CCNAを取得すると年収は上がる？資格保有者の平均年収や求人例を紹介

CCNA資格の取得は、年収アップに有効な手段です。

また、CCNAの上位資格を取得したり、経験を積むことで、さらなる年収の増加も期待できます。

本記事では、CCNA取得者の平均年収や、初年度年収の具体例を紹介し「実際にどの程度の収入を見込めるのか」を詳しく解説します。

加えて、CCNAを取得することで年収が上がる理由についても説明しますので、CCNAの受験を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

CCNA資格の取得を通じて、キャリアアップと年収の向上を目指しましょう。

結論、CCNAを取得すると年収は上がる！

ネットワークエンジニアは、CCNA資格を取得することで市場価値が高まり、年収アップに繋がる可能性があります。

そもそもCCNAは、ネットワークアクセスやIP接続、ネットワークセキュリティなどの分野に関する知識とスキルの証明となる資格です。

シスコ製品は、国内で使用されているネットワーク機器のおよそ50％を占めており、国内で圧倒的なシェアを獲得しています。

そのため、シスコシステムズ社が認定する資格であるCCNAを取得することは、現場の即戦力として期待され、高く評価されます。

経験者だけでなく、未経験者でもネットワークの基礎知識があると判断されるため、仕事の幅が広がり、結果的に年収アップが期待できるのです。

以下の記事では、CCNAの概要や取得のメリットについて、詳しく解説しています。

CCNAの受験を検討している人は、こちらもご覧ください。

CCNA取得者の平均年収

2013年にCisco Japanが行った独自調査によると、CCNA取得者の年収は404万〜578万円とされています。

この調査データは少し古いですが、日本の平均年収は2013年以降大きく変わっていないため、2024年現在でも大きな違いはないと考えられます。

また、CCNAを取得した後にCCNPやCCIEなどの上位資格を取得することで、さらなる年収アップが可能です。

調査によると、CCNP取得者の年収は496万〜701万円、CCIE取得者の年収は645万〜900万円とされています。

通常のネットワークエンジニアの年収は280万〜600万円といわれているため、資格を取得することで大きな年収アップに繋がることが分かります。

参考：Cisco Japan「2013 Demand and Compensation  research in Japan :  CCNA, CCNP, and CCIE」

CCNA取得者の初年度年収の具体例

CCNA取得者の初年度年収は、その経験やスキルによって大きく異なります。

具体的な年収例は、以下の通りです。

【求人例①】

• 職種：インフラエンジニア
• 対象：経験者・未経験者
• 勤務地: 横浜本社をはじめ全国の営業所
• 初年度年収: 300万円～600万円

【求人例②】

• 職種：インフラエンジニア
• 勤務地: 東京都
• 対象者：資格取得者なら業務未経験可
• 初年度年収: 372万円～700万円

経験者の場合、月収50万円以上の仕事もあるため、高収入を狙えます。

未経験者でも、CCNA資格を持っていることで月収30万円以上の仕事に就くことが可能です。

これらの給与はあくまで初年度のものであり、エンジニアとしてキャリアを積み重ねていけば、さらなる年収アップも期待できるでしょう。

CCNAを取得すると年収がアップする理由

先述の通り、CCNAを取得すると年収は上がります。

その主な理由は、以下の2つです。

• 単価が高い案件へ参加できるから
• 資格手当が加算されるから

ここからは、それぞれの理由を深堀りして解説します。

単価が高い案件へ参加できるから

CCNAを取得することで、資格を保有していない人に比べて上流工程へ参加できるチャンスが増え、結果的に年収アップへと繋がります。

CCNAは、ネットワークに関する一定の知識とスキルを証明する資格です。

企業側からすると、資格を保有している人は知識を持っており信頼できるため、より高度な業務を任せやすくなるのです。

また、弊社ウズウズカレッジで支援した方の中にも、CCNAを含む様々な資格を取得して、未経験から5〜6年で年収800万円になった事例があります。

このように、CCNAの取得はキャリアの幅を広げ、高収入を目指す上で非常に有効といえます。

資格手当が加算されるから

IT企業では、資格手当が支給されることが多く、これが年収アップに直結します。

CCNAの資格を取得すると、毎月5,000〜20,000円程度の資格手当が支給されるケースが一般的です。

年間で考えると、60,000円から240,000円程の追加収入になります。

このような資格手当は、企業が社員のスキル向上を奨励するためのものであり、資格を取得することで得られるメリットの1つです。

また、資格を保有していることで企業からの評価も高まり、昇進や昇給のチャンスにも繋がりやすくなるため、長期的に見ても年収アップが期待できます。

CCNAの資格取得は、単なるスキルアップだけでなく、経済的なメリットも享受できる有益な投資といえます。

CCNAを取得して年収アップを狙おう

CCNAを取得することで、年収は上がります。

また、経験を積み重ね、CCNPやCCIEなどの上位資格を取得することで、さらなる年収アップも期待できるでしょう。

効率的にCCNA試験に合格するためには、資格取得に特化した学習サービスの活用を検討してみてください。

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