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いざ、正社員で未経験分野へ!面接ノウハウ教えます!既卒・第二新卒が事前にチェックしておくべき3つの想定質問
2020年07月14日

目次
未経験職・分野への転職では、面接ノウハウをしっかり身につけてから臨むことが転職成功のカギとなります。特に、既卒・第二新卒は、あれこれ突っ込んだ質問を投げかけられることもあります。そのため、事前に質問を想定しておき、回答に矛盾が生じたり、論理が崩れてしまったりしないよう心がけておくようにしなければなりません。
今回は未経験分野へ挑戦する方向けに、想定質問や模範的な回答から面接ノウハウをまとめてご紹介します。
未経験者の面接で見られているポイント

未経験者を採用する面接で見られているポイントは、「誠意」や「熱意」です。特に、第二新卒や既卒の場合には、これまでの経験があまりないことは面接官にもわかっているため、「誠意」や「熱意」を重視して見られていると考えておきましょう。
「誠意」や「熱意」は、「自分自身を見つめなおし、今後どうしていくかをしっかり考えられているか」という点から見られています。経験が浅いとはいえ、それまでに過ごしてきた「時間」「経験」は0ではありません。そのなかで、「どんなことをしてきたのか」はしっかり話せるようになっておきましょう。
また、「今後どうしていきたいと思っているのか」もチェックポイントとなっています。未経験職の場合、仕事の内容は未知のものかもしれませんが、応募したからには、「何かやりたいこと」があるはずです。その点を言葉で表せるよう、事前に考えを深めておくと、面接当日に落ち着いて対応ができるようになるので、しっかり対策をしておきましょう。
想定質問1:これまでに仕事での成功体験/失敗経験はありますか?

第二新卒としての転職の場合、転職までの期間が数カ月〜数年と短いため、仕事での成功体験や失敗経験は少ないかもしれません。しかし、どんなに短くとも、そのなかでの成功と考えられることや失敗経験はあるはずです。小さなことでもいいので、しっかり話せるようにピックアップしておきましょう。
質問の意図
「どんな成功/失敗をしたのか」ということは、特に注目されていません。「その時にどうしたか」「今後にどう活かされるか」を引き出すための質問だと考えておくといいでしょう。
第二新卒であれば大きな成功体験がないケースが多いことも、新人であれば大小さまざまな失敗をしているであろうことも面接官はわかっています。そのうえで聞かれるこの質問では、日々の業務や小さな成功・ミスからどのくらい学べるのかという「意欲」や「向上心」を見られているため、しっかり回答することが大切です。
模範的な回答例
「大きな成功とはいえませんが、営業研修の一環として就いていたお客様窓口の業務で、お客様から「助かったわ、ありがとう」という言葉をいただいたことです。商品の使い方がわからずに困っていらしたお客様に丁寧に使い方をご説明したときにかけられた言葉でした。このときに『人の役に立てた』ことが嬉しく感じ、それから『人の役に立つ仕事がしたい』と強く思うようになりました」
「はじめてディレクションを任された案件で、工期を短く設定しすぎるという失敗をしました。カンタンな案件だと早合点し工期を設定したため、結果的に最終納期に間に合わなくなる、という事態に陥ってしまったのです。その時は、クライアント様にしっかりと謝り、現実的な最終納期を再度お伝えして、周りに助けられる形で納めることができました。
自身の能力を過信したことや人に頼らず1人でなんとかしようとしてしまったことが最大のミスだったと考え、落ち着いて冷静に判断することや1人で抱えこまずに仕事を割り振ることの大切さを学びました」
ポイント
成功体験はできるだけ、応募動機につながるようなものをピックアップしておくとよいでしょう。もし、応募動機につながるようなものがないときには、無理に創作せず、成功体験とそこから得たものを伝えるようにすれば問題ありません。
失敗経験は、失敗した内容を端的に伝え、そこから学んだこと、これからにどう生かされていくのかを中心に回答しましょう。
想定質問2:どうして未経験の職種/業種に応募しようと思ったのですか?

