UZUZ COLLEGE Presented by UZUZ
Presented by
営業ってどんな仕事?正社員未経験者が無料で参加できる営業研修3選!
2018年09月28日

ビジネスの基本は営業です。モノ・サービスを売る場合、まず営業しなければ売れないし利益も生まれませんし、営業部署のない会社は存在しません。つまり営業力のある人はどんな会社でもやっていけます。営業は採用枠も多いため未経験でも採用してもらえます。しかし営業がどういう仕事なのかをよく理解しないまま営業職を希望するのはお勧めできません。
営業の基礎知識を独学で勉強するのももちろん自己啓発になりますが、最近では無料で受けることのできる営業向けの研修・セミナーも存在します。そこで今回は営業についてだけではなく、企業が実施している営業の研修についてご紹介したいと思います。
営業ってそもそもどんな仕事?

営業とは、顧客にモノ・サービスなどの価値を提供し、お互いに有益をもたらすことです。営業とひとくくりに言ってもその仕事内容はそれぞれです。営業は扱う商品、顧客対象、販売ルートの特徴で3つに大きく分類することができます。
1:扱う商品
扱う商品が有形か無形かに分けられます。電化製品、食品、薬などメーカーは有形商品を扱いますね。人材、広告、コンサルティング、ITシステムは無形商品です。
扱う商品によって営業スタイルも異なってきます。有形の場合は“実際に試してもらう”ことも可能で、営業は主に「提案」が中心となります。無形の場合はまず相手のニーズを聞き出す“ヒアリング”からのスタートになります。
広告会社の場合は顧客のヒアリングをしてCMを提案する、ITシステム会社の場合は顧客のシステム問題を聞いて、解決できるシステム・ソフトを提案する、といったところです。営業スタイルは「企画提案型」です。
2:顧客対象
顧客対象が法人か個人か、ということです。「B to B」「B to C」という呼び方もします。BはBusiness, CはCustomerです。一般的には法人営業の方が難易度が高いと言われています。なぜなら法人は規模が大きいからです。例えば生命保険の営業の場合、個人で契約するのと法人で契約するのとでは加入者の数が圧倒的に違いますよね。銀行の営業も同じです。
3:販売ルート
既存ルートと新規開拓営業に大きく分かれます。既存ルートの営業は信頼関係を保ち、売上を維持・または上げるために行います。新商品が発売された場合は既存ルートにも営業をかけます。
新規開拓営業はいわゆる“飛び込み営業”です。一番きついイメージですよね。しかし会社は新規顧客を増やさない限り、大きな成長は見込めません。そういう意味では新規開拓営業が非常に重要であることはお分かりいただけるでしょう。
一般的な営業はこれらが組み合わさります。商品も顧客もルートも会社によって特徴があり全く違います。これが営業の難しいところです。
営業の研修ってどんなことをするの?

続いて実際に行われている営業の研修ではどんなことが実施されているのでしょうか。営業人材育成の専門コンサルティング会社の営業研修のカリキュラムついていくつか例を挙げました。
- 営業フレーム(アプローチ~訪問~ヒアリング~提案~クロージング)をプロセスごとに分けて営業ポイントを説明
- 会社に合わせて営業スキルの標準化、セールストークの向上
- 営業模試を実施し課題や弱点を見つける
- 自ら考え、行動できるようになる営業マンを育てるための研修
- ロジカルシンキング、プレゼンテーション研修
ただしこれらの研修は基本的には法人向けの研修で、もちろん有料であり個人で受けることはできません。参加はできませんが、今営業職に求められていること、営業スキルにつながる有益なコラムなども載っているサイトもありますので調べてみてください。
では未経験で営業を目指したい人向けの無料で、個人で参加できる営業研修はあるのでしょうか。
無料で営業研修を行っている企業3選

無料の研修は転職エージェントが実施しています。
DODA
転職エージェント、株式会社インテリジェンスが営業向けにいくつか無料のセミナーを開催しています。
PASONA
ビジネスコミュニケーションなどの研修を実施。その他にもEラーニングでスキルアップを図れます。
Adecco
スキルアップサポートの中でビジネスマナー講座、貿易講座、英語講座などを提供しています。
上記以外にも営業スキルを無料で学べる方法があります。それは“会場費のかかる場所での無料セミナーに参加すること”です。株でも不動産でも構いません。
会場費のかかる場所での無料のセミナーの開催は、運営会社側は大赤字です。しかも参加する人は無料で参加しているのでお金を払うつもりで来ていません。しかし利益を見込めるからセミナーを開催しているわけで、その営業力は実際に見る価値があります。
無料で参加しているお客に対し営業マンがどのようにアプローチして買う気にさせるか、観察し真似ることは営業スキルを学ぶ上で非常に勉強になるでしょう。
また、時間があるのであれば営業ができるアルバイトに挑戦してみるのも良い経験につながります。面接のときにも1つのアピールポイントになるでしょう。アルバイトとはいえ、簡単な研修があり、営業マニュアルも目にすることができると思います。
最後に
未経験から営業職に就きたいのであれば、まずは独学、研修やセミナーで基礎知識を身につけること、さらに体験・経験することをおすすめします。入社後のミスマッチを減らし、即戦力になれるよう是非頑張ってください。