

画像引用:CCNAイージス公式

CCNAイージスは、CCNAの試験範囲をすべて網羅したWeb教科書です。

CCNAの試験範囲を分野別に解説しています。

順序立てて説明されているため、初心者でも理解しやすい教材といえるでしょう。

図解も豊富で、イメージがしやすいのも魅力です。

各章には練習問題も掲載されているため、インプットだけでなくアウトプットもできて知識の定着に役立ちます。

ここまで充実した内容にも関わらず、すべて無料で利用できるため、最大限に活用して学習しましょう。

試験勉強を始める前の、基礎知識の復習に最適です。

ウズウズカレッジ(有料)

ウズウズカレッジ 公式

画像引用:ウズウズカレッジ 公式

ウズウズカレッジの教材は大手企業の研修でも採用されており、信頼性が高く、安心して学べる高品質な内容となっています。

未経験から勉強を始める方には「CCNA完全未経験からの合格講座(完全版)」がおすすめです。

この講座は、エンジニア未経験者でも理解しやすいように構成されており、図解などを用いて丁寧に解説されています。

各単元が5分〜15分程度の動画で構成されているため、移動中などのすき間時間にも勉強しやすいのが特長です。

さらに動画で理解できなかった内容は講師に質問できるため、疑問点をそのままにせずに学習を進められます。

受講料は9,800円で、講師への質問や問題演習も含めると、価格以上の価値を感じられるでしょう。

なお、CCNAの学習目的がインフラエンジニアへの転職の方である方は、無料で受講できる「ウズカレIT」もご用意しています。

転職支援つきの個別指導型スクールで、キャリアサポートを受けながらインフラエンジニアを目指したい方におすすめです。

Udemy(有料)

Udemy公式

画像引用:Udemy公式

Udemyは世界最大級のオンライン学習プラットフォームで、IT関連だけでなく様々な分野の勉強ができるサイトです。

中でもCCNA講座は、現在3,000件以上の動画教材が配信されています。

教材の内容は、初心者向けのものから中〜上級者向けのものまで幅広く対応しているため、これから学習を始める人にもおすすめできます。

教材が多いと、自分に合ったものを探すのが大変だと感じるかもしれません。

その場合は絞り込み機能を使って、評価の高さや言語、内容のレベルや動画の形式などの条件を入れて検索してみてください。

なお、教材のクオリティや料金はばらつきがあるため、レビューや講師プロフィールなどを確認してから購入しましょう。

ShareWis(有料)

ShareWis公式

画像引用:ShareWis公式

ShareWisはオンライン学習プラットフォームで、CCNA講座だけでなく多くのビジネススキルを学べます。

Udemyと同じく動画教材を提供していますが、日本の企業が運営しているため、全ての教材が日本語に対応しており、語学面での不安がある方にも安心です。

CCNAの教材は、各単元が10分程度の動画で構成されているため、隙間時間を活用しやすいです。

最初の単元は無料で視聴できるため、試してみて、自分に合っていると感じた方は、購入を検討してください。

3分間ネットワーキング(無料)

3分間ネットワーキング公式

画像引用:3分間ネットワーキング公式

3分間ネットワーキングは、ネットワークに関する知識を分かりやすく解説しているWebサイトです。

会話形式で解説が進行するため、楽しみながら知識を吸収できます。

図や表も豊富に使われており、初心者でも理解しやすい構成となっているのもポイントです。

講座は細かく分類され「ネットワークとは何なのか?」という初歩的な内容から、HTTPなどの専門知識まで、全81回が用意されています。

さらに、上級者向けの特別講座も提供されており、実践的な知識を深めるのにも適しています。

Cisco Networking Academy(一部無料)

Cisco Networking Academy公式

画像引用:Cisco Networking Academy公式

Cisco Networking Academyは、世界最大手の通信機器メーカー「Cisco」が運営する、IT関連の講義を受けられる学習プラットフォームです。

利用するには会員登録が必要ですが、一部無料で講義を受けられます。

カリキュラムの種類は豊富で、自分に合った講義を見つけやすくなっています。

講義の内容も細分化されており、隙間時間を利用した学習にも使いやすいです。

海外のプラットフォームのため日本語に対応していない講義があるほか、Webサイトの翻訳に不自然な部分があることには注意が必要です。

利用する際は翻訳のニュアンスの違いに注意しましょう。

YouTube(無料)