未経験の職種や業種への応募動機は、ほぼ必ず聞かれる質問です。もちろん「なんとなく」では通らないので、明確な理由づけを自分自身のなかでまとめておきましょう。
質問の意図
純粋にどうして未経験の職種・業種のなかから選んで応募してきているのかを聞きたいというのもありますが、応募動機も答えられないようでは、仕事をするうえで支障をきたす可能性が高くなるためもあります。
イメージだけで応募してきていると、実際に仕事を開始してから「こんなはずではなかった」とすぐに辞めてしまうことがあり、採用側の責任問題にも発展することがあります。特に、第二新卒や既卒では「すぐに辞めてしまうのでは」という懸念が大きいため、じっくり聞かれることが多い質問です。
模範的な回答
(社内システムエンジニアから営業職の場合)
「もともとは、社内SEとして働いていましたが、仕事をするなかで、頼まれごとをする機会や先回りしてトラブルになりそうなポイントを解決することもありました。
人と接することはあまり得意ではないと思っていたのですが、社内SEとしてさまざまな部署の方と接する機会が増え、人と接することの楽しさやお礼を言われたときの達成感や嬉しさを感じるようになり、接客や営業の仕事に興味をもちはじめました。
御社の営業職は提案営業が基本と伺っております。相手のことを考え、必要なものを提案する営業スタイルはまさに今私が目指していきたいものだと思い、応募をさせていただきました」
ポイント
未経験職種・業種への応募の場合は、以前の仕事ではどうだったのか、どうして同じ職種ではなく未知の領域へ飛び込みたいのかという理由が明確に伝わるような回答がベストです。このときに注意したいのが、マイナス思考にならないようにすることです。
「以前の仕事が自分に合わなかったため、消去法で未経験でもこちらの職種・業種のほうがいいと思った」という応募動機では、マイナスイメージにつながってしまいます。
「以前の仕事は、勤めてみたら◯◯な自分には△△を理由に合わないと感じた。自分自身を見つめなおしたときに✕✕な仕事が向いていると気付き、未経験分野だが挑戦してみようと思った」と冷静な意見とともに前向きな応募動機になるよう心がけましょう。
想定質問3:あなた自身に今、必要なことはなんだと思いますか?

「課題」という言葉が使われることもありますが、「現状で足りないスキルや経験をどうカバーしていくか」が聞かれる質問です。第二新卒や既卒の場合、どうしても経験は浅く、スキルも高くないことがほとんどです。そのなかで未経験分野に飛び込むためには何が自分に足りないのかをしっかり把握しておくようにしましょう。
質問の意図
知識や経験が足りないことは面接官もわかっています。前向きに取り組む姿勢やチャンレジ精神を確認する質問が「課題」や「必要なこと」を問うものです。「◯◯が自分自身に足りないところで、必要な部分。こうしてその部分を補いながら、どうなっていきたい」と分析と今後の取組について回答できるように対策しておくのがおすすめです。
模範的な回答
「未経験分野ですので、まずは学ぶことが優先だと思っています。前職での◯◯の経験やスキルは、御社での業務において、△△という形で取り入れられるものですので、それも踏まえてステップアップしていきたいです。現在は、業務にスムーズに入れるよう、✕✕について学んでいます」
ポイント
応募時点で、自分自身の課題を洗い出しておくことがポイントです。さらに、その分野の勉強をスタートさせておくと、未経験であっても即戦力として活躍できる可能性が広がり、前向きに取り組む姿勢やチャレンジ精神を証明することもできます。
事前に勉強を進めておきたいときには、ウズウズカレッジがおすすめです。
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未経験職の面接ノウハウ
未経験職への転職の場合、面接時にはさまざまな質問で深く突っ込まれることがあります。そのときに、別の質問で答えたことと矛盾する回答をしてしまったり、1つの回答のなかでも論理が破綻してしまったりすると、いい印象を与えることは難しくなってしまいます。
たとえ短くてもこれまでの仕事経験を振り返り、自分自身の棚卸しをしておくことが重要です。これまで得たものとキャリアプランも含めてこれからの課題を明確にしておき、どんな質問がきても、堂々と語れるようにしておくようにしましょう。
想定質問をいくつも作っておき、それぞれへの回答を「矛盾はないか」「論理的か」の2点に留意しながら考えておくと、自信をもって面接に臨むことができます。心配なときほど、自信をもてるまで自分を見つめ直して、ブレない軸を作り上げておくのがおすすめです。
まとめ
未経験分野へ挑戦するときの面接は、未知の領域に単身乗り込むような気持ちになるため、不安も大きいものです。しかし、挑戦しようと思ったその意欲を忘れずに、堂々と語ることができれば、未経験分野への転職面接であってもうまくいくはずです。
面接ノウハウをもとに、あなたなりの回答例をしっかり考えてから面接に臨むようにしましょう!