M.SUDA

UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)入社までの経歴について

憧れの職業をたった“2ヶ月で退社”。働くことが怖かった私がたどり着いたウズカレ

学生時代の私は勉強が苦手なタイプでして……。

 

高校生の頃は看護師を目指し理系のコースに進んだものの、毎回赤点ギリギリでテストは一夜漬けが当たり前(笑)。なので私の主な活動拠点はアルバイトでした。

 

学校が終わるとチェーン店のお好み焼き屋さんで、とにかく働く毎日。アルバイトで貯めたお金は、中学生の頃から好きだったアーティストのライブ遠征やチケットにつぎ込みました。

 

そしてこのライブ参加が、私の人生を大きく変えていくことになります。

 

ある日ライブに行った時、座席がコンサートカメラマンさんのブース横だったことがあったんです。

 

コンサートの張りつめた空気の中、良い画を撮るため機敏に動く女性カメラマンの姿にすっかり心を奪われてしまって。「かっこいい!」と率直に感じ、そこからは進路を変え、私は映像の専門学校を目指すことにしました。

 

入学した専門学校では、ドラマや音楽番組の撮影をしたり、テレビの歴史や映像のことを基礎から学びました。

 

そして迎えた就職活動でしたが、実は私の世代はコロナどんぴしゃの世代でして……。ちょうどコロナが流行りだした頃に、就活が始まってしまったんです。

 

当時は企業が採用活動を中止したり、選考の開始時期を延長したりと、とにかく先の見通しが全く立たなくて。緊急事態宣言の影響などもあり、テレビ局や映像会社、ライブ関係の会社は特に採用状況が不透明でした。

 

ライブに携わりたい強い思いはあるもののどうにもならず、採用の再開を祈って待つことしか出来ませんでしたね。

 

それでもその後、幸いなことに念願のライブ事業会社から内定をもらうことが出来まして。ライブ業界では割と有名企業だったので意気揚々と入社したのですが、私はここで大きな挫折を経験することになります。

 

カメラアシスタントとして入社し、ケーブルさばきなど1ヶ月研修を受けた後ライブ現場に配属されました。

 

カメラアシスタントは、ライブ会場のカメラマンの撮影補助をするのが主な仕事です。補助と言ってもアシスタントが上手くケーブルをさばけないと、カメラごと倒れてしまうので責任は重大です。長さ50~100mのカメラケーブルを両肩に担ぎながら、カメラマンの動きに合わせて動いたり止まったり。勤務中は常に緊張感を持ちながら、ライブ会場を走り回っていました。

 

ライブ現場に出勤する日は、勤務時間もかなりタイトでしたね。朝一の始発で現場まで行って、真夜中の終電で家に帰ってくることはしょっちゅうありました。

 

そして、そんな生活を続けるうちに、身体と心にボロが出てきてしまったんです。夜になっても眠れず、寝ても2時間経つと起きてしまう。最寄り駅についても身体が動いてくれなくなりました。「これは普通の状態じゃない」と思い、結局2ヶ月で会社を退職することに。

 

高校生の時からずっと目指してきた業界だったのに、たった2ヶ月で辞めてしまい「他にやりたいこともないし、これからどうしたらいいんだろう……」と当時は途方に暮れていましたね。

 

それでもしっかり休むと体調が落ち着いてきたので、2~3ヶ月後には仕事を探し始めました。色々考えすぎてしまい、家にいること自体にストレスを感じ始めていたんです。

 

でも、いざエージェントに登録しても短期離職という経歴や、私の意思を無視した強引なサポートの影響でなかなか思った通りには進まず。

 

当時は悩みすぎて、X(旧Twitter)で「〇卒 仕事辞めたい」「〇卒 どうしよう」と検索して、自分と同じ境遇の人を探していました(笑)。

 

そして、このSNSでの検索が思いがけずグループ会社UZUZへの入社に繋がりまして。ある日、たまたま代表・岡本と専務・川畑の投稿が流れてきて、そこに綴られた短期離職や既卒の若者を励ましてくれる言葉に私は救われたんです。

 

それから次第にUZUZで働くことに興味を持つようになりました。

 

「ずっと短期離職のレッテルを貼られてきたけど、この会社なら自分の経歴も受け入れてくれるんじゃないか」と思えたことが1番大きかったと思います。

 

働くことが怖かったので正直2週間くらい悩んだのですが、迷っていたら何も始まらないなと決心し、UZUZのアルバイトに応募。求職者の方とキャリアアドバイザーの面談を調整するカスタマーサポートとして入社することが出来ました。

 

ただ、実はこの後私は1度起業のためにUZUZを退社していまして……。

 

突拍子もない行動に思われるかもしれませんが「働きやすい環境を作りたい」という思いがずっと心のどこかにあって。働くために生きているわけじゃないからこそ、自分で学歴・職歴で判断されない「皆が働きやすい環境や場所を作れたら」と本気で思っていたんです。

 

なので、起業のチャンスが掴めるベンチャー企業の営業へ転職しました。

 

しかし、この転職したベンチャー企業が散々で……。いざ入社してみたら人がどんどん辞めていき、給与の未払いも発生するような労働環境だったんです。

 

我ながら「これはやばい」とUZUZ退職後も交流を持ってくれていた、元上司の田嶋に相談させてもらいました。

 

そうしたら「そういえば映像系の専門学校行ってたよね?今UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)で動画編集アシスタント募集しているけどどう?」と声をかけてくれたんです。

 

大した編集経験はなかったものの、プロの方から動画編集技術を学べる機会はそうそう無いなと。自分の今後のキャリアを考えても学んでおいて損はないと感じ「ぜひ、やらせてください!」とお願いしました。

 

こうして紆余曲折あったものの、再びUZUZグループに関わる日々が始まりました!

UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)での役割について

前例がない業務だからこそ「常に考える力」を持ち続けて

ウズカレでは、主に4つの業務を担当しています。メインは、納期に間に合うよう調整などを行う、動画教材コンテンツのディレクション。

 

その他にも、ウズカレの教材を購入された方に対してより良い転職・学習サポートをご提案したり、有料コース受講者の方の近況・希望ヒアリングを担当しています。公共事業では、キャリアコーチとの日程調整やSNS投稿も行っています。

 

幅広い業務を任せていただいている中で感じるのは「裁量権」の大きさです。自分で思いついたアイディアを基に施策を打ったり業務改善を行える環境なので、モチベーションを保ちながら働くことが出来ています。

 

ただ裁量権や自由度がある分、“物事を考える力”の必要性をひしひしと感じています(笑)。基本的に私が行っている業務はウズカレに前例がないので「アイディアを実現するにはどうしたらいいか」「より効率的に行うには何が必要なのか」を常に考えていかなければならないんです。

 

実際、動画作成をお願いしているメンバーの方に対しても分かりやすいようにマニュアルを作成したり、自分なりに色んな対策を行ってきました。

 

ディレクションにしても、受講者の方へのご提案にしても、SNS投稿にしても、まだまだ学ばなければいけないことが山ほどあるので、“自分から調べる力”が求められているなと痛感しています。

 

でも、こんなに色んな業務に携わるチャンスがもらえるのも、成長段階のウズカレならではだなと!これからも愚直にトライ&エラーを重ねながら、成長していきたいと思っています。

仕事を通じて記憶に残っている印象的なコトについて

初めての動画編集で“挫折した経験”が今の原動力に

ウズカレにアシスタントとして入社した直後、最初に担当した「動画編集業務」が1番印象に残っています。

 

1時間30分の動画素材を30分にまとめる編集業務だったのですが、なんと完成させるまでに約1ヶ月もかかってしまいまして……(笑)。

 

本当に未経験からの業務だったので、動画編集ソフトの操作もわからなければ、動画素材を見てもカット場所の見当もつかない。テロップや装飾の入れ方も、何もかもが出来なかったんです。

 

結局半泣きになりながらも、当時の上司に手伝ってもらい無事に完成させることが出来ましたが、自分のスキル不足を痛感した出来事でしたね。業務に時間をかけすぎている自覚もありましたし、自分だけで業務を完結出来なかったことがすごく悔しくて。

 

でも、この悔しい経験のおかげで、本やネットを通して自分で知識を身につける意識が芽生えました。何より「業務を完遂すること」に対して、良い意味での執着や責任を持てるようになったと思います。

 

これからも自分自身のスキルを磨きながら初心を忘れず、真摯に業務に向き合っていけたらと思っています。

UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)の教材コンテンツ制作として大事にしているコト

現場の声を尊重して「働きやすい環境」を作っていきたい

教材コンテンツ制作では、リモート勤務をしているメンバーの方に携わっていただくことが多いので、皆さんからチャットでご連絡をいただいた時は「即レスする」ことを意識しています。

 

業務に関するご質問をいただいた時点で、恐らくメンバーの方は業務を進めにくい、もしくは進められない状況にあると思うんです。

 

そんな状況下で私の返信が遅いと、スタッフの方の貴重な作業時間をより奪ってしまうことになり兼ねません。なのでご質問をいただいた時には、迅速かつ明確にご返信することを心がけています。

 

また、オンライン上で直接お話しした方が有益だなと思った際は、Google Meetなどでミーティングを実施することもあります。チャットだと伝えにくい場合もありますし、顔を合わせて話せば今後も相談しやすくなると思うので、臨機応変な対応を意識していけたらなと。

 

加えて、業務を行っていただく上で、働き方や業務フローについてメンバーの方のご意見を伺うことも大切にしています。

 

実際に現場で働いている方の感覚ややりやすさが、私はとても大事だと思っているんです。なので率直なご意見をいただいたり、ご相談させてもらうことで、ポジションや部署に関係なく「皆にとって働きやすい環境」を作ってけたらなと。

 

日頃の感謝や思いを伝えながら働きやすい環境を整え、1人でも多くの方に「ウズカレで働いて良かった」と思っていただけたら嬉しい限りです。

働く上での意気込み

「私にしか出来ない業務」を見つけられたら

今後は自分なりの「突出した何か」を身につけたいと思っています。

 

今は幅広い業務を任せていただけるとてもありがたい環境なのですが、私自身まだまだスキルも実力も足りていません。

 

だからこそ、オールマイティに業務をこなせる力は伸ばしつつ、“須田さんといえばこれだよね”と言ってもらえるような「何かがある人・何かを任せてもらえる人」になりたいんです。

 

対応出来る業務の幅は広げつつ自分の強みとなるスキルも持てたら、それは私の武器と自信になりますし、将来的に自分の選択肢を広げることにも繋がると思っています。

 

「私にしか出来ない業務」「私だから出来る業務」をこれから見つけて、磨いていきたいです。

この記事を書いた人

UZUZ COLLEGE編集部 

UZUZ COLLEGE編集部です。就活情報やUZUZ COLLEGEの最新情報を定期的に発信していきます。