YouTube公式

画像引用:YouTube公式

YouTubeは世界最大級の動画配信サイトです。

エンタメ系動画だけでなく、CCNAを含む多くの学習コンテンツが配信されています。

「CCNAって何?」「おすすめの学習方法は?」といった動画が多く、細かな内容を勉強するというよりも、ざっくりとした全体像を把握するのに適しています。

有料のYouTube Premiumに加入していれば動画のダウンロードもできるため、移動中でもデータ通信料を気にせず視聴できるのもメリットのひとつです。

またウズウズカレッジも「CCNA完全未経験からの合格講座(完全版)」の一部をYouTube上で公開しており、全10本の動画が視聴可能です。

勉強の参考にぜひ活用してみてください。

CCNA勉強サイト:アウトプット(模擬試験対策・実機練習)におすすめ

CCNAの合格にはインプットも大切ですが、知識を定着させるにはアウトプットが欠かせません。

模擬試験や実技演習ができるサイトを活用し、理解を深めながら実践的なスキルを身に付けましょう。

おすすめの学習ツールは以下の2つです。

  • Ping-t(一部無料)
  • Cisco Packet Tracer(無料)

Ping-t(一部無料)

Ping-t公式

画像引用:Ping-t公式

Ping-tはIT関連の資格取得に特化した学習サイトです。

問題演習がメインで、解答履歴をAIが記録し、間違えた問題を優先的に復習できる仕組みになっています。

苦手分野を重点的に学べるため、効率的に勉強したい人にぴったりです。

解説も丁寧で、分からない点はAIに質問できる機能もあり、その場で疑問を解決できます。

会員登録を行えば一部無料で利用できますが、利用できる範囲が限られているため、本格的に学習する場合は月額のプレミアムプランへの加入がおすすめです。

料金は月額2,640円からで、長期契約をすると割引されるため、お得に利用できます。

また自動更新がないため、必要な期間だけ利用可能です。

Cisco Packet Tracer(無料)

Cisco Networking Academy公式

画像引用:Cisco Networking Academy公式

Cisco Packet Tracerは、通信機器メーカー「Cisco」が提供している、ネットワークシミュレーターツールです。

このツールを使えば、パソコン上で簡単にネットワーク環境の構築を練習できます。

他の学習サイトで得た知識をもとに、Packet Tracerで実際に手を動かすことで、確実にスキルが定着するでしょう。

利用するにはPacket Tracerをダウンロードする必要があります。

ただし、ダウンロードから導入、アプリケーションに至るまで、すべて英語表記となっており、日本語には対応していません。

無料ではありますが導入までのハードルが高いので、参考サイトなどを見ながら取り組みましょう。

Packet Tracerの詳しい導入方法や使い方は、以下の動画をご覧ください。

CCNA勉強サイトを選ぶ際のポイント・注意点

CCNAの勉強サイトは、慎重に選びましょう。

有用なサイトも多いですが、中には自分に合わないものや、情報が古くて学習に適さないものもあるからです。

サイト選びの際には、次の3つのポイントを意識することが大切です。

学び始める前に、サイト全体に目を通して、以下の条件を満たしているかをチェックしましょう。

最新試験 (200-301 v1.1) に対応しているか・試験範囲が網羅されているかを確認する

CCNAの試験内容は定期的に更新されるため、常に最新の試験に対応したサイトを選ぶことが重要です。

2024年8月20日にはマイナーアップデートが行われ、試験は「v1.1」へと変更されました。

主な変更点として、AI/機械学習関連およびクラウドネットワーキングの管理が新たに試験範囲に加わっています。

そのため学習教材を選ぶ際は、最新の試験範囲「CCNA (200-301)v1.1」に対応しているかどうかを必ず確認しましょう。

最新試験 (200-301 v1.1)の試験範囲は、以下のとおりです。

  • Network Fundamentals
  • Network Access
  • IP Connectivity
  • IP Services
  • Security Fundamentals
  • Automation and Programmability

参照:Cisco Learning Network公式

無料で利用できるサイトの中には、試験範囲の一部しか掲載されていないケースもあるため、全ての範囲が学べるかをチェックすることが大切です。

自分の学習スタイルと相性がよいものを選ぶ

学習には、人それぞれ相性の良い教材と、そうでないものがあります。

図解が多く、テキストベースでじっくり学ぶのが好きな人もいれば、動画を見ながら視覚的に理解したい人もいるでしょう。

例えば、動画学習が好きな人であれば「Udemy」や「ウズウズカレッジ」のように、動画コンテンツが充実したサイトを利用したほうが効率良く勉強できます。

また、問題演習で知識を付けていくのが得意な人は「Ping-t」のような試験形式で学べるサイトが向いています。

そのため、教材を選ぶ際は他の人の意見も参考にしながら、自分の学習スタイルと相性が良いものを選ぶようにしましょう。

質問ができるかなどサポート体制を確認する

未経験からCCNAの資格取得を目指す場合、勉強半ばで挫折してしまう人も少なくありません。

その主な理由は、勉強中に生じた疑問点を解消できず、それが後々大きな壁となってしまうことです。

こうした事態を避けるために、講師や担当者に質問したり、コミュニティ機能などのサポート体制が充実しているのかを確認しましょう。

無料で利用できるサイトの多くは、基本的にサポート機能は付いていないため、必要な場合は有料のサイトやスクールの利用を検討しましょう。

今回紹介した勉強サイトの中では「ウズウズカレッジ」や「Ping-t」はサポート体制が整っています。

特にウズウズカレッジはAIではなく、実際の講師に直接質問ができるため、安心して学習を進めたい人にはおすすめです。

勉強サイトを活用したCCNAの効果的な学習方法

勉強サイトを活用したCCNAの効果的な勉強方法

自分に合った勉強サイトを選んだとしても、ただひたすらインプットを続けるだけでは、効果的な学習とはいえません。

そこでこの章では、勉強サイトを最大限に活用し、効率よく学習を進めるための方法をご紹介します。

この方法を取り入れることで、効果的に勉強に取り組みましょう。

まずは動画教材で体系的な学習をする

まずは、CCNAの試験範囲を体系的に学びましょう。

最初に全体像を把握しておくことで、基礎が身につきやすく、後に学習する内容が頭に入りやすくなります。

この方法には、動画教材が適しています。

動画教材は視覚的に理解できるため、テキストベースの教材ではイメージしにくい部分も学びやすいからです。

また、繰り返し視聴や倍速機能を用いることで、さらに効率的に学習を進められるでしょう。

有料の「ウズウズカレッジ」や「ShareWis」を利用すると、質の高い学習が可能です。

全体像が掴めたら、次は実践的な問題演習に取り組んでいきましょう。

問題演習の繰り返しで知識を定着

動画教材で体系的な学習が終わったら、問題演習に取り組みましょう。

動画でインプットした知識を、問題演習でアウトプットすることで、記憶への定着率が高まるからです。

また、早い段階から試験の形式に慣れておくことで、本番でも落ち着いて対応できるようになります。

問題演習には「Ping-t」の利用がおすすめです。

このサイトは、AIが間違った問題を記録し、苦手分野を集中的に出題してくれるため、効率よく勉強できます。

解いた問題はその都度見直し、解説をしっかり確認することがポイントです。

繰り返し取り組んで知識を定着させ、全問正解を目指しましょう。

勉強サイトでスキマ時間を有効活用する

パソコンが使用できないすき間時間には、スマートフォンを活用して勉強しましょう。

スマートフォンで学習を行うのであれば「CCNAイージス」や「3分間ネットワーキング」などの学習サイトがおすすめです。

特に3分間ネットワーキングは、1回が短時間で読み終えられるボリュームのため、すき間時間の学習には最適です。

他にも「ShareWis」などの短時間の動画を視聴するのも、隙間時間の有効活用になります。

通勤時間や休憩時間、家事の合間や食事中など、日常のちょっとした時間を活かして、着実にCCNA合格へと近づいていきましょう。

CCNAの勉強に関する相談はウズカレへ!

CCNAの学習サイトは多いため、その中から自分にあったものを選びましょう。

まず「CCNAイージス」や「3分間ネットワーキング」のような無料で使える範囲を試して、自分に合うと感じたサイトを選ぶのもおすすめです。

ただし「本気でCCNA取得を目指したい」「短期間で資格を取得したい」と考えているのであれば、有料の学習コンテンツを利用したほうが効率的です。

特にウズウズカレッジで提供している「CCNA完全未経験からの合格講座(完全版)」は、教材の質が高く、サポートも手厚いのが特長です。

さらにUZUZ COLLEGEでは、インフラエンジニアへの転職を目的にCCNAを学ぶ方には、無料のITスクール「ウズカレIT」もご利用いただけます。

もしCCNAを取得・学習し、インフラエンジニアへの転職を目指しているなら、ウズウズカレッジは心強い存在になるはずです。

プロのアドバイザーがあなたに合った学習プランの提案もできるため、まずは気軽に相談してみてください。

この記事を監修した人

D.KAWAI  事業責任者

UZUZ COLLEGE教材開発部門事業責任者。1989年生まれ、岐阜県出身。元中学校社会科教諭。教諭時代にExcel VBAを独学し業務を自動化する。中学校教諭を辞めた後は学習塾を立ち上げる。その後、大学の同級生であったUZUZ社員に誘われ、UZUZの業務を手伝うようになる。ウズウズカレッジでは法人研修や教材、社内システムの開発を担当するようになる。学習者の学力を把握することに長けており、知識がゼロの学習者でも無理なく学習を修了できるようなカリキュラムを設計している。CCNAの映像講義は発売後すぐにベストセラーとなる。受講生の評価は常に90%以上を維持し、CCNA教材の累計受講者数は1万人を超えている。学習支援の対象分野はCCNA、Google App Script、Excel VBA、C言語など